おまけ (メインキャラ)
日向夕陽
戦闘実験、異界電力、社長戦争、そしてコロニー前線と四度も異世界案件に関わることになった不幸な少年。一応〝幸運〟の補正掛かってるはずなのに。
そして恒例の瀕死芸を披露してくれた人。全部合わせて何回死にかけてんだコイツ。
でも今回はタイマンで戦う必要性が無くなったので、周囲のお強い方々の力によってなんとか死を免れつつ闘い抜けた。
っていうか日向夕陽の基本スペックが低すぎる。誰を相手にしても大体格上。伸びしろだけは主人公だけあって頭一つ飛び出ているはずなのだが、いかんせん時間が足りなさすぎる。一回、十年くらい経って強キャラ化した夕陽を出してもいいんじゃないかって気がしてきた。
とはいえなんやかんやで夕陽にも強化措置は取らせてみたり。元の世界では絶対にやれないような荒業ばかりでしたけども。
・〝
自身の認識下にある最強の性能を強引に再現させる、〝憑依〟の応用。
作中で語られた通り、これは人格を上書きする禁忌。幸と地縛霊の少女が全力で引き止めなければ日向夕陽という個人は確実に破壊されていた、精神汚染の最大悪手。
しかも実際は地縛霊の少女を介して供給された、ラストアッシュ総体から千切った数万クラスの魂魄からの霊力にもの言わせての維持でようやく実現した技能であり、これが無ければ秒も保てなかった技である。
地の文にて技名を明らかにしたが、本当は夕陽の口から言わせたかった。技名を叫ぶのは少年漫画のロマン。「エイン…ヘリヤル―――ベゼッセンハイトォォオオ!!!」みたいな。某神座万象シリーズの
・『灰被ル姫』
正式には〝
長い。死ぬほど長い。
日向日和の決戦礼装を媒体に全身に流す真名効果にてあらゆる反動を軽減させた上で、地縛霊の少女との再契約、幸との二重憑依によってラストアッシュの性能を一部宿した状態。
この夕陽がこれまでで最強のモード。しかもいつもなら大体過度な負担で肉体が死滅寸前までいくのに日和さんの全力支援によってそれも無し。非常に珍しいことにそれほどリスクを背負っていない超絶バフ乗せである。
数百万ほどある総体の一部なのでたぶん四、五十万くらいの魂魄が力を貸してくれている?カタログスペックだけならリルヤや屍神の足元くらいには及んでいるかもしれない。
この
幸
はいヒロイン。誰がなんと言おうがヒロイン。
描写してないだけで、夕陽を死に際から何度も救ってる子。戦闘に集中する夕陽へと〝憑依〟で肉体が自壊しないギリギリを攻めながら力を送り続けていた。無茶ばっかりする宿主に毎度心労が耐えない影の苦労人。
この子も本気出せばあらゆる攻撃を〝運〟だけで回避出来る妖怪種最古参の大物なのだが、妖怪への畏怖畏敬が足りなくなった現代では使うと幸自身が消滅しかねない反動があるので夕陽からは使用厳禁、ってか封印されてる。別に解除は容易いけど幸も了承しているのでやらない。
今回の戦いでは特別加入した地縛霊の少女のサポートで真価を発揮した。何気に『彼は私の。彼を一番よく知ってるのは私』という牽制の意味もあったとかなんとか。
日向(陽向)日和
はい怪物。誰がなんと言おうが化物。
決戦礼装とかいうスーパーアーマーを身に纏い本気の出で立ち。るろうに剣心で言うところの比古清十郎みたいな人。
非常に珍しいことに異世界という舞台で大いに振り回されたお方。変なゴシップ作られたり勝手にクローン産み出されたり病ん魔女にストーキング食らったりと散々だった。
でも結局負け無し。どうすりゃ死ぬんだよこの人って作者すら当惑してる。
しかも全盛期にもなる。坂口航様の作った悪霊の性能を見て思い付いた展開でした。
この人の最強伝説はいつ破られるのだろうか・・・出来れば弟子兼義子でもある夕陽にやらせたいけど、うーん。
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