おまけ②
《一戦目・体育教師ゴリ松(ビト様作)》
日向夕陽の対戦相手の中では唯一の同格かそれ以下の敵。
物理以外の攻撃方法を持たず夕陽と噛み合う相手だったが故に優勢を保ち勝利することが出来た。でもある程度ボコられた。
前回、前々回と夕陽が倒して来たゴリラ及びゴリラ型機兵に親近感・仲間意識を抱いており、夕陽に対する強い怒りから金色に覚醒。危うく著作権的な方面で殺されそうになるもこれを撃破。
《二戦目・墓守リルヤ(南木様作)》
格上。異世界社長戦争というルールの勝利条件が存在してようやく勝ち筋を見出せた相手。
万にも及ぶ魂を収め、その技術を完全完璧に扱いこなす武の集合体。しかもダメージを内包する魂で修復する為恐ろしいまでの継戦性能を有する。広域殲滅には向かないが白兵戦では明らかなる最強格筆頭。
しかも武器の変形が自由自在。余計な能力を使用しない、単純な武器を用いた一騎打ちなら日和さんすら凌駕する可能性大。
今戦争ではソルト個人の勝手な解釈による『究極の技術に対する
二戦目で相手にしてはいけなかった。
《三戦目・菱本キンジ(坂口航様作)》
知略家。能力だけなら夕陽が上かと思われるが、それを補って余りある策謀にやられかけた。
vs100、vsアルファベットシリーズの情報を独自に入手しており夕陽の実力はある程度握っていた。幸というメインウェポンを真っ先に狙ったのもその為。結局は自己の売り込みに専念し過ぎて夕陽のペナルティー覚悟の突撃に邪魔された。
社長戦争の仕組みをいち早く理解し、『交戦の相互同意は言葉以外でも成立する』という穴を見つけ、幸を煽り敵意を抱かせることで夕陽抜きでの交戦成立を促した。
戦場として選んだクリスタルレイクに事前に罠を仕込んでおき、自身の内にも武器を隠し持ち、またそれらすら本命から意識を逸らす囮でしかなかった。
キレにキレる頭脳を持っていたが、幸を襲われ激昂した夕陽の怪我を顧みない突破力と同クリスタルレイク対岸で発生していた戦闘の余波に巻き込まれ次の一手が遅れてしまい敗北。きっと本人的にはリスクの割に全然メリットが無くてかなりイラついていたと思う。
《四戦目・デミドラゴンマリス(負け犬アベンジャー様作)》
人外。実力は大きさも込みで夕陽よりやや上。
この戦闘で五行の使用を解禁、じゃないと死んでた。
ただ正直なところ、夕陽にとってはこういった明らかなる人外の方が慣れっこなので、ある意味一番こちら側の作風に合っていたとも言える。
マリスを倒したことにより神刀が竜殺しを獲得。これが今後の対竜でかなり重宝することになるとは(作者含め)誰しもが思いもよらないところだった…。
《五戦目・草陰(有原ハリアー様作)》
機体の性質的には格下。というかロボット系は本当に相性悪いからこの程度じゃないと夕陽が勝てない。
この手のスーパーロボット大戦は人間サイズにはキツイ。
五行を用いた相性相剋のチュートリアルの餌食にしてしまったことは本当に申し訳ないと感じています……。
出来ればもう少しロボットの相手もしたかったけど尺と時間の都合で無理だった。日和さんも言ってたけど破壊は容易でもデカい機体の中にあるベルを探し出すのが面倒というのも理由としては何割かを占めていた。特に夕陽だと。
ところでヴァイスリッターはいるけどアルトアイゼンはいないんですね。いてもらっても困るけど。
《六戦目・鷹矢京司(坂口航様作)》
格上。幕末の人斬り抜刀斎を思わせる神速居合いの達人。
剣術では圧倒的な差があり、それに加え〝加速〟の異能を展開させられ苦戦を強いられた。無理速い見えない。
結局〝倍加〟で触感を跳ね上げ超敏感肌になった状態で迫る刃の軌跡を皮一枚で察知し迎撃するという荒業を敢行。でも斬られまくった。
〝倍加〟と〝加速〟には類似する共通点がいくつかあり、だからこそ見つけることの出来た弱点によりかろうじて辛勝。ベル破壊とかほぼマグレでしたけど。
京司もまた、ただの殺し合いで戦っていたら確実に負けていた相手。
《七戦目・リビングプラネット(負け犬アベンジャー様作)》
マップ兵器。存在自体がペナルティーな害悪。
