応援コメント

第二十五条 友情」への応援コメント

  •  今回は結婚が順調に進んでいる印象でした。


     始めに鳩さんが登場しました。
     前々作と同じ鳩さんだったでしょうか? でも、以前に登場した鳥さんは、鳩さんでもない別の鳥さんだったでしょうか?

     でも、もし同じ個体の鳩さんなら、お元気で何よりです。

     その鳩のサンドリヨンさん、女の子とあって、ちょっと納得しました。

     公園や路上にて、鳩が鳩を追いかけている光景をよく目にします。私は鳩に詳しくありませんが、おそらく、オスの鳩が美メスの鳩を追いかけているんだと思っています。
     そうなんです。オスはメスを追いかけるので忙しいんです。なので、ビアンカさんのお使いなんて、やっている暇は無いように思いました。

     なので、サンドリヨンさんが女の子とあり、納得しました。


     そのサンドリヨンさんは、アナさんが鳩笛を吹けば飛んできてくれる。

     なんて、ロマンチックなんでしょう。

     アナさんとビアンカさんは女性同士ですが、なぜかそんな風に感じました。
     思わず、桜田淳子さんの代表曲を思い出してしまいました(古っ!)。笛で呼ぶとかありませんし、手紙も運びませんし、鳥の色も違いますが……。フッと出ました。

     それはさておき、アナさんからも発信ができるとは、双方向通信のようで、この時代には先進的と思いました。

     ビアンカさんがそこまで気を使う。大きな出来事を予見してしまいそうです。



     主寝室が出てきました。
     始めから2部屋あるようです。親としては、1部屋にして早く孫を見たいと思うところかも知れませんが、貴族には色々と事情があるのだろうと察しました。

     主寝室があるのですから、副寝室もいくつかあるのでしょう。そちらは1部屋ずつかも知れませんね。

     アナさんが寝室の改装は不要と思ったけど、言えなかったところに、キャラを感じました。大変彼女らしかったです。


     2歳のダニエルさんがアナさんの母性をくすぐっているようです。女性にとっては嬉しい効果のように思いました。子供はかわいいです!

     それに、結婚が順調に進んでいることを表現するのにも効果があるようでした。計算され、いい位置に挿入されたエピソードと思いました。


     そして、婚約披露の晩餐会、アナさんのお父さんは逃げましたね。こちらもキャラを感じました。人と会いたがらない。芸術家らしいと思いました。


     ただ、作品の枠外に『波乱の』とありました。興味を惹かれます。騎士の大会で会った、あのマチルダさんと関係があるのでしょうか?



    作者からの返信

     はい、ビアンカのお友達の鳩サンドリヨンの登場です! 第一作では鳥と言えばビアンカが遠くの実家に文を送るのに大型の鳥(鳥の種類は明記せず)を使いにやっていましたね。それから百羽ほどの白鳩さん達が結婚を祝いに大聖堂に集まっていました。第二作ではアメリが襲撃された時にいち早くビアンカに知らせた大鷲くんがいました。

     サンドリヨンは雌ですが、次作では雄の鳩も出てきます。彼は美鳩を追いかけて寄り道などせず、忠実に働く頼りになる子です。

     クック、クック、クック、クック〜とても懐かしいですね!

     ビアンカは白魔術でサンドリヨンと意思の疎通ができます。賢いサンドリヨンはビアンカ以外の人が言っていることも分かるようです。アナは笛でサンドリヨンを呼び、文を送ることができるのです。携帯も電話もない世の中ですから、かなり便利ですね。

     お貴族さまは結婚しても夫婦それぞれが寝室を持っているということですね。とりあえずルクレール家ではそんな造りになっているようです。アナは部屋の大改装は行わず、壁紙だけを自分の好きな色に変えてもらいました。これからずっと住むのですからこの位はしてもいいでしょう。

     フロレンスの子供ナタニエルはジェレミーそっくりでとても可愛いのです。アナの母性本能が疼くのも分かります。このエピソードはアナにも友人が何人か出来たということを示すためだけでなく、フロレンスとナタニエルがもっともっと後で出てくるその導入部分です。

     アナパパは領地で芸術を極めるのに忙しいようです。王都のような賑やかな所に出て来るのは苦手な人です。

     晩餐会では一波乱も二波乱も起きます。お楽しみに!

  • 結婚に向けて順調に準備が進んでいますが、肝心のアナとジェレミーの仲はまだあまり進展していませんね。
    ニッキーだったら少しずつ進展して行ってるように見えるのですが。

    作者からの返信

    ジェレミーのベクトルは完全にニッキーに向いてますからねぇ。アナのことは形だけの婚約者として見ているだけです。

    ところで、ただ今無月さまの数ある作品の中で「シンデレラとカボチャの煮付け」を読んでいますが、読むきっかけになったのは私のこの作品にも鳩の灰被り姫が出てくるからです。他二作のシンデレラも次に読みますね。

    うちのサンドリヨンはこの後ちょくちょく出てきて活躍します。

    編集済