異世界チート転生

第6話視察

父との食事でこう言われた

ウィリアムス 今度視察に行って見ないか

どこへですか？

スプラクス大国へだ

何故

お忍びで 監視をしてほしいんだ

今スプラクス大国は身分制度が

厳しく平民への扱いがすごく

残酷だとの報告を受けてな。

分かりました

もし 平民たちに被害が及ぶ

ようでしたらそこで僕が

お止めします

そうしてくれ

ウィリアムス 私のスペシャルナイト

をつけるから お前が皇太子というのがわかるだろう

はい 今すぐ準備しまーす

入学当日

今のところ以上はなしか

今日は宿の人からお話を聞こう

すみませんこの国について書きたいんですが

いいよ

私の名前はアルスだよ

赤毛の美人だ

この国は 子供を殺したり

誘拐したりという噂が立っているんだ

まぁ言うとこの国は最悪だと

誰もが思っているよ。

そうですか

もう寝ます

おやすみなさい

ギィー

アシスくんどう思う？

はい 皇太子

今すぐに素性を明かすべきだと

私は思います。

うんそうだね

もしも子供が痛めつけられそうになったら 素性を明かすよ

視察1日目

学校へ入った瞬間

バチィン

むちで叩かれた

おい平民 そこは僕の席だ

すみません

おいなんだその謝り方は

土下座をしろよ

はぁ何言ってんですか

うるせえな 平民のくせに

ドガ

ドゴ

ドガァン

いて

僕はとっさに教室から出た

皇太子大丈夫ですか

大丈夫だよ

ですが

フラ

ウィリアムスは倒れてしまった

気がつくと

ナイトがいた

大丈夫ですか

大丈夫

骨折もして何が大丈夫ですか

大丈夫だって

素性は 明日の国王 王子巡回の時

明かすよ

巡回の時

国王はどこだろう

その時だった

ひとりの女の子が道に飛び出してしまった

おい平民何国王の道に出ている

むち打ちだー

申し訳ございません

不快は 母親の私がむち打ちを受けます

二人まとめてむち打ちだー

バチィン

ウィリアムが鞭を手で止めた

やめなさい

なんだと

これ以上 我の不快を買うな

我の名は