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2019年3月11日 08:16
さすが、ジェレミーさんです。矢継ぎ早に厳しいことをアナさんに言っています。 無遠慮な点が彼らしく、いいキャラが出ていたと思いました。 合間妹子様には良くお考えで、ジェレミーさんは、相手がアナさんでなくてもいいと言っています。 まことに、その通りで、提案だけを採用して、別の女性でもいいわけです。 その方が、経済的にも問題が少ないはずですよね。 そこに気付いて、きちんと、ジェレミーさんが指摘している点に、合間妹子様の優れた一面を見ました。(多面的に事象をとらえていらっしゃると思いました) しかしながら、ジェレミーさんはアナさんの提案を了承しました。 その理由は、はっきりとここには書かれておりませんが、跡継ぎを産むついて、人工的な方法までも、20歳そこそこの女性が口にしたことにあると思いました。 アナさんが恥ずかしいことを、真面目に言ってのけた点を、ジェレミーさんが気に入ったように思いました。 実際に、会って2度目の女性が、現世で言えば女子大生の年齢の女性が、『採取した子種を筒の様な器で女性の体に挿入する』などと言うなんて、普通の男性でしたら、引くことでしょう。 それを笑い飛ばすというのも、ジェレミーさんの視点や好み(女性の好みと言うより、人間の好み)が、普通の男性とは違うところにあるのだろうと感じました。 そんな覚悟も含めて、アナさんを気に入って、了承したように思いました。 そして、今回はセバスチャンさんの存在が大きかったようでした。 単なる執事ではなく、ジェレミーさんの教育係も努めていたように受け取れました。 あのジェレミーさんに、頭が上がらない人物がいたのか、と意外な一面を見ました。 セバスチャンさんあっての、ルクレール侯爵家である。と感じてしまうくらいの存在感でした。 こんな強烈なキャラが、これまで隠れていたなんて、少々もったいなかったように思いました。(もっと早くから、以前の作品から、登場していても、おかしくないキャラでした)
作者からの返信
亜逢さま、コメントありがとうございます。 アナが考えた契約内容ですが、作者の私も結構考えさせられたのですね。あまりに不自然で突拍子もないこの二人の組み合わせです。アナ側にしか有利な点がない契約ではジェレミーをうんと言わせられないだろうということです。 この回ではジェレミーに何をどう言わせようか、書く時に時間を取られました。ジェレミーにしては急に降って湧いた話ですから、彼は別に乗らなくても別にいいのです。 ジェレミーは淡々と事務的に契約内容を説明するアナが形だけの妻として感情抜きで上手く振る舞ってくれるだろうということを見越していたのではないでしょうか。それに彼女には嫌悪感も感じないようですから、彼は。彼女がニッキーであるということにはまだ気付いてはいませんが、嫌悪感を感じないのも当然ですね。 ジェレミーも結構強烈な性格の人です。前作ではアメリ相手にセクハラ発言に下ネタのオンパレードでした。基本下ネタ大好き男です、彼は。アナが人工的に跡継ぎを……なんてことを真面目な顔で言い出した時には笑ってしまったのですね。 セバスチャン氏は第一作の番外編で少しだけ出てきました。王妃やジェレミーを叱り飛ばせる数少ない人物であるという記載も少しありました。他に彼らを叱るキャラはリゼット女官長に王妃付き侍女のレベッカさんです。 前作まではルクレール家での場面が少なかったですからセバスチャン氏の登場もなかなか機会がありませんでした。第二作ではアメリがドレスの採寸に訪れる場面だけでした。その時はジェレミーの強烈さを前面に出したかったので、セバスチャン氏は残念ながら出てきませんでした。 今作ではセバスチャン氏は大活躍します、ご期待ください。主にジェレミーに喝を入れる彼ですが、アナの恋路を応援してくれる強い味方になります。完結後には彼視点の番外編まであります。
2018年5月9日 20:01
ジェレミー様にまさかの恋の予感!セバスチャン、レッドライスを(お赤飯)用意しましょう。実際会話を聞くと色気は全くと言っていいほど無いですけどね。ですがアナが憧れの人だと言わなかったのは正解かも。今言ったら警戒されて破談なんて事にもなりかねないですし。
むむむ、恋と呼ぶにはほど遠いこの状況。何のドキドキもトキメキもありませんね。お赤飯を炊く気分でもないですよねー。しかし、出会いからして飲み屋前という、ちょっと違う切り口で攻めるアナさん、話がまとまるかも!?
