ハンター参加
日向 夕陽 (VSアッシュワールド)
此度の名目としては、第一に調査。あの『カンパニー』がどう変わり(あるいは歪み)、今現在どういった在り様をしているのかを調べること。
第二に、報酬。あくまで『ハンター』の一人として、初めて夕陽は異世界案件に自ら完全なる同意を示していた。
「学費とか、食費とか…諸々。流石にここらで稼いでおかないと不味いですし、ある意味渡りに船ではあるか」
「そんなことしなくたって、君のことは一生養うつもりだけど?」
「やめて日和さん、やめて!あなたにおんぶに抱っこでヒモになり続けてたら俺は男としても人としても駄目になるから!」
パラメータ・ステータスに関しては前回の社長戦争とほぼ同じ。ただし命を削る『天符』は日向日和の判断により渡されなかった。
無所属のフリーランサーとして現地に赴き、自身の身の丈に合った依頼をこなして報酬を受け取ることを念頭に置いている。が、
(絶対無事には済まないだろうなぁ…)
(間違いなく命懸けになるって賭けてもいい)
夕陽という人間の運命はまるでそう決まっているかのように荒事へ引き寄せられ、呑み込まれる。それが分かっているからこそ彼自身、そして日和は心中で同様の予感を溢していた。
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