Let`s go ノーンカイ
11/1 バンコク→ノーンカイ
今日から11月に突入する、今月はラオスの月になる予定だ。午前中に起きてたまっていた日記を書き、チェックアウトの準備をする。19:00にMPツアーに集合なので、はやめに用意しておかなきゃ。荷物をまとめて、レセプションカウンターのわきに置かせてもらう。
サービーと行った食堂へメシを食べに行く。日本人の男の人が一人で食べていて、その隣にすわり、なにげなく会話をする。その男の人は三ヶ月海外をまわっていて、中国にベトナム、カンボジア、インド、いろいろな国をまわっているだけあって、アジアの事情をよく知っている。
のんびりとメシを食べながら会話をしていると、近くに座っているタイ人のおばちゃんが、元気の良い日本語でしゃべりかけてくる。日本語で手紙を書いてほしいようで、隣に座っている日本人のヒッキーが承諾して、一緒に内容を考える。最初はどんな手紙の内容かわからなかったが、どうやら日本人男性と結婚しているみたいで、そのおばちゃんだけ何らかの理由で国に帰らされたらしい。それにしても日本語が上手なおばちゃんだ。
手紙をかき終え、予定もなく暇だったのでヒッキーについていくことにする。ヒッキーが日本行きの航空券を調べに行くので、カオサン通りにある旅行代理店へ行く。航空券はさまざまな種類があり、一年オープンの往復チケットなど、どれも安い。航空券はバンコクが一番安いとみんな口をそろえていう。日本行きも片道約二万円で、とにかく安い! これならお金の使い方にはばがひろがる。
その後、バスに乗りシーアムセンターに行く。ちょっとしたデパートがある場所で、カオサンに比べると売られている洋服は高く、しゃれた店が多い。タイの若者に人気の町らしく、東京でいったら原宿かもしれない。それにしても、タイ人は髪の毛が美しく、足が長い。大学生の制服は体にフィットしたスカートで、いやらしく見えてしまう。
あたりをぶらぶらして、ダンキンドーナッツで休憩する。ヒッキーの話を聞いていると、タイ人女性におぼれているようだ。相手の女性はわがままなAB型で、金遣いが荒く、交際費はすべてヒッキーが払っている。時間にルーズで、服装のことにうるさく、それでいて彼女とはよばないで、と言うらしい。都合の良い女だ。
けっこう不満がたまっているようにみえ、ヒッキーはつらそうだ。そんな女は相手にしなければいいと思うが、似たような状況が昔の自分にあったような気がするから、少し気持ちがわかる。付き合わないほうがいいと思うけど、前向きで少し変わっているヒッキーには、ちょうど良いのかもしれない。好きになると自分が見えなくなってしまうのかなと、よけいなことを思ってしまう。
夕方になり、ヒッキーとお別れしてカオサンに戻る。途中、バスが狭い道を通った時に、電柱が横の窓にぶつかりひびがはいってしまう。運転手は面倒くさいだろうな。
カオサンに戻り、ヒッキーがおすすめしていたガイドブック“旅行人ノート メコンの国々”という本を探すが、どのお店にも置いていない。
“CH2”に戻り、荷物を持ってMPツアーへ行く。カウンター向かいの本棚で立ち読みをして、旅へのモチベーションをあげる。
ツアーの迎えが来たのでついていくと、“CH2”の二軒隣の旅行会社に着く。出発時間が遅かったので“CH2”にいるおじさん達と話をして暇つぶしする。話が盛りあがっていると、いつの間にツアーで一緒の外人達がいないので、急いで追いかける。おいていかれたらしゃれにならない。
パンガンへ向かった時と似たようなバスに乗り込む。隣の席にだれも座っていないので今回は快適だ。ぼーっとして窓から景色を眺めながらバスは出発する。
ラオスに向けて出発だ!
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