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ハッ! そうでしたか!
ジェレミーさんでしたか!
あまり構えていなかったので、全く気づきませんでした。
今回、ずうずうしくも店の奥の控室兼倉庫まで、やってきたことに、ちょっと違和感がありましたが、納得がいきました。
そして、両刀使いにも納得でした。
女性に興味がないわけでもない、みたな感じで前作にあったと記憶しております。そんなニュアンスと受け取れそうと思いました。
性別を越えた個人を重視していて、近づきたいのは、男女関係なくその人(ここではニッキーさん)なのかも知れません。
ただ、ニッキーさんが、女性かもって気持ちもあったようでしたね。
やはり、見る人が見れば、男装と疑いたくなるようです。
でも、意外でした。ジェレミーさんは、ニッキーさんのような、慣れない酒場で働く健気な人がタイプだったんですね。もっと、自身の相手が務まるくらいの力強いタイプかと思っていました。
その意外性も裏を返された感じで良かったです。
また、前作を知らない人も楽しめる配慮があり、知っていればより面白いという感じに思いました。
ジェレミーさんの名前が出た瞬間も、ジェレミーさんを知らなくても、名前が印象付けられた瞬間だったと思います。
こういう演出、大変勉強になります。
もしかしたら、『今日は王宮で何かの行事でもあった』の行事も、前作にあった行事かも知れませんね。
何だろう? うーん、思いつきません!
作者からの返信
相手役の彼が名乗ったことに驚いて下さったようで何よりです! 実はですね、男主人公がジェレミーだということは一応前作から続けて読んで下さっている読者の皆さまを驚かせたくて、私の中では超重要ネタバレ扱いなのです。(レビューでは彼の名前を明かされている方が多いですけれども……)
まあとにかくですね、亜逢さまが驚いて下さったのでとても嬉しいです! ジェレミーは図々しさの塊のような人ですからね、ニッキーのピンチに駆け付け、飲み屋の奥まで押しかけ、まあ一応最後までフォローしています。
今から申しておきますと、ジェレミーの性的嗜好についてはシリーズ全作を通して私ははっきりとは述べておりません。これからも明らかにするつもりもありません。私自身は特に異性、同性、両性だろうが何だろうが愛は愛だという考えの持ち主なので。
前作の「貴方の隣」の第十話でビアンカが「確かに彼はどんな女性にも素っ気ない態度だけど……うーん、女嫌い? それはちょっと違うと思うのよ……だって……」と言っていました。彼女は人の心が読めたり近未来が見えたりするのでジェレミーのことも他の人よりは知っていたのですね。思い出して下さってありがとうございます。
そうなのです、亜逢さまのおっしゃる通り今の時点ではジェレミーはニッキーが男だろうが女だろうがニッキーその人に惹かれているのですね。
ニッキーは小柄で線の細い少年なので、そもそも素は女の子ですしね、女の子っぽく見えるのもしょうがありません。その辺りが酔っ払いオヤジの好みにも合ってしまったのでしょうか……
ジェレミーがどんなタイプが好きなのか、については少しずつ明らかにされ、物語の最後の方でも語られます。彼は女性に人気がありますが、いつも彼の周りに寄って来るのは女としての魅力に溢れ、自分に自信のある方なのですね。彼はどうもそんなタイプは苦手なようです。前作ではアメリと気が合っていました。彼女は特別で女性なのに普通に会話できる、とジェレミーには友人扱いされるようになっていましたね。
この話の最後、ジェレミーが自分の名前を名乗る場面は私の好きな場面の一つです。前作を読んでいようがいまいが、印象に残るように仕上がって自分でも満足しております。
王宮で何か行事があった、というのはジェレミーに近衛の白い制服を着せる口実です。特に前作でのイベントではありません。この後も要所要所でジェレミーはアナもニッキーも萌え萌え!の制服で登場します。お楽しみに!
やはりお相手はジェレミー様だったんですね!
どうなるのか、続きが楽しみです。
作者からの返信
そうなのです。そうなのです。前作「隣」の最後の方で「ジェレミーはどんな女性と恋に落ちるのでしょう?」と綾束さまにコメント頂いた時に「次作はこのジェレミーさまが主役なんですよぉー!」と一人叫んでおりました。
ジェレミーさま、一筋縄ではいかないお方です。これからどうなるのでしょうか!?
編集済
どっちでもいいか~。ジェレミー、女嫌いなんて噂がありましたけど、これで別の噂が流れるかもしれませんね。
お持ち帰りや送りオオカミ。意味は分からなくても怪しい雰囲気を察することは出来ますよね。
なまじ意味が分からない分、どうなっちゃうのとパニックになっちゃうかもしれませんが。自分も昔似たような事があってオロオロした覚えがあります。
追伸>
似たような状況というのは、酒の席で酔った方から色々触られた末によく意味が分からない事を言われました。意味は分からなくても、怪しい雰囲気と周りの反応からどんなジャンルの言葉かは何となく分かりました。
作者からの返信
ジェレミーさまね、周りの人々がどう言うかなんて関係なく、とにかく我が道を行く方ですから……
無月さまってお持ち帰りや送り狼されそうになったことがあるんですか? あ、それに似たような状況ですか……
私も若い頃は、そんなことも……無かったですね。(遠い眼)
追伸>
そういう意味でしたか。昔の無月さま、お酒の席でひどい目に遭われたのですね。
私の作品でも時々酔っ払いが出てきて無体を働きますが、必ず罰を受けるか、反省して謝罪します。現実の世界では中々そうもいかないですので、せめて小説内だけでも悪がのさばらないようにしませんと。
自主企画に参加していただきありがとうございます。
とりあえず5話まで読ませていただきました。
アナは若いのに苦労してますね。幸せになって欲しい!
というわけで、続きが気になるので、時間が取れ次第また読ませていただきます。
作者からの返信
いとうみことさま
私の作品を早速読んで下さってありがとうございます。コメントまで丁寧に頂けて恐縮です。
実を申しますといとうさまが求めている魔法使いの物語に合っているかどうか少々不安でしたので嬉しいです。続きも良かったらお読み下さい。