夕陽単独だったら敗走でもいいからさっさと逃げろと日和さんに言われてたレベル。実際これをモニターしていた日和さんは思ったより戦争の中身がヤバいことを察して参戦を決意していた。
これの勝利ポイントは夕陽じゃなくて京司にあげてほしいくらい夕陽大して何もしてない回。お前本当に主人公かよ。
敵そのものはただのサンドバックだったがダメージを与えると起爆するデリケートなコロニー落としみたいな超はた迷惑ヴィラン。京司さんのおかげでキューブ山の原型はなんとか保たれたのだ。
でもおっさんで消し切れなかった二割の爆発を間近で受けて負傷。しばらく起き上がれないくらいには痛かった。
《八戦目・メルロレロ・ルルロポンティ(ビト様作)》
相性的には格下。珍しく刀の破魔特効が通じる貴重な相手。
概念種に極めて近しい性質を持った魔女。人の夢の果ての残滓。
夕陽の〝憑依〟を解析され模倣された。厳密には人の夢が魔性を取り憑かせ一時的に混合した『儚きモノ』。
ただし、奇しくもこちらの能力を解析して想像した結果として、こちらの土俵に乗り込んで攻撃がさらに効くようになってしまい、破魔直撃で敗北必至の劣勢に。
エリステアの乱入が無ければベル破壊の後に安楽の死を迎えられるはずだった。
《九戦目・エリステア(有原ハリアー様作)》
神。手のつけようがないボス。
日和さん初参戦の対戦相手。格落ちとはいえ神格は夕陽に甚大なダメージを与え、形代の蘇生が無ければ一度死んでいた。
ぶっちゃけ日和さんブチ切れ。傲慢な神様大嫌いな上に夕陽殺されてんだからそりゃキレる。
基本的な攻撃は並大抵の人間では受け止めることすら不可能だったが、神と闘い慣れている日和さんにとってはそうでもなかった。
光刃光弾が効かない時点でエリステアに勝機は無く、ならばせめて全力で遠方の夕陽を集中砲火するべきだった。それの迎撃に手を回す日和さんの隙を突くことが出来ればベル破壊くらいは可能だったかもしれない。神様の矜持的にそんな姑息な戦法を許容したかどうかまでは分からない。
元の世界の全力エリステアがどのくらい強いのか不明だが、異世界で信仰の欠けた神は既に神に非ずというのはこちら側の世界でも同じ具合でした。神話体系に記載されるクラスの神格なら世界そのものも無事では済まないと思いますが。
《十戦目・金色竜ヴェリテ(南木様作)》
無理ゲー。桁違いの格。
多分ハンデで雷撃封印してもらっても勝てなかった。竜の性質を呑んだ神刀でかろうじて痛みを与えた程度。鬼神と同じく専用の特効が無いと倒すどころか傷付けることすら不可能。
加えて冷静沈着。夕陽の持つ武器や能力の詳細もすぐさま把握し、次の手で完全に潰してくる容赦の無さ。人化状態ですらボコボコにされるんだから竜化状態なんて勝てるわけない。
持てる限りの力を八方尽くしてやっとこさベルを壊すのが限界。ヴェリテが温厚で優しい性根の持ち主でなかったら人間に敬意を払うことなくベルこと消し炭にされていたこと間違いなし。
人の持つ可能性を示してからは夕陽を死なせない為に助力してもらいました。男の主人公夕陽よりその周囲の女性方の方が万倍強いというおかしな図になってしまったチートウーマンズの一角。
あまり他作者様のキャラクターを自作品のキャラに肩入れさせるのはどうなのかなと考えていたので、最終的なヴェリテの夕陽に対する好意も正直かなり失礼ではないかと未だにヒヤヒヤしてる所存。でもかなり好きなキャラクターになってしまったので出来れば次があればまた使わせて頂きたい…。
ちなみに社長戦争最終盤、旭vsヴェリテ戦はおそらく引き分け。理由としては制限時間の短さ。正午までの間に双方が双方の倒し方を模索している間に終戦報告のアナウンスで終わったと思います。
どちらもかなりの強さなので、本気でぶつかったら一時間二時間じゃ決着まで持って行けないと考えました。旭も主人公補正持ちなのできっと中々倒れないだろうし…。
《十一戦目・高月あやか(ビト様作)》
最凶の人間。神と互角に闘える化物。
とにかく色々とヤバい人。日和さんに傷を付けた久方ぶりの相手。
〝
