初めまして、和泉ユウキと申します。
この度は、自主企画に参加して下さりありがとうございました!
遅くなりましたが、読ませて頂きました。
最初、シリーズの三番目、ということで。
い、いちばんめー!と思いながらも、未読でも大丈夫ということで読ませて頂きました。
健気なアナさんが、可愛いです……!
お父さんが実際にどういう性格をしているのか分からないのですが、可愛くて健気な子供のことを考えて、何とかしてくれ、と悪態を吐いてしまいました(苦笑)。
そして、近衛の騎士様、どっちでも良いのか……!(笑)
でも、アナさんだから良いのですよね、きっと。
しかも、女嫌いなのに、アナさんを見ても大丈夫とか……!何というときめき。悶えます。
そして、言葉を知らないアナさんが、猛烈に可愛かったです。
本当にお嬢様育ちという感じですが、色々背負い過ぎて心配になります。
あと、ジェレミーさん側の執事さんとか、最高です。
こういうキャラ、好きです……!
しかし、アナさんが考えて持ちかけた契約は、後々かなり苦しいことになりそうですね……。今からはらはらします。
先が気になるのですが、前のシリーズのキャラがぼんぼん出て来ているようで!
き、気になります……!
取り敢えず、このお話を読み終わってから、他のシリーズも読ませて頂こうと思います。
じれったいのもラブラブなのも大好きなので、今から楽しみです。
そして、この場ではありますが、こちらの作品も読んで下さりありがとうございました!
もっと早く伺いたいと思っていたのですが、こんなに遅くなってしまいました。
企画に参加して頂き、本当にありがとうございます!
終わり次第、また読みに伺わせて頂きます。
作者からの返信
和泉ユウキさま
私の作品をお読みいただき、そして丁寧に感想をありがとうございます。良くは覚えていないのですが、この作品で参加したのは多分自主企画に参加しようとした時にシリーズ第一作はもう自主企画三つ参加中だったからだと思います。
この第三作は私も大のお気に入りです。アナはこの作品が本格登場になるのですが、彼女の性格などは一旦考え付くと割と簡単に私の中で出来上がっていきました。一生懸命で可愛いですよね。
アナのお父さまも憎めない人ではあるのです。少々浮世離れしているというか、芸術家肌で人の上に立って領地を経営していくには向いていないのです。そのせいでアナが非常に苦労していて、アナパパのおかげでこの物語が成立しているのですね。
さて、最初はニッキーとしてジェレミーに出会ったアナなのです。飲み屋で働くにしては少々世間知らずです、危なっかしいですね。案の定酔っ払いに絡まれ、ジェレミーには……どっちでもいいと言うジェレミーとのからみは私も書いていてドキドキキュンキュンしていました!
和泉さまのおっしゃる通り、アナとしてこのまま婚約、結婚してしまうと彼女にとっては苦しい日々が始まることになります。ジェレミーもアナには何かを感じているようですが、彼女の正体に気付いていません。
執事のセバスチャン、書いていて楽しいのです。彼はこの後も要所要所で登場し、うだつの上がらない!?ジェレミーさまに渇を入れたり、お尻を引っぱたいたり活躍いたします。本編完結後には彼視点の番外編までありますよ。
シリーズ作、前作までの主要登場人物がほぼ登場するので回を重ねる毎に登場人物が増えているだけなのです。名前など覚えにくいかと思いますが、なるべく分かり易いように書く努力はしているつもりです。ゆっくりでいいので、最後まで読んでいただけたらと思います。
契約完了。婚約なく契約。今のところまだロマンスには発展しませんね。
相手が他の男性ならこうしているうちに次第に本気になるという展開になりそうですが、ジェレミーだと結構な波乱が無いと難しいかもしれませんね。
次回はジェレミーパパママの登場ですか。同時に王妃様のパパママでもあるわけですよね。いったいどんな人達なのだろう?
作者からの返信
ジェレミーと王妃のパパ、アルノー・ルクレール侯爵は昔から王妃さまとジェレミーに手を焼いていて時々胃を痛めている気の毒な方です。方やママのテレーズさまはお淑やかで可愛らしい貴婦人です。第一作と第二作にもちらほらと登場されていました。
ジェレミーの電撃婚約?にお二人はどんな反応を示されるでしょうか。
『アナはニッキーがキスされたあの日のことを思い出し、少し切なくなった』の部分に、心が揺れました。グッと、涙を堪えました。
目の前で契約のために冷たく動くジェレミーさんの唇が、あの時、優しく額に触れた温かみが溢れていた唇なのです。
その時の柔らかくも優しい感覚が、愛のない契約によって上塗りされていくような寂しさを感じました。
悲しいですね。切ないですね。
でも、『少々惨めな気持ちになりながらも、努めて冷静に』とあるように、切なさや悲しさを顔に出せない。
20歳そこそこの女の子には、かなりきつかったことでしょう。
過去の体験と現在を結びつける、合間妹子様の情緒溢れる感覚に、敬意を覚えました。
そして、アナさんは服・身なりのために、食事の誘いも断らざるを得ませんでした。
一般の家庭なら、そこまで考える必要はないと思いますが、貴族という格式の上では重要なことと思います。
その格差も切ないです。
伯母さんの流行遅れとなった服を、手直しして着るくらいしかできない。
不憫・かわいそうが、アナさんに負んぶして離れない感じが、追い討ちをかけています。
最後に出た伯母さんの言葉にあるとおり、自身に甘えを許さないアナさんの厳しさに、健気さも感じました。
アナさんを応援してあげたい気持ちが、もっと高まりました。
前回の応援コメントにいただいた返信についてです。
返信をありがとうございました。
番外編で、セバスチャンさん視点のお話があるとあり、微笑ましくなり吹き出してしまいました。
そこまで、思い入れがあるキャラだったんですね。
ニンマリしながら、期待しております。
作者からの返信
ジェレミーを訪ねて自分を売り込む前回とこの回は特に私も書いていて切なくて悲しかったですね。アナが憐れでしょうがありませんでした。
アナの切なく苦しい日々が始まります。亜逢さまのおっしゃるとおり、特にニッキーに対するジェレミーの温度差が大きくてやりきれないですね。
それでもアナは領地の復興の為に自分を犠牲にし、感情を押し殺してジェレミーとの契約を取り付けます。
そして今度はジェレミーの両親との対面という試練です。アナは今度は何を着て行けばいいのか悩みます。アナの伯母さんも、アナを応援したいのは山々です。でもアナは既に居候の身、しかも伯父からの借金も返せていない状態で、これ以上の援助をしてもらうことを良しとはしません。
ジェレミーの両親は前作でも出てきました、割に気さくな方々です。アナは彼らに良い印象を与えられればいいですね。