第8話 龍の誓い

 生成された魔法は、シャボン玉などではない。薄氷のように澄んだ球体は轟々と暴れ狂う炎を内包している。

 燃える水を思わせる水晶玉は神秘的であり、まさに魔法と呼ぶに相応しい。


「は――――」


 呆けた顔の眼前で、水晶を裂いて火焔が噴き踊る。小さき龍が咆哮し、鼻面に咬みつく。


「あッッッづぁ!?」


 火焔の龍は男の手をリアから引き剥がすようにうねり、吸い寄せられるかのように男の顔面を包み込んだ。





「赤い髪の女の子を見ませんでしたか!?」


 シオンは次から次へと道行く人にリアの行方を尋ねて回る。普段なら恥ずかしさに加えて迷惑じゃないか、と気後きおくれしてしまうが、今はそんな事も言っていられない。


「尋常でない様子ですが、どうされましたかシオン殿」


 声を掛けてきたのは、大きく膨らんだ買い物用の編みカゴ五つを絶妙なバランスで運搬しているナギだった。


「ナギさん、リアを見ませんでしたか?」

「リア殿でしたら、先ほど見かけたばかりに御座います」

「どのあたりですか!?」

「此処より中央広場寄り……シオン殿から見て左側、五本目の路地裏に入ったかと」

「ありがとうございます!」


 礼を言うと同時に走り出し、薄暗い路地裏に入る。

 名前を呼ぶと逆に離れていくのではないか、と思い、シオンは迷路のような道を見渡してリアを探す。

 元来から体力のないシオンは既に激しく息切れしていたが、あの角の先にいるかもしれない、と藁にも縋る思いを繰り返して走り続けた。


「はぁ……っはぁ……一体、どこに――――」

『クソがァッ!!』


 狭い路地裏に怒号が響く。

 普段なら大人しく距離を置くであろうソレに、シオンは胸騒ぎを感じた。


――まさか。


 胸元を掴み、祈りながら走る。

 無関係であってほしい。ただ、そう願い、角を曲がった。

 シオンの目に飛び込んだのは、胸倉を掴まれて壁に押し付けられたリアの姿。相対しているのは、憤怒の形相の男だ。

 リア、と叫びかけて、喉の奥へ音を押し込む。

 脳内で、自身の声が錯綜さくそうする。


――どうしよう。

 誰かを呼ばなきゃ――でもいまからじゃ間に合わない。リアなら自分でもなんとかできるんじゃ……――いや、そんなの無責任だ。

 こうしてる間にも時間が……


 そして、男の拳が強く握られたのを視認した。

 反射的に飛び出しそうになって――足が止まる。


 僕に何ができる。



 僕なんかじゃ、何も。


 腕が大きく引かれた。シオンはまばたきも忘れて、ローブごと自分の太腿ふとももを潰れそうなほど握る。

 この臆病者を、いますぐに殺してしまいたかった。

 そんな時。

 反撃をしようとしないリアの唇が、かすかに動く。


「――――……シオン」


 その手は、龍の鱗を纏っていた。

 でもそれは小さく震えていて。

 リアは殴り返すわけでもなく、名前を呼んだ。


 僕の、名前を。


 足元が爆発したのだと、シオンは思った。

 倒れそうなほど前傾で己を弾いたシオンは、括目かつもくする。


――目を閉じるな。

――逃げるな。

――前を見ろ。


――――救えッ!!


 滾る熱を、魂の叫びをそのままに魔力を回す。身体の熱が全て、開いたに集う。


「フレア――――スフィアァッ!!」





 男の絶叫が狭い路地裏に響き渡る。

 その時、誰よりも驚いていたのはシオン自身だった。

 魔力の量、集束の速さ、そして『フレアスフィア』の完成度。全てにいて、いままでにない調和を感じた。

 感覚が手に残留して意識に空白が生じるが、他ならぬ男の叫び声でシオンは我に返る。


「ッがぁぁぁ!? あつ、熱いぃッ!!」

「――リアッ!」


 男がのたうち回る隙に、シオンがリアの手を掴んで逃げ出す。


「な、なんで――」

「こっちの台詞! 後でみっちり聞かせてもらうから!」


 シオンは辿って来た路地裏の道を駆け抜ける。


「待てテメェらァ!!」


 背後から怒声が飛び、追ってくる足音が響く。機転を利かせて道を塞ぎでもすればいいのだろうが、そんなに都合よく積まれた木箱や立てかけられただけの板は無く、そもそもこんな状況とは縁遠いシオンにそれを考える余裕はない。

