最終話 明日への扉。

 そして彼女の人工口手術を終わってから数日が立った今、俺は水鶏奈くいなとしっかりと向き合う必要性があると感じた。


水鶏奈くいな…。」


「耕哉君。私は確かにあんたを見ることができないけど、胴体だけ生きているだけ非常に安心できる構造に私は凄く嬉しくなってきたよ。」


「そうか。それならお前がこうして無事に生きてくれて助かった。ところで呼吸の方も大分慣れてきただろ。」


「うん。人工口だけど、呼吸も非常にできるようになったから非常に安心してすごせる状況が出来て何よりです。」


「そうか…。」


 俺は彼女がこんなに安心して話せる状況に最初は驚いたものの次第に話している内容を聞くと確かに彼は非常に声が通りやすく非常に通じやすい状況に俺はがぜん、張り切る状況に嬉しくなった。


 そして彼女が頭部を失った状態でもこうして無事に生きている状態を感じると臓器の独立が胴体を助ける話は本当なのだと感じた。

 故に脳細胞は脳だけでなく象徴にも多くの脳細胞が潜んでいる。

 その脳細胞を大腸や胃袋、子宮などにも入れる事で頭部がなくても自立した行動ができるようになり、彼女が無事に生きられる状況ができるのも非常に納得した。


 だから俺は彼女がこうして無事に過ごせる状況を感じながらこれから俺は彼女の部屋で彼女の着替えを終えるまでこれからしばらく外で待つことにした。


「終わったよ…。耕哉君。」


「あぁ、水鶏奈くいな。お前は本当に頭部はないけど、綺麗な制服に俺は非常に嬉しくなる。そしてそこには水鶏奈の頭の遺影も載せてあるな。」


「勿論ですよ。私は自分の頭部がないので見えない分、その優れた触覚などで私は動いているから猶更です。」


「あぁ、そうだな。俺もそれだけで非常に安心した。」


「うん。そうですよね。」


 俺は彼女の首が失ってもこうして安心して学校まで行ける状況が来ていると思うだけ非常に安心した。

 そしてそれから俺は彼女と共に学校に向かい、これから友麻としっかりと話そうと思った。


「なぁ、友麻。」


「どうしたの?耕哉君。」


水鶏奈くいなが喋れるようになってけど、大丈夫か。」


「うん。大丈夫だよ。」


 俺は彼女がこんなに綺麗な顔をしている状況に俺はこのままで本当に大丈夫なのかと非常に疑った。

 むしろ、彼女に水鶏奈くいなの様子を見て本当に驚かないのか非常に気になりながらこれから彼女を呼ぼうとした。


水鶏奈くいな。友麻が読んでいるから来てくれよな。」


「うん。ありがとう。耕哉君。一緒に行こうね。」


「あぁ、そうだな。水鶏奈くいな。」


 俺は彼女がこんなに綺麗な目をしている状況を見ると寛恕がこんなに強い目をしている状況に非常に嬉しくなっていった。

 そう俺は感じるとそれだけで非常に俺の目は優しくなり、これから俺と共に彼女を友麻の元まで連れて行った。


 そして俺は彼女がこんなに嬉しい顔をしている状況に俺は何を言えばよいのかわからなくなっていた。

 けど、俺はとりあえず友麻に水鶏奈の現状を見せる事で何か変わると思った。


「友麻。水鶏奈くいなが来るから。」


「ありがとう。耕哉君。」


 友麻がこんなに嬉しい顔をしているのはもともと、彼女が女性好きになっていることが非常に大きいからだ。

 だから彼女は水鶏奈くいなのことも非常に好きだし、凄く体を触る事で元気になる事もしばしあるのだと感じた。

 そして水鶏奈くいなと友麻がようやく対面した。


「ほう。水鶏奈くいな。頭はないけど、人工の口で良い感じになったではないか。」


「えっ。私の体がこんなに嬉しい状況になるのを凄く喜んでいるの。」


「あぁ、私はそう思っているよ。頭はないけど、人工口が凄く可愛くて私は好きだよ。」


「ありがとう。友麻。」


 俺は彼女達がこんなに嬉しい顔をしている様子を見ると確かに彼女がこんなに嬉しい表情をしている様子を見ると確かに嬉しくなるのは間違いないと感じた。

 だから俺は彼女がこんなに元気になってゆく様子を見ると確かにそれはあり得るのだと感じた。


 故に俺は彼女達がこんなに嬉しい表情をしていくれるなら絶対にそれだけで安心できると思っていた。

 すると、他のクラスメイトが水鶏奈の事を気にかけて…。


水鶏奈くいなちゃん。大丈夫?」


朱美あけみちゃん。私に気にかけて大丈夫?」


「大丈夫だよ。私だけでなくクラス中があんたが首はなくてもこうして無事に生かしてくれた事を祝っているから。」


「ありがとう。朱美あけみちゃん。」


 俺は彼女がこんなに嬉しい状況の最中でこんなに嬉しい顔をしている様子を見るとそれだけで非常に嬉しくなる。

 だから俺はこうやって皆で祝えばそれはそれでよいと感じていた。


「よし、今日は水鶏奈くいなが復帰した事によるパーティーを授業が終わったらやろうな。」


「うん。ありがとう。」


 俺はロボコン部に所属しているから凄く勉強しながら、鉄道のATOについても非常に考え事させられる内容だからそれを皆に教えようと思った。

 そうしながら水鶏奈くいなが医療技術の発達で胴体だけでも無事に生きて行ける構造を皆で教えるとそれだけで非常に皆が嬉しくなり、これが葬式的な暗さから明るい状況になり、これが彼女をきっと活気づけると思っていた。


「よし、皆で水鶏奈の復帰を祝おうな。」


「名取先生。凄く気が張っていますね。」


「あぁ、水鶏奈くいながこうして復帰するから元気になるのは当然でしょ。」


「あぁ、そうだな。」


「でも、耕哉のお陰で彼女が喋れるようになったんだからこれからも皆で大事にしような。」


「あぁ。そうだね。」


 俺はそう思いながら名取先生も混ぜてこれから彼女の復帰をしっかりさせた。

 皆がこうして喜んで祝う事はきっと大きな祝いになると思うとそれだけで非常に嬉しくなるのは当然だ。


 そう俺は思いながら、これからも水鶏奈くいなを首がなくても普通の生活に溶け込ませたいと思う気がしてきた。

 俺はもし、水鶏奈くいな以外の女子の胴体も事故で胴体だけ無事に生かせばきっとよい方向に導くのだと感じた。

 その為に俺は彼女を1人で行動できるようにせねばいけないのだと感じた。

 そういう使命感が重みになるが、それでも俺が彼女に出来る事はそれだけだと…。


終わり

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胴体少女は彼氏を想う。 ЕСБの革命 @Mir-tal54KgfB

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