さすが、ジェレミーさんです。矢継ぎ早に厳しいことをアナさんに言っています。
無遠慮な点が彼らしく、いいキャラが出ていたと思いました。
合間妹子様には良くお考えで、ジェレミーさんは、相手がアナさんでなくてもいいと言っています。
まことに、その通りで、提案だけを採用して、別の女性でもいいわけです。
その方が、経済的にも問題が少ないはずですよね。
そこに気付いて、きちんと、ジェレミーさんが指摘している点に、合間妹子様の優れた一面を見ました。(多面的に事象をとらえていらっしゃると思いました)
しかしながら、ジェレミーさんはアナさんの提案を了承しました。
その理由は、はっきりとここには書かれておりませんが、跡継ぎを産むついて、人工的な方法までも、20歳そこそこの女性が口にしたことにあると思いました。
アナさんが恥ずかしいことを、真面目に言ってのけた点を、ジェレミーさんが気に入ったように思いました。
実際に、会って2度目の女性が、現世で言えば女子大生の年齢の女性が、『採取した子種を筒の様な器で女性の体に挿入する』などと言うなんて、普通の男性でしたら、引くことでしょう。
それを笑い飛ばすというのも、ジェレミーさんの視点や好み(女性の好みと言うより、人間の好み)が、普通の男性とは違うところにあるのだろうと感じました。
そんな覚悟も含めて、アナさんを気に入って、了承したように思いました。
そして、今回はセバスチャンさんの存在が大きかったようでした。
単なる執事ではなく、ジェレミーさんの教育係も努めていたように受け取れました。
あのジェレミーさんに、頭が上がらない人物がいたのか、と意外な一面を見ました。
セバスチャンさんあっての、ルクレール侯爵家である。と感じてしまうくらいの存在感でした。
こんな強烈なキャラが、これまで隠れていたなんて、少々もったいなかったように思いました。(もっと早くから、以前の作品から、登場していても、おかしくないキャラでした)
作者からの返信
亜逢さま、コメントありがとうございます。
アナが考えた契約内容ですが、作者の私も結構考えさせられたのですね。あまりに不自然で突拍子もないこの二人の組み合わせです。アナ側にしか有利な点がない契約ではジェレミーをうんと言わせられないだろうということです。
この回ではジェレミーに何をどう言わせようか、書く時に時間を取られました。ジェレミーにしては急に降って湧いた話ですから、彼は別に乗らなくても別にいいのです。
ジェレミーは淡々と事務的に契約内容を説明するアナが形だけの妻として感情抜きで上手く振る舞ってくれるだろうということを見越していたのではないでしょうか。それに彼女には嫌悪感も感じないようですから、彼は。彼女がニッキーであるということにはまだ気付いてはいませんが、嫌悪感を感じないのも当然ですね。
ジェレミーも結構強烈な性格の人です。前作ではアメリ相手にセクハラ発言に下ネタのオンパレードでした。基本下ネタ大好き男です、彼は。アナが人工的に跡継ぎを……なんてことを真面目な顔で言い出した時には笑ってしまったのですね。
セバスチャン氏は第一作の番外編で少しだけ出てきました。王妃やジェレミーを叱り飛ばせる数少ない人物であるという記載も少しありました。他に彼らを叱るキャラはリゼット女官長に王妃付き侍女のレベッカさんです。
前作まではルクレール家での場面が少なかったですからセバスチャン氏の登場もなかなか機会がありませんでした。第二作ではアメリがドレスの採寸に訪れる場面だけでした。その時はジェレミーの強烈さを前面に出したかったので、セバスチャン氏は残念ながら出てきませんでした。
今作ではセバスチャン氏は大活躍します、ご期待ください。主にジェレミーに喝を入れる彼ですが、アナの恋路を応援してくれる強い味方になります。完結後には彼視点の番外編まであります。