 それでも、今のリアを――この手を離してはならないとだけは心に決める。


「手を離さないで!」


 シオンはリアの手をしっかりと握り直し、大通りに出た。

 夕暮れのメインストリートは酒場へ向かう者と帰宅する者の交差でとんでもない人口になっているが、シオンは人波を縫ってとある店にリアを引き入れる。準備中の札を大きく揺らした二枚扉には『ノーライン』の文字。


「いらっしゃ――――どうやら、火急と御見受け致します」


 シオンの様相から事態を察知したのか、店内の掃除をしていたナギがすぐさま二人をバックヤードに通す。

 休憩していた店員たちが「シオンくんじゃん」「どしたん?」と顔を見せ、厨房で料理の仕込みをしていたベリーも騒ぎに気付いて現れる。


「んまッ、二人ともどうしたのそんなに慌てて!」

「べ、ベリー、さ……あの、げほっ」

「まずは落ち着きなさいなシオンちゃん。誰かお水二つ汲んできて!」


 しかし、


「ガキ共を出せ!」


 先に来たのは飲み水ではなく追手だった。


「ナルホド、ね」


 店先の叫び声で事情を悟り、ベリーは疲労困憊ひろうこんぱいの二人に力強い親指と笑顔を見せた。


「任せときなさァい」


 バックヤードを出ると、ナギが相手をしている男の元へゆっくりと大股で向かう。二人は事の行く末が気になり、こっそりと覗き込む。

 出入り口では、ナギが男を妙なテンポの会話に巻き込んでいた。


「落ち着かれよ御客人」

「ガキを出せッつってんだろ!」

「ふむ、短気には小魚がいいと聞きます。煮干しでよろしいか?」

「舐めてんだろテメェ!」

頓狂とんきょうなのはそこまでにしときなさァい」


 ベリーが現れると、店内から「おぉー」と歓声が上がる。早くも呑みに来ていた常連が野次馬として構えているのだ。

 いつも通りマイペースのナギを下げ、わざとらしくため息を吐く。


「あァらヤダ。またアンタ? 昨日もルドマンの裏でピーチクパーチクしてたでしょ」

「どけ、カマ。俺はここに駆け込んだガキ共に用がある」

「残念だけどウチに『ガキ』なんて子はいないわ」

「屁理屈こねてんじゃねぇ。茶髪の女々しい奴と赤髪の女だ」

「あら残念。シオンちゃんはウチの従業員であり常連、リアちゃんはその友達。問答無用ってんならどうなるか、わかってるわよねェ?」

「知るか玉ナシ。とっととガキを――――」


 突如、男が吹き飛ぶ。それはもう、発射された砲弾のように。

 彼はナギが開けておいた扉を通り過ぎ、大通りのド真ん中に叩きつけられた。着弾した石畳にはヒビが入っている。

 シオンとリアと往来は唖然あぜんとし、常連と従業員たちは「あーあー」と呆れ顔。

 膝から白煙を噴き上げるベリーが一歩進み出る。


「従業員はね、アタシにとって家族なの。家族に手ェ出すような輩に出す酒は無いし、アタシは脅された程度で退いてあげるようなタマじゃないわよ」


 圧倒的な実力と巨躯が相乗し、その瞬間のベリーは途方もない強さを持つ魔人のようだった。


「ここはレノワール。暴力はイケないけれど、正当な理由があればその限りじゃないのよォ。ここは衆人環視で、アタシには常連と従業員という目撃者がいる。意味はおわかり?」


