第3話
気づいたら、生まれてからもう直ぐ1年になるらしい。
ヒアリングかなり頑張った。
本当の意味で正確かどうか分からんが、会話がなんとなく分かる。
以前の失敗を反省して、話しかけられると反応するようにした。
すると、母親が話しかけたり、身の回りの物を指して単語を言うようになったのだ。
ちょー嬉しい。
まだ言葉は話せないけど、聞き取りは半分くらい、単語が分かる様になった。
自分の名前も分かった。ミュージェと言うらしい。
最初はベーと言われたので、それが名前だと思ってカナリビミョーな気分だったが、
それは「赤ちゃん」という意味だったらしい。
部屋からも出れた。
乳母が抱っこして、母親の散歩にくっ付いて出れるからだ。わーい!
家はカナリでかい。
中庭らしきところに出るまでに結構歩いたし、階段があった。
自分の部屋は2階だったらしい。
自分が小さいためか分からんが、外に出ても館の端が見えない。
家は金持ちかもしれん。
人生勝ち組の可能性大!ヤッタネ!
使用人らしき人もいた。
そんでもって、みんな額の真ん中に角あります。
大きさはマチマチです。
母親のは、他の人と比べると、ちょっと長め。
やっぱココ異世界らしい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます