06 六年生と五年生の繋がり
本日は、二〇一八年六月二十九日金曜日です。
晴れた朝、慣れないお化粧をして、小学校六年生の読み語りに出かけます。
◇◇◇
あとさきになりますが、読み語りの後、読み語りノートが、昨年から導入されたようでしたので、六年生の先生に申し上げると、後で、息子に持たせるとのことでした。
◇◇◇
読む絵本は、こちらです。
題:『いつだってともだち』。
作:
絵:
発行所:偕成社。
発行年月・版:二〇一六年三月・初版。
価格:税別で一千円。
所蔵:地域の図書館。
◇◇◇
<あらすじ>
キツネがオオカミさんと遊びたいのにオオカミさんは、穴掘りに夢中なようで、一緒に遊んでくれなくなりました。
他のイノシシさんもクマさんもどうしてか相手にしてくれません。
キツネの心情とオオカミさんの心の揺れが伝わり、『ともだち』について考えさせられる素晴らしい物語と絵が展開されて行きます。
内容については、深く触れてしまうと、ネタバレをしてしまい、感動も薄くなってしまうといけないので、敢えて伏せさせていただきます。
読み語りノートには細かく書いてあります。
◇◇◇
この本を選んだ理由は、『ともだち』について、良質な感動を私が抱き、伝えたいと思ったからです。
決して肩肘張らずに行きましたが、緊張していました。
名作、『二十四の瞳』ではありませんが、子ども達の影響力はありました。
余談になりますが、私は、教育実習に行って、おやゆびひめみたいと、一緒にお弁当を食べながら言われたりしました。
学校ではありませんが、塾講師や家庭教師をよくしていました。
好きなのですね。
家庭教師先の生徒さんへの悩みを後に結婚する彼に話したのを覚えています。
◇◇◇
読み語りノートには、あまりにもあふれる気持ちを書いてしまうのは、控えるべきだと思いました。
先日、息子が小児内分泌科のある病院へ行った際、一年間で一センチも身長が伸びていないのには、病気の可能性もあるので、検査をすることになりました。
ストレスも大いに関係があるとのことで、小学校四年生がいじめが酷かったとの声に、私は何とも言いようのない気持ちになりました。
いくつかの検査の他、MRIの予約を入れました。
優しいおともだちもいるのだからと、振り切るようにしています。
悩んだ末、事実を描きました。
◇◇◇
<感想>
聞き手も語り手も楽しめる物語と絵にしようと思い、『おれたち、ともだち!』シリーズより選びました。
ぎこちなくなってしまった後の大団円を見て、胸に焼き付けて欲しいと思いました。
緊張して読みましたが、聞いてくれている児童には、私のオーバーな読み方もあってか、届いたでしょうか。
◇◇◇
それに対して、六年生の先生からは、読み語りノートに返信がありました。
子ども達もとても集中して聞いていました。
素敵な時間をありがとうございました。
そして、次回も楽しみにしているとのことでした。
◇◇◇
そして、こちらは、昨年のお話です。
二〇一七年十月二十七日金曜日。
五年生の読み語りノートの続きに書いたものですから、五年生の時の先生の返信も拝見できました。
◇◇◇
その時に読んだ児童書です。
題:『おばあちゃんのおにぎり』
著者:さだまさし
イラスト:東菜奈
◇◇◇
とても素敵な本ですね。
編みぐるみまで用意してくださり感謝の気持ちで一杯です。
そして、先生がご不在のお詫びも書いてくださっていました。
◇◇◇
話は戻ります。
次回、二〇一八年七月十三日金曜日です。
これを書いている内に、明日になってしまいました。
予定している本は、私が物語と絵の両方を書いた本、数冊の内、一冊は決めています。
少々、手製の製本で、糊が剥がれてしまった所は直しました。
本は、創作できるものとの楽しみも感じて欲しいです。
◇◇◇
あれこれ書いておりますが、要求ではなく、一人一人が自由に感じてくだされば、十分だと思います。
六年生シリーズ、六月分は、これにて。
<七月分へ続く>
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