 かろうじて意識を保つ男の脳内に、昨晩の深酒を呷ったルドマンの声が響く。


『ベリーは色んな意味でバケモンだ。間違っても敵対するなよお前ら』


 魔人が、眉尻を下げる。


「と・こ・ろ・で。アタシを玉ナシ呼ばわりした件は今スグ帰るなら不問にしたげるわ。それでも来るなら……ねぇ?」


 笑み。


「ひッ――す、スミマセンでしたァァァ!!」


 男は震え上がり、不恰好な全力疾走で逃げ去った。

 ベリーが鼻から蒸気が如く息を噴き、丸太のような両腕を掲げる。


「男は度胸、女は愛嬌、オカマは最強よォー!」

「「「イェエエェェェ!! テンチョー最強ぅー!!」」」


 店内が一丸となって叫び、リアを襲った受難は一気に落着した。

 興奮冷めやらぬ中を悠然と凱旋がいせんしたベリーに、シオンが慌てて頭を下げる。


「ありがとうございました。そしてご迷惑を……」

「もぅいーのいーの! シオンちゃんが理由もなく事件やらかす子じゃないって知ってんだからァ!」

「そーそー」

「シオンくんって子リスだもんね」


 ノリのいい女性従業員たちがそう言うと、シオンは「子リス……」と若干ショックを受けた様子。リアは初めて見るタイプの落ち込みに興味津々である。


「ところで、海坊主の手下は前髪が焦げておられましたが」


 現在で話題に上がる人物というと金髪の男なので、海坊主とはルドマンの事なのだろう。ベリーも「ええ」と口を開く。


「何があったか教えて頂戴。力になるわ」

「……リア、大丈夫?」

「ん」


 リアの同意を確認してから、ベリーは開店し始めた店内から離れ、空き部屋へ二人を案内した。


「すっげー! なんもねー! 広いなココ!」

「ここは宿屋を改造して作ったから、部屋が余りまくってるのよねェ」


 そのうち下宿でも始めようかしら、とベリーは思い付きを口にする。

 何故かリアは殺風景な部屋に感激していたのだが、シオンに肩を叩かれるとすぐさま落ち着きを取り戻す。


「んっと……どっから言えばいいんだ、コレ?」

「落ち着いて、焦らずゆっくり思い出すといいわ」

「ん……シオンと喧嘩して、その後……路地裏でうろついてたら、あいつらがいた」

「あいつら?」

「片方はさっきの奴で、もう一人は……真っ黒な服を着てて、顔が見えなかった」

「服の趣味が悪いわねェ」

「んで何か……金がどうとか言って、青い……イヤな匂いのポーションみたいなのを渡してた」

「ポーション……嫌な匂いってどういう匂い?」


 独特な香りの香草を思い浮かべてシオンが例をいくつか示すも、リアは首を横に振った。


「草とかじゃねー……なんか、心がざわざわする匂いだった」

「心が、ねェ……」

「そのすぐ後、物音でバレて…………投げられたり怒鳴られたりして、怖くなった」

「そりゃそうよ。性別関係なく、激しい感情をぶつけられたらたじろぐし、それが悪いものなら怖くもなるわ……あいつら、次に見かけたらもっかい膝蹴りかますわねェ」

「で、でもな?」


 顔が、少し明るくなった。


「シオンが来てくれたんだ……!」

「あらァ」


 説明を入れようとしたのだが、ベリーの有無を言わさぬニヤけ顔で言わぬが花と察し、シオンは大人しく黙る。リアは子供のように腕を上下させて興奮を表す。


「なんかキレーな魔法がぐわーってアイツをブッ飛ばして、助けてくれたんだ! シオンって魔法も使えて傷も治せて、スゲーよな!」

「わかるわァ。大人しいケド、シオンちゃん実はスゴイわよォ」

「そ、そんなことは……」

「むやみやたらと謙遜けんそんしないのッ。賛辞は照れつつ受け取りなさいな」


 ベリーは腕を組んで、頬に右手を添えた。


「にしても、嫌な匂いの青いポーション……黒服の男も怪しいし、後で衛兵――ジーナちゃんあたりに伝えとくわねェ」

「ベリーはジーナとも友達なのか?」

「ジーナちゃんは常連なのよォ。最近は忙しくて来てくんないケド、昔はお兄ちゃんと一緒によく来てたわァ」


 ベリーは懐かしむように話した後、おもむろに部屋を後にする。


「で、サラッと流したケド、ケンカはよくないわ! アタシは接客してくるから、二人でゆっくり話しなさいな。落ち着いたらこっち来て、ご飯食べなさい!」


 オホホーとわざとらしい笑い声を残し、ベリーは去っていく。

 リアが「いいのか?」と首を傾げ、シオンは苦笑しつつ、埃ひとつない地面に座った。


「お言葉に甘えて、ゆっくりしましょう。怪我はありませんか?」

「ん。怪我は、ねーけど……」


 けど? と、シオンが続きを待つ。


「シオン、さっきはちょっとだけそういう話し方じゃなかったよな」

「えっ? あ、そ、それは、その……」

「シオン殿も昔は敬語調ではなかったと店長殿に聞き及んで御座います」

「ナギさん!?」

「いつからいたんだお前!?」


 いつの間にか背後にいたナギに二人揃って驚くと、すぐさまベリーが部屋に滑り込み、ナギに拳骨を喰らわせた。石で石を叩いたような音が響く。


「アンタは仕事よォ」

「偶然通りかかると、リア殿が疑問をていされておられました故」

「だからって水差さないのッ。そんなだからヒノモトはおとぼけか修羅の二択って言われるのよォ?」

