　第３回　ハロウィンだヨ！　みんな遊ぼう～！

　今年もハロウィンがやってきたので、去年同様にハロウィン企画を立てました。今年はウィルスの影響で本家のハロウィンが騒いじゃダメって雰囲気だったのもあってか、創作のハロウィンにその思いがぶつけられた感じになりましたね。

　何が言いたいのかと言うと、参加作品が結構多めに集まったと言う事なんですよ。自分の立てた企画でテーマを限定したやつでは一番集まったんじゃないかって言う気がします。いやはや、これは嬉しい悲鳴でしたねぇ。良き良き。

　今回集まった作品は定番のホラーに童話的なやつに現実的なハロウィンエピソードにちょっと不思議な作品にと、集まった作品数のおかげか結構バラエティ豊かなラインナップになりました。参加してくださった皆さん、本当に有難うございます。

　集まった作品のクオリティも、初心者からかなりの上級者まで様々なレベルでございました。こう言うの、色んな人が集まるＷＥＢ小説サイトらしくていいですよね。誰が参加してもいいんだ！　好きって気持ちが大事なんだ！　的な。

　本当にね、この企画で沢山の作品が集まったって言うのは、ハロウィンってジャンルがメジャーになったみたいで私は嬉しいですよ。私が初めてハロウィンをテーマにした作品を書いた時は、ハロウィンタグで作品を書いている人が数えるくらいしかいなかったんですから。あの頃は本当に淋しかったなぁ……（遠い目）。

　この企画に参加した自作はこちらになります。

　魔法の杖を拾ったら魔女になれって言われたけど、返事はハロウィンまで待ってくれるんだって

　ハロウィンをテーマに今年はどんな話を書こうかと頭をフル回転させていたら、浮かんできたのがこの作品でした。私がハロウィンをイメージすると高確率で魔女が出てくるのですが、またしても当たり前のように魔女が活躍する話です。

　ある女の子が魔女にスカウトされて、ハロウィンに起こった出来事を通して魔女になっちゃう話。魔女は黒猫の姿で女の子をスカウトするんですけど、そこでまどマギパロをやっております。やっぱり契約と言えばあの言い回しですよね！

　ノリだけで書いた話なのですが、割と好評だったみたいで良かったです。

　鮮血のハロウィンパーティ

　実はハロウィンをテーマにした話のテーマストックを以前作っていまして、本来は吸血鬼をテーマにする予定だったんです。でも、それを忘れて魔女スカウトの話を書いちゃったんですね。後で吸血鬼をテーマにするんだったんだと思いだして、焦って頑張って考えた話がこちらの作品になります。

　いつもの私の作風ならハッピーエンドな話になるんですけど、ヴァンパイアがテーマなので、ホラーテイストの作品に挑戦しようと頑張りました。そのために、ミスリードさせようと小賢しい構成になっております。過去の回想が物語の中盤に入っていたりとかね。何でもチャレンジしてみるものですな。

　作中では演出の関係上色々と説明不足になりましたが、本編終了後のおまけで設定を公開したので読者が感じた疑問には答えられたかなと思います。あと、この作品は学園モノだったり、特殊な主人公の出自からキャラが多い方がいいだろうと、短編なのにむっちゃキャラが出てきます。ちょっと出しすぎたかも知れませんね。

　色々と粗も多いですが、自分なりの挑戦が多く出来たので割と気に入っています。

　まぁそんな感じで。今回は思わず２作品書き下ろしてしまいました。次回はまた１作品のみの書き下ろしにしようかな。ま、その時になってみないと分かりませんけどね。今回企画に参加してくださった皆さん、改めて有難うございました。

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