33 朧の墓参り 最終話
夕焼け。空の向こうから静かに夜が近付いて来ている。
地下墓地のルビノワ達が言う帰り道と呼ぶ通路を抜け、その出口からこっそりとコンパクトを出し、それ越しに周囲を見やるのはルビノワだった。反対側をるいと朧が同じ様にして見ていた。
「……狙撃手は見えない。接近者あり。アサルトライフル装備」
ルビノワの声。同時に、鏡面に映ったものを見た朧の顔に緊張が走った。気配に全員がそれを察する。
朧はそちらを見たまま、ルビノワに告げた。
「……ルビノワさん、ご主人様をガードして先に逃げて下さい」
「何を言ってるの……」
あんたは、と繋げようとしたルビノワは朧の全身から殺気が漂っているのを新たに感じ取った。
朧は静かに告げた。
「私がこの世で一人、本当に直接引き裂いてやりたい男の姿が今見えました。奴と決着を着けなくてはなりません。ですからご主人様をガードしていられません。
ランデブー地点は後で無線で知らせます。お願い、奴だけは私に殺させて下さい」
きっと先程の話に関係する人物なのだろう。彼女の中で今、憎悪がはけ口を求めてうなりを上げているに違いない。そんな雰囲気だ。
彼女の横顔を、腕を組んで見つめていた沙衛門が口を開いた。
「るい、そいつの顔は見たな?」
「ええ、しかとこのまなこに」
「朧殿、俺にも顔を覚えさせてくれ」
肩越しに見やる沙衛門に朧が告げた。
「こいつです」
「心得た。一番近い円陣がある。およそ八人……という所か。それから片付けるとしよう。
るい、撫でるぞ」
「御意」
沙衛門とるいの手元からほぼ不可視の細紐である『霧雨』が幾条もたなびき、穴の外に這い出ると、闇を切り裂きつつ、投網の如く、しかしそれを越える広範囲展開で、先行していた小部隊のことごとくを捉えた。彼らが穴倉へアンダースローしようとしていた手榴弾ごと。
爆発。轟音と爆風が土くれを飛ばして来る。朧が問いかけて来る。
「奴は?」
「より分けておいた。そのまま撤収した様子だが、俺の『霧雨』の一端が足に絡み付いたままよ。それがある限り、奴の挙動は俺に筒抜けだ」
「周囲の墓石に『霧雨』を張り巡らせました。奴らが触れれば寸断します。
主殿とルビノワさんは気にせず駆け抜けて下さい。私と沙衛門様が、地上の墓場の外まで援護します」
そう告げると戦の接近に血が滾るのか、くくく、沙衛門、そしてるいが笑った。半分呆れながら、ルビノワと朧は頷いた。朧が続けた。
「そのままでよろしく」
「承知した。
ルビノワ殿、ご覧の様に、どうやら朧殿の決意は変わらない様だ。俺達三人でケリを着ける。
先に行ってくれ。後から追う」
「……分かりました。では後で。
深追いしないでね、皆」
「また会うのでしょう? 私達は」
穏やかにるいが笑みを返した。ルビノワが息をついて苦笑する。
「やれやれ。
じゃあ行きますよ、主殿。身体を低くして私の後を追って下さい」
「了解」
すくんでいる場合ではない。幽冥牢は腹を括った。
穴から這い出る二人。ルビノワが小声で合図した。
「……走って!」
従い、見る見る内に遠くなって行く幽冥牢とルビノワから視線を外すと、沙衛門は言った。
「背後は任せろ、朧殿。距離を置くが、そちらを片付けながら後を追う。存分にやるがいい」
「でも生き残るのが先決ですから、危ないと思ったら助けに入りますよ」
「なるべくそうならない様にしたいですけど……分かりました」
「ルビノワ殿と主殿を泣かせる訳には行かぬ。お主も背負ってでもルビノワ殿の所へ連れて帰る。
悪く思わんでくれ」
「大丈夫です。では後で」
「うむ」
インカムを付けた三人は、墓石の並ぶ墓地の中へ飛び出して行く。
「るい、続けて撫でるぞ」
「御意」
墓場を抜けた先に、朧の背後を守る、いつもの漆黒の忍び装束姿の沙衛門の姿があった。その傍には同じく、深い紫の忍び装束姿のるい。
彼らの背後には、それぞれの『霧雨』で刻まれ、自身の装備していた爆発物や銃器から発射された銃弾でミンチと化した兵士らの屍が点在していた。
「どうやらやったかと」
るいの言葉に少し頷きかけ、隻眼で闇を睨んでいた沙衛門は、彼方からプロペラが回る爆音が迫るのを聞き届け、はっ、と笑い、告げた。
「やれやれ、たわけた装備だ」
……ヘリだ。三機のハインドDであった。