同作者ということでメルロレロ・ルルロポンティと同じく退魔の術法がクリティカルするのがまだ救い。でも効くのが魔女の方だけだからあやか単体にはまた別に対策を考える必要があった。お世辞じゃなく本音で日和さんに強者と呼ばせた実力はガチのマジ。
高月あやかがそうであったように、日向日和にとってもまた同格の存在というものはかなり珍しく、故に突き放す態度を取りつつもその内心もまた珍しいことに上機嫌であった。
アスリールとの一戦では彼女の力無しでは日和さんがさらに力を消耗して単身で斃すことになり掛けたが、あやかの助太刀によってかなり軽傷で退けることに成功する。
最期はリンドではなく帰還直前のアイダ、レグパに勝負を挑み目指していた神の高みの前に敗れ消える展開も考えていたのだが、それだと時系列が歪めることになるのでやむなくボツに。
《十二戦目・ネオ・サピエンス(負け犬アベンジャー様作)》
現人神。知能において最大級のヤバさを見せたヴィラン。
この辺りまで来ると女死会メンバーにはネオ・サピエンスの人類進化の脅威などは通じずアドバンテージをほぼ封殺された形になったが、それを抜いても数百年分の歴史をものの数秒で紐解き術式の相殺プログラムを独自に編み上げる演算能力によって意味不明の恐ろしさを見せた。
早期に気付けたから良かったが、もう少し遅れていれば日和さんがネオ・サピエンスを倒し切れるだけの火力を持った技が全て攻略されるところだった。〝模倣〟によって千の術を会得したコピー退魔師の日向日和だからこそ勝てた気がしないでもない。
《十三戦目・大悪魔ネクロム(坂口航様作)》
悪魔というより魔神。ハルファスとそう大差ないんじゃないかと思うほど怪物。
生死の境を彷徨って、やっと現世に帰って来れたと思ったらこれが相手。夕陽は泣いても文句は言われなかったはず。
四大元素の術よりも無数の魔法が厄介。あらゆる方面から対応される上に攻め手に欠けた夕陽には怒濤の魔法連発を突破できるだけの火力がそもそも足りておらず、ヴェリテ・あやかの援護が無ければ接近すら難しかった。
夕陽の抱える劣等感(というか迷いと自己嫌悪)を見抜かれ、割と深刻な精神ダメージを叩き込んだ。夕陽の劣等感はさぞ甘美な味がしたことだろう。
ついには使用を躊躇い続けていた天符まで使わざるを得なくなり、それを発動した上でも首の皮一枚で生き残ったに等しい。
《十四戦目・主人公ユウタ(負け犬アベンジャー様作)》
主人公。補正の塊。
滅茶苦茶なヤツ。何をどうやっても補正が効いて敵を討つ、約束された勝利の男。馬鹿げた理由と要因で必ず勝てる展開に持って行こうとする。
勝てた理由は補正の相殺としか説明できない。日和さんの言った通り主人公を倒せるのは主人公のみ。それでもチートを盛った主人公と毎回死線を潜らせられる主人公では力の差が激しく、全身に深刻な重傷を負った挙句に片腕まで失くす羽目に。マジふざけんなよなろう主人公。
でもいい反面教師にはなったというか、自分の作品を省みるいい機会ではあったという感想も。他作者様に言われて気付いたけど夕陽もハーレム築き掛けてるじゃねえかなろう主人公だったのかよコイツ。
《十五戦目・アスリール(有原ハリアー様作)》
守護神のクセに攻めても強い巨大ロボ(?)。
自他共に認めるチート二人掛かりでようやく撃退出来たほどの敵。鉄壁と不屈を重ね掛けして閃きと必中が毎ターン付与されてるレベルには化物。気力は200くらいあったと思います(小並感)。
一番困ったのが古代の特殊金属装甲。絶対モース硬度14は超えてるだろうし物理と魔法魔術にも耐性があるならどんだけの威力叩き出せば壊せるの?って考えた結果がアレ。
神代の金属+神代三剣(贋)+極限増幅バーストショット。
これで壊れないならきっと世界中のどんな兵器でも無理。って本当に思いました。下手すれば天神魔神すら殺せる一撃です。
まあでも守護神って云われるくらいならそのくらい強くって当たり前だろうし、こっち側の世界とは常識が違うし、魔術的な防護が働いてるならきっと現代日本で戦う我々側の性能では到底届かないんだろうなぁ…って(遠い目)。
最終戦に相応しい強敵でした。
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