04 いじめのあるクラスに
疲れていても、お仕事はやってくるのだった。
管理組合の集金です。
潔く収めてくださる方。
どこへ逃亡されているのか分からない方。
明日も時間を見て訪問しなければ。
そろそろ、六年生の読み語りです。
ところが、クラスの三名以外の集団で息子はいじめられていた事実があると分かりました。
連絡帳に書いた一言で、学年をあげていじめに取り組んでいただきました。
只今、息子は、骨折治療中です。
だからと言って、読み語りを六、七月と放棄したりしません。
明日にでも、この六年生に読み語りする本を選びたいと思っています。
ちょっと、出遅れてしまいました。
いじめについての学校とのやりとりや、行事の個人面談もあって。
一度、引き受けたのだから、きちんとやりたい。
しかし、明日の私自身の健康状態と、お天気と、集金のうんぬん……。
行き詰った小説は、個人的な問題として。
病院へ行きましたら、今は、色々なことが難しくなっている状態ですと言われました。
下調べをする余裕もなく、病院や子どもの習い事の送迎ばかりで無為に過ごしてしまいましたが、ゆっくりと相応しい本に出合いたいと思います。
もう、本とランデブーしてもいいくらいです。
ここで、教訓めいた本にするか、スカッとする本にするか、喜びに満ちた本にするか、色々と私の妄想が始まっています。
一瞬、そんなことまでされているのに、ボランティアで読み語りに行くことによく分からない気持ちになったこともありました。
病院でも何事も冷静になることも大切ですと教わりましたので、できる範囲で、努めたいと思います。
特に怒っているのではないのですよ。
無力さ……。
人として、親として、そんなものを感じていたのかも知れません。
全てのクラスの子の為に、一人のお母さんとして、本を通じて、親しみたいと思います。
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