第17話 愛情宿る胴体。
私は学校が終わった後、耕哉君と
「ねぇ、耕哉君。」
「
「うん。でも、その守るは
「あぁ、その通りだ。欧米の一部支配者層にその情報が洩れればお金の為に悪用する人は非常に多いから気を付けねば。だから俺の兄貴はロシアでそういう研究しているし、欧米の実態を暴いて勉強している事は非常に大事な事だと俺は思っているかな。」
本当、耕哉君は直ぐに私と話しながらも
でも、そういう耕哉君も私は好きだし、
だから耕哉君に…、
「ふふっ。相変わらず、耕哉君は面白いね。でも、
「あぁ、その通りだ。
「耕哉君。そうやって思っていると、実は
「うぅ…。ばれたか。でも、
「へへへっ。私からすれば
あの2人を見ると、耕哉君が
だから、耕哉君の顔を見れば彼が如何に雰囲気や波動などが分かり、彼の人の良さが通じてくる。
彼や彼の兄が救った人間が沢山いるのは、耕哉君の顔を見れば当然だよ。
だから私は、耕哉君と共に彼女を救い出したいと思った。
*************
俺も
勿論、情報戦があるからこそ情報を非常に大事にしながら、
世の中で非常に大事なの物は金でなく情報だから…、
時間と情報を軽んずる人は目先の金に囚われる他、質素倹約等をやたら美談にしたがる。
しかし、質素倹約を美徳にすると従業員の給料が下がるから、逆にブラック企業と非常に親和性が高い事から、非常に警戒しようと感じた。
「で、優真。
「そうなの?でも、耕哉君が
「あぁ、そうだな。俺はあいつの頭を救えなかった。だからこそ、身体は大事にしたいんだ。」
俺は彼女の声が凄く嬉しいと感じ、優真の喜びは
彼女の身体が生きたい気持ちがあるからこそ、本当に生きたい気持ちが伝わり、生命がしっかりと宿るのは至極当然だと感じた。
彼女が生きたい気持ちがあるからこそ、これ当然なのだと思うと俺は凄く嬉しかった。
しかし、首がない分、彼女は直接は喋れないので俺は寂しくもあった。
すると…、
「ねぇ。耕哉君。私にも
「あぁ、そうだな。どうやら彼女の身体を大事にすると声が聞こえるし、大事に出来る環境があると思うな。」
「そうか。でもそれは本当に良い事だな。」
「ふふっ。本当に私と耕哉君は
俺は彼女が凄く嬉しい顔で安心出来るなら、彼女も胴体少女になったとしても良い生き方が出来ると感じた。
それ以上に
「優真。お前は本当に女の子が好きなんだな。」
「うん、私は外見が筋肉質でも中身が女々しい男は嫌いなんだよ。」
「どういう事だ。
「私はね。マッチョな人間は身体を鍛えても精神が強くない人が意外と多い事を知っている。何故なら、男らしさに異様に拘るあまり、メンタル面で非常に脆い男が多いから。」
「へぇ~。そうなんだ。」
「でも、耕哉君は違う。外見とは裏腹に凄く情報を大事にして、弱みと強みを上手く利用している。そして、人間を強くさせるのは情報戦だと理解しているのがメンタル面で強い男だと思うよ。」
「あぁ、そうだよ。俺も兄貴も正々堂々と戦うのは嫌いなんだ。けど、情報を上手く利用すれば相手の弱点を追い込める方法はいくらでもあると俺は思うよ。人間は強かであれと。」
「うん、ありがとう。耕哉君。でも、
彼女が如何に
何故なら、
俺は、友情や愛情は、外見や時間にだらしない人には非常に通用しないツールだと思うと非常に納得できる内容で少し安心した。
だからこそ、俺は彼女を守る為に様々な考えが必要だと感じた。
同時に波動が高い人じゃないと首のない
波動が高いからこそ、俺と
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