咄嗟に大きな墓石の影に隠れる沙衛門とるい。沙衛門がるいの手に文字をなぞる。
(朧殿の邪魔をさせる訳には行かぬな)
にっこりとして頷くるい。
インカムから朧の声が届く。不安を押し殺した囁き。
「大丈夫ですか? 生きてますよね?」
「私達は大丈夫、怪我はありませんよ」
「邪魔な黒い奴等は始末したぞ、朧殿。
それでな、俺達はあれを落とす。落下地点に注意してくれ。
何、お主の邪魔はさせぬ」
「何言ってるんですか! どうやって……」
「奥の手を使う。
何故俺達が『化物』と呼ばれるか奴等に教えてくれる。では後で」
「沙衛門さん! るいさ……」
彼女の押し殺した声に心の中で詫びながら、二人は墓石から姿をヘリの前に晒した。
かっ、という音がしてライトが彼らを照らす瞬間、るいは口元で何かを唱える。紅を引いた唇が艶やかに光った。
そして前方にまず迫っている二機に向かって、ほっそりとした人差し指を伸ばし、そしてこう呟いた。
「『忍法炭舞』」
次の瞬間、二機のへリは内部から顕現した燃え盛る溶岩で煮えたぎり、飴の様に溶けながら、火を吹いて闇を切り裂き、るいの上を飛び去った。豊かな黒髪が風にひょう、と揺れた。彼方で爆発。
いつもの苦い表情。風に揺れるざんばらボブカット。不敵に笑いヘリの前に立つ沙衛門。
ヘリが機銃掃射の嵐で蹂躙すべく、ガトリング砲の先を彼に向ける。
沙衛門の目にふと、昔助けた少年の、去って行く後ろ姿がちらりと浮かんだ。
それは確か、敵との最終決戦に向かう彼との別れの情景であったはずだ。
……あの時と同じだ。気持ちも、状況も。
そして沙衛門が指先を『霧雨』で軽く切り裂き、それをはらませ、宙をなぞる。血の跡は鎖となり、少し大きめの長方形を描いた。その後に現出したのは、血を滴らせる鏡であった。
彼は力強く、呟いた。
「『忍法 死化粧』」
振り抜いたバックナックルによって鏡が粉砕、映り込んでいたヘリに亀裂が走り、炎と黒煙を撒き散らしながら沙衛門とるい達二人の上を、これまた飛び去って行った。
……爆発。
熱風から身をかわし、墓石の影にゆらりと立つ二人の姿があった。
るいが安心した様に沙衛門の手をそっと握った。応える様に彼も握ると、炎の燃える方を見て言った。
「出来損ないの圧力釜め。悔しかったら朧殿の作る様な上手い料理を出してみせろ」
朧は必死に落下地点を避けながら辺りに気を配りつつ、ヘリがその威力を示す前に無力化されたのを見届けていた。驚きに舌を巻く。
ホントにやってしまった。
「朧殿、無事か?」
インカムから沙衛門の声。墓石の影に隠れつつ、聞く。
「沙衛門さん、るいさん……!」
「俺達は無事だ。ぶんぶんうるさい奴はもういない様だ」
「何とかなったわよ、朧ちゃん」
「これから合流する。俺達にはこれしきの闇、昼間も同然だ。お主を見間違えたりはしない。
こっちを間違って撃たないでくれ。その時は泣くからな」
「はい……はい! 勿論……!!」
「では」
揃えた二人の声を最後に、通信が切れた。
彼らは本当に約束を守った。自分を助けてくれている。
嬉しさで涙が出そうになるのを堪えた。
(神様……)
深呼吸をひとつすると、手元のグロック19に視線を落とした。民間人用ではないので弾は薬室の一発を含めて16発だ。予備マガジンは一つ。
朧は気を取り直すと闇に向かって無造作に引き金を引いた。闇の奥で驚愕した気配。奴だ。
腰を低くして、銃を握った右手に左手を添えて下げながらそちらへ向かう。
刹那、自分の目の前に銀光が閃いた。それを紙一重で右にかわし、その左腕を取る。日頃自分がベタベタ触っている沙衛門やるいの腕ではない事を確認、そのまま縦に指でなぞった。直径20cmの丸太も寸断する朧の『斬撃』により、骨まで切り裂かれて腕がぽとりと落ちた。
相手は
「うっ」
とうめくと、空いた右手で逆手に握ったククリナイフを横薙ぎに払おうとした。風を切り迫るそれを、一歩踏み込んで距離を詰め、自分の右手の甲と肩で、相手の右肘から先を受け止める様に固めると、左手にすっ、と握り直したグロックで顔に向かって躊躇無く三回引き金を引いた。
乾いた数発の、闇にこだまする銃声が沙衛門達の耳に突き刺さった。すぐ先に朧の姿を発見し、そちらへ向かう。
……ささっ。
風が枝を揺らした音にしか聞こえない。二ヶ所。
