第2話
くすんだスクランブル交差点を
今日もみんな抜けていく
うつむいたまま、早足で
この代わり映えしない景色の中に僕はいて
ルーティーンのような毎日に果たして意義はあるのか
冷え切った教室の中で
今日もみんなペンを走らせる
うつむいたまま、考えもせず
この冷たい色の中に僕はいる
コトバを覚え続けることに意味などあるのか
必要なものはなんだろう
きっかけ?それとも覚悟?
この現状をぶち壊せるのか
結局は僕次第なのだ
くすんだ景色を色鮮やかに
冷たい色を暖かなものに
自分なりの考えと自分なりの行動で
自分の世界を変えうるのは
当然ながら自分だけなのだから
従うことも、後に続くことも、
まるっきし間違がったことではない
それでも夢をみたいのならば
先頭をいくしか道はない
僕の世界で僕は自由だ
見えない翼で空さえ飛べる
くすんだ世界が不満なら
冷たい色が不安なら
自分が世界を変えればいい
自分の世界で夢を見れずに
どの世界でそれが叶うのか
自由であれ、自分で在れ
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