愛しのソクセキジンジャーエール
突然だが、私は炭酸が好きだ。
最も好きなのが、三ツ矢サイダー。尊敬する宮沢賢治も愛したという飲み物。爽やかな甘さがたまらない。
次に好きなのが、炭酸水。刺激を味わうのならば、無味が良い。特にウィルキンソンの強炭酸は
三番目が、ジンジャーエール。私はお酒が苦手で、飲み会に誘われるといつもこれを頼んでいた。
ボトルを開けた瞬間に鳴る、小粋な音。注ぎ口からわずかに立つ、白い冷気。
グラスに注がれる音はまるで音楽を奏でているるようで、水面を跳ねる小さな粒はまるで踊っているよう。
グラスの側面には、可愛らしい気泡が張り付いている。かと思えば、儚く浮上し、消えてしまう。
結露の付いたグラスを持ち、縁に口をつけ、ゆっくりと傾ける。
耳に届くささやき。唇に触れる飛沫。
そして、含んだ瞬間。
口内全体にはじける気泡。
思わず顔をしかめて、うなる。
これが、これこそが、私の求めていた刺激!
……という感じで、私は炭酸が好きだ。
というわけで、最近ハマっている、炭酸の飲み物を今回は紹介しようと思う。
家で簡単に作れるジンジャーエール、その名も「ソクセキジンジャーエール」だ。
作り方は簡単。
①用意するもの。
・三ツ矢サイダー(500㎖くらいのペットボトルのやつ)
・ショウガ
②ショウガをすり下ろす。
③三ツ矢サイダーのペットボトルの中に入れる。
以上だ!
ちなみにこれは、ショウガを丸々1個買ってしまい、使い道に苦労していた時に思いついたレシピである。
気になるそのお味は……。
三ツ矢サイダーの甘さと、ショウガのほどよい辛みが相まって、ジンジャーエールっぽくなっている。
最初らへんは、水面にショウガの繊維とかいっぱい浮いてるけど、気にしなければいいと思う。うん。一口、二口目は、口にいっぱい繊維が入ってくるけど、気にしなければいいと思う。
ちなみに、私はチューブのショウガがあまり好きではないので、試していません。すり下ろしなら、生がいい! 変なこだわり……。
「ソクセキジンジャーエール」ごちそうさまでした。
p.s.いつか、炭酸サーバーを家に置くのが、私の夢です。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます