酒喰らいの大鬼(済)
鬼神
《人物詳細》
日本史上最大最強と謳われる大鬼。
当然ながら鬼性種の中でも頂点に位置する存在で、鬼の持つ特性(強靭な肉体、急速自己治癒能力)それだけで大抵の敵を屠るだけの力を持つ。本気の大鬼は拳一つで街を丸ごと潰すほどだと伝えられている。
鬼らしく様々な術法を使えるが、かつて自分が人間に倒されたとある伝承になぞらえて嘘と法力を何より嫌うので普段は使わない。
だが基本は相手に合わせる。空を飛ぶ敵なら同じように浮遊して闘うし、遠距離戦を仕掛けるなら同じくして対応する。
大体は相手の土俵に合わせた形で闘い方を選ぶが、でも結局は拳を用いた殴り合いが大好きなのでそっちに傾倒しがち。というか魔術魔法の類を相手にしても表皮すら傷つけられない可能性が高い。
藍色の着流しの上から長羽織を肩に掛けた巨漢の男。額には長く太い一本角。真っ赤にうねる赤髪を逆立てた容姿をしていて、ベルは首から下げている。酒と闘いが三度の飯より優先され、常に腰帯に括り付けられた瓢箪に満たされた酒を飲み続けている。
闘争の気配を感じ取り乱入気味に参戦。
《能力》
・鬼の神格
そもそもが大前提として鬼に神格など存在しない。
だが全ての鬼の首魁として君臨し続けた結果、人からではなく鬼から得た無数の信仰によって、彼は『鬼の怪物』から『鬼の神』へと昇華した。
天神、魔神の類とは自らの肉体のみで同等かそれ以上に渡り合う。法力まで展開を始めれば最早この大鬼とまともに対峙できるのは神話に記載される中位高位の神々のみとなる。
・〝鬼神の神葬術〟
神に通じる力、すなわち神通力が鬼の神格によって威力諸々を底上げされた結果、神を葬る術と成ったもの。
鬼火一つをとっても加減を間違えれば見える一帯地平の彼方まで焦土と化す為、鬼神はこれを神格持ちレベルの相手以下には使わない誓いを自らに課している。
・〝具現界域・鬼界〟
別名を本人曰く、〝
自らの住処でもある、鬼の総本山を丸ごとその地に呼び出す。
それをそのまま質量兵器として叩きつけることも可能だが、基本的には大江山ごと召喚された『かつて鬼神と盃を交わした無数の鬼達』によって相手の軍勢に対抗する使い方を主とする。
並の軍勢程度なら鬼神単体で殲滅は出来るが、最奥の大将を前線に引き摺り出す為の露払いとして血気盛んな部下共を使ってやる意味合いの方が強い。
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