そちらを見もせず、沙衛門とるいはめんどくさそうに腕を一閃。
どっ、という音がし、スナイパー達の喉に苦無が、刃の根元まで突き刺さっている。枝を折り、地面にどう、と落ちて来た。振り返らず突き進みながら、るいは言った。
「急いでるの」
人の肉の焼ける嫌な匂い。
朧の銃口のすぐ横に噛み付いて軌道を逸らした相手は、そのまま固められていた腕を切り落とされ、彼女に小外刈りをかけられ、仰向けに倒れた所で顎に掌打を浴びせられた。
それでケリがついた。
その後、『霧雨』で地面にうつ伏せに縛られて転がされている。朧、沙衛門、るいの冷えた視線がそれを見下ろしている。
ふう、と息をつくと、沙衛門がリラックスした表情で、しかしまだ辺りに気を配りながら口を開いた。
「で、こいつはどうする?」
「この男には聞きたい事があるんです」
口を開く男。焼けた唇など全く気にしていない様子であった。
「裏切り者の淫売。村の革新派を全滅させて一人だけ生き残りやがって。
貴様の金髪は呪われし者の証だ。村には元々金髪の人間などいなかったんだからな。
遥かな昔に海を渡って土地に現れ、妙な神を崇め、土地の風俗を踏みにじった悪魔そのものだ」
「私はその人達ではないわ。それに昔の事は上の方で話が付いている筈よ。和解記念の石碑まであるじゃないの。
それともよそ者は皆同じ顔に見える程、あんた達は馬鹿なの?」
英語で話す二人。沙衛門達は、ルビノワと朧の授業のおかげで内容を把握出来た。
「悪魔のたわ言には耳を貸さない。
昔から貴様はその金髪を利用し、年寄りや主婦に取り入ってたぶらかし、いい目を見て来た。時には村の若い男までたぶらかしていたな」
「皆と仲良くして何が悪いの? 見かけなんて関係ないじゃない。
それに誰かと歩いている所をいちいちあんたに咎められる筋合いはないわ。人に嫌がらせしかしない奴に誰が優しくするっていうの?」
朧はそこで一度目を閉じて深く息をつき、そして、ぎっ、と相手を睨み据えた。
「あんたは私のたった一人の親友を殺した。
『見せしめだ』
と言って取り押さえられて動けなかった私の見ている前で、何人もの男と一緒になって彼女を辱めた。
意識が朦朧としている彼女の首に、ニヤニヤしながら
『抵抗しないのか、豚め』
って……何度も鎌を突き立てたのを私は絶対に忘れない。
ゲス野郎! あたしの友達を今すぐ心身共に五体満足な状態でここに返せ!!」
朧はがたがたと震えながら叫んだ。自分が恐れている相手に対しての精一杯の叫び。
るいは朧の肩にそっと手を置いた。朧はそれに自分の手を重ね、涙が頬を伝うのもそのままに、力一杯相手を睨み付けた。
ははは、と笑いながら男が口を開く。
「俺達が悪魔の仲間に粛清をしただけだ。何がいけない?
それともガソリンをぶっかけて火あぶりにでもした方が良かったか?
俺達の土地を汚したお前等にはお似合いだ。それに貴様だって……」
その先を知っていると思われる朧の心拍数が跳ね上がり、目を見開いた。
「やっ……」
言葉を繋げようとしたそいつの口を沙衛門が がっ、と容赦無く蹴り飛ばす。前歯が何本かぱらぱらと飛んだ。それを吐き捨て、口周りを血で染めながらにやりと笑うそいつの傍らに膝を着くと、引っ掴んだ襟首を地面にぐっと押し付けながら、沙衛門が振り返り、聞いた。
「こいつにまだ聞く事はあるか、朧殿」
返事はなかった。涙をボロボロとこぼしながら、胸に手をやり、息を整える朧をるいが支えている。
その顔は、青かった。
……何か自分達にも聞かれたくない様な事を言われそうになったのだろう。
今聞いた話だけでも想像に余りあるが、沙衛門は察した。自分の前で舌を吐いて地面に伏しているこいつは、この後も無駄口しか叩かないであろう事を。
殺したい。
そもそも、朧が一体何をしたと言うのだ。古い因習に歪んで行く村を救おうと、おっかなびっくりながらも立ち上がっただけではないか。
下手をすれば家族もろとも消されかねない、それどころか、家族に殺されてもおかしくないと言うのに。
朧の健気さに沙衛門は胸が熱くなった。そして
(不憫な娘だ……)
と思った沙衛門は、この男の顔を時間をかけて切り刻んでやりたかった。
その時、男がぼそりと言った。
「彼氏、不憫だったなあ」
「どういう意味よ」