「むむっ、それはヒノモトの評価に影響致します故、何卒御取り下げ願いたく御座います」

「じゃあまずはその微妙におかしい敬語をどうにかさなさいッ」


 頭頂部を軽くさするナギは店内へと引き摺られていった。


「ヘンな奴だな、アイツ……」

「ナギさんは謎が多いので……あはは」


 しかし、ナギの出現によって空気がほぐれたのは2人にとってありがたい事だ。リアはナギの言葉を思い返し、シオンに訊く。


「昔は敬語けーごじゃねー、って?」

「子供の頃ですよ。みんなそういうものですから」

「じゃあ、どこで今みたくなったんだ?」

「…………いろいろとあったんです。えっと……その――――」

「いや、いい」


 リアは感情の揺らぎを見逃さなかった。詳しくわからなくても、それが傷口に触れるものであるとだけはわかる。


「シオン、つらそうな顔してる。話したくねーんだろ?」

「……はい。ずっと昔なのに、まだ……」

「話して楽になるんなら、いい。でも、そうじゃねーなら無理すんな――って言ったのはお前だろ?」


 リアにはわかっていたのだ。

 自分リアに限らず誰かに頼まれれば、自分の痛みを飲み下してでも過去の傷を明かしてくれるのだろう、と。

 だが、それはリアの望む事ではない。自分と同じように話して気が楽になるのならいいが、口に出す事自体が苦痛であるのなら無理をする必要などないのだ。

 シオンが小さく首肯すると、リアは浮かない顔になる。「ごめんな」と、視線を落とす。


「シオンはオレの傷を治してくれたのに、オレはお前を治せねー」


 少女の自責がいつしかの自分と重なった。

 リアは何も悪くない。そう叫んでやりたい。でも、その声は救いではなく更なる呵責かしゃくを生んでしまう。


――ああ、僕も、みんなにこんなに痛ましい思いをさせていたんだ。


「オレ、世話になりっぱなしだな……」

「――じゃあ、ひとつ約束をしてください」


 恩を返せないというのはもどかしい。相手が構わないと言っても、恩を受けた側はきちんと何かを返せない限りくすぶってしまうのだと、シオンは痛いほど知っている。

 それを解消するための交換条件やくそく


「リアも、もう無理をしないでください。あんな怪我を毎回してたら、いつか本当に命を落としてしまいます」

「ん……」

「ちゃんと元気に帰ってきてください。それだけでいいんです」

「ん……わかった!」


 リアはシオンの手を自分の両手で包み込んだ。シオンは突然の温度に息を飲んで背筋を伸ばす。顔が見る見るうちに熱くなった。


「無理しねーし怪我もしねー! ぜってー守る! やっ、約束! する!」


 手を握られたシオンよりも顔を紅潮させながら、リアは続ける。


「龍は誓いを守る! 俺は半端な混血だけど……ぜってー破らねーからっ!」

「……ふふっ」

「!?」


 指きりげんまん、と宣言する幼子のようで微笑ましくて笑ったのだが、リアには『どうせ守れないのに』という風な意味に映ったらしい。


「わ、笑うなー! りゅ、龍の誓いまでやってんだぞ!」

「龍の誓い?」

「ん! 手で包むのは龍がを翼で守る姿……身をてーして、龍みてーに約束を守るって誓いだ!」

「傷つかないって約束なのに、身を挺しちゃダメですよ?」

「!! そ、そうだ! どうすりゃいいんだ!?」


 コロコロと忙しなく表情を変えるリアは見ていて飽きない――いつも暗い顔ばかりしている自分とは大違いだ。

 再び微笑み、シオンは『誓い』に空いている片手を重ねる。


「怪我は少しだけにしてください。僕は、リアの傷を治すと約束しますから」

「っ……ん! じゃあオレはシオンをモンスターから守ってやるからな!」

「……普通、逆ですよね」

「いーんだよ! オレらはこれでさ!」

「ふふ、そうですね」


 何度も頷き、リアは嬉しそうに『誓い』を見つめた。シオンもまた、同じように。


「……子ども同士が将来結婚しようね的な約束してるみてぇ」

「コルドさん!?」


 コルドが二の句を話す前にベリーが閃光の速さで入室し、脳天に拳骨。ナギとは比べ物にならない轟音と揺れが起こり、震源であるコルドは「か――ッ」という断末魔を放った。


「アンタも水差さない! わかった上でこんなコトしてるからいつまで経っても恋人いないのよ?」

「だ、れが……独り身か……ぐはっ」

「ゴメンなさいねデリカシーもムードもわかんないバカばっかで」


 物言わぬ状態になったコルドを担ぎ、ベリーは再三に雰囲気を壊したことを謝って部屋を出る。

 頭部に大ダメージであろうコルドの状態を心配しているシオンに相反して、リアは交わされた約束に熱心だった。


「ち、誓いができた…………――みてーだ……」

「え?」


 呟きが聞こえなかったので訊き返すと、リアは慌てて「な、なんでもねーよ!」と繋いだままだった手を離す。


「も、もう行こうぜ! さー、ハラ減った!」


 そっぽを向いて部屋を出る。廊下の灯りで見えた横顔は、少し赤い気がした。

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