ありがとうございます！　そしてまさか、自分のペンネームで吹き出してしまう日が来るとは！　「ぶりぶりぶりぶりさん」って！　確かに凄い！

　ギルドなどの設定を丁寧に書いていたのは、読者の気を逸らす為だったんです。しっかりと作り込まれている設定が出て来ると、その設定がストーリーにある程度の重要性を持って関わって来るんだろうなと思うじゃないですか。実際は使い捨てのような扱いだと分かってたんですけれど、敢えて細かく書き込んでたんです。「これは、ギルドなどの組織を通して魔物をやっつける、冒険ものなのだろうな」と、先の展開への予想をある程度こちらからさせて、実際は読者の想像力を縛る為に。

　単に情報量で畳み掛けても、人物や土地の名前なんかにいちいち思いを巡らせる余裕を取る事が出来るので、兎に角名前達に、意識を向ける隙を与えないようにと書き込んでいたんです。明かす前に仕掛けがバレていたとしても、それはそれで大きな謎を示す事が出来て、ストーリーを引っ張る力になりますので。

　『鬼討』とはまた異なる仕掛け方でしたが……。びっくりさせる事が出来て、嬉しいです！

　これが私の作風なのですよ、帆乃風さん！　もう怪しい奴らばっかりです！

　ありがとうございます！
　頑張って、完結まで持って行きます！

　ふっふ……。全ては計算した上での命名だったのです……。