沙衛門は男の首に置く手に力を篭める。折れるギリギリで止めているので、何なら別にこのまま折ってもいいが、彼女が納得しないだろう。
それに生ぬる過ぎる。乾いた声で沙衛門は男に言った。
「……貴様の悲鳴を弔いの歌代わりにするぞ」
「貴様の様な悪魔とくっつかなければ死ぬ事もなかったろうよ」
「無駄口を叩くのをやめろと言うのだ」
男は顔を沙衛門に張り飛ばされたがやめなかった。
「お前もこの女に咥えてもらったのか?」
今度こそ容赦しなかった。男の両足に一閃。苦無でアキレス腱を切断した。悲鳴はない。それでも出血による体温低下で冷えている様でぶるぶると、男は震えた。
朧が眉間にしわを寄せつつ、問う。
「まさか……」
「へ、へへへ、悪魔は滅ぼさなきゃなあ……!」
「あんた……」
「そう、俺が引き金を引いた。野郎の面と来たらなかったぜ」
時間が止まった。
朧がめまいを起こした。るいが抱いてそれを支えながら男を刺す様に睨み付けた。
男はこう言っているのだ。
『彼は朧と一緒にいたから殺されたのだ』
と。
『生徒の事件でとばっちりを受けた様に見せかけ、実はこいつらに殺されたのだ』
と。
沙衛門が叫んだ。
「違うぞ、朧殿! こんな奴の言う事に耳を貸さなくていい!!
決してお主のせいではない! そんな酷い話があってたまるものか!!」
沙衛門の、るいの声が、遠ざかって行く。水没した様な息苦しさが朧を包み込んで行く。
視界が揺らめき、そして……そして。
(……私のせい……)
「い……いやああああああああっ! ああああああああああああああああああああああああ!!
ああああああああああああああああああああああああああああああああああ……!」
「朧ちゃん、世迷言よ! 考えては駄目!!」
朧が両手で頭を抱え、力一杯泣き叫んだ。るいがその頬を軽く叩き、現実に引き戻すべく、必死に呼びかけるが、その声はむなしく、朧の心には届かなかった。
「ははははは! たまらねえぜ!!
そうさぁ、そいつを聞きたかったぜぇ……いい声出すじゃねえか。それが聞きたかったんだよ」
一気に砕けた口調になる男の頬に沙衛門は掌打を浴びせた。そして髪を引っ掴み、地面に何度も叩き付けた。
「ゲスが……! 絶対に殺してやる」
だから早く殺しておきたかったのだ。だがもう遅かった。
……どうすれば良かったのだろう。
朧はるいの腕の中で沈黙した。虚ろな眼差しで弛緩し、絶望に打ちのめされ、口の端からよだれが垂れてしまっている。
「朧ちゃん……!」
るいの目に、光るものがあった。
自分達をいつももてなしてくれた彼女が。
自分達の過去に涙してくれた彼女が。
自分達の再会にも涙してくれた、大切な、大切な、彼女が。
沙衛門が憤怒に震えながら、るいに呼びかける。
「もう我慢ならぬ。るい、朧殿と先に行ってくれ。こいつは俺が殺す」
「でしたらば、私も一太刀」
そう言うが早いか、るいの叩き付けた大鎌の刃が男の腰に突き立った。今度は応えた様で男は悲鳴を上げた。
生ぬるいにも程がある。が、こいつは痛みを意識から遠ざける訓練を受けている。
それならばどこまでそれが行き届いているのか、試してやる。刺さって揺れるそれを足で踏み付けただけ、男がうめく。捻って抜き、血を払うと、憎々しげにるいは言った。
「お前の様な男がいるから、優しいこの子の涙が止まらぬ……!
せいぜい沙衛門様に刻まれ尽くすがいい」
そう吐き捨てると、朧を背負い、『霧雨』を展開しつつ、闇に去って行った。
沙衛門の隻眼が深紅に染まり、静かに男を見下ろしている。血の匂いに鳥達が集まって来ていた。
「……動物は慈悲深いな。せいぜい味わってもらえ。
ええい!」
怒気を孕ませた発声と共に、沙衛門はどこからか引き抜いた小太刀を振り下ろし、男の延髄に突き立てた。ごぼっ、と血の塊を吐き、男は絶命した。
生きたまま鳥達に始末を任せて、結局仲間の救援が間に合ったのでは朧に申し訳が立たない。故にこうしたのだが……足りぬ。この男には生ぬる過ぎる。
息を吐き、沙衛門もまた、追撃に備えて『霧雨』を展開する。
男の服で小太刀の血を拭い、鞘に収めると、苦い表情のまま、沙衛門は、るいと朧を追って、闇に消えて行った―
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