第5話 暴れる剣
ハルチカはバンチニア高校に向かって走っていた!
ルーナさんに
『大丈夫だって、『
「はぁ、はぁ、でも、」
エミリアの事も、一応心配なハルチカであった。
森を抜け、町の
(;゜∀゜)
ボコボコになった中庭、東棟の一階女子更衣室の中庭外壁面に空いた大穴!
ハルチカは下を見ながら、「えっ、どう言う事?」
ハルチカは
ハルチカは驚いて、「えっ!別の魔人!」
あの美人のルーナさんが、更に危険な魔人と戦って、もしかしてまたルーナさんのピンチだったら!
ルーナさんが危ない!ついでにエミリアも危ない!!
『ハルチカ、だんだんエミリアがオマケになってんぞ。』
高校の
隊員達は生徒の避難を誘導していて、生徒は彼等により校舎から北側の裏庭にある摩導教練棟に順次誘導されていた。
摩導教練棟はもともと、摩導教練の為に摩導結界が設置されているアリーナ形式の建築物で、外部からの摩導攻撃、内部からの摩導破壊にも耐えられるように設計されていた。
また収容人員も千人から非常時一万人規模を誇る避難施設でもあり、バンチニア町の災害時の防災シェルタでもあった。
災害規模の状況に慌て、ルーナさんが心配になったハルチカだが、破壊された女子更衣室を見ると、クラスメートの男子人気投票ナンバーワンの金持御嬢様、コーネリア・ロンディーヌと、
彼女の取り巻きで、メガネキャラのアンリー・スウィート、田舎町のおっとり娘、ドリス・ウェルチカの三人が、
飛翔騎士団の隊員に付き添われて、毛布にくるまった姿で、更衣室の壊された外壁の穴から中庭に出て来るのが見えた。
その三人の被害者的な姿を見た、ハルチカは驚き思わず、「えっ!やられちゃったの!!!」と声に出してしまった。
しかし、
『大丈夫だ!ハルチカ!彼女らはまだ処女、俺には分かる!!処女を見分ける力も俺の特技の一つだ!!』
と誇らしげに語る
特技って?、ハルチカは唖然とした。
( ; ゜Д゜)
自分の
そんな気持ちで、自分の
三人を守るように、ルーナさんと一緒にいた緑の髪の女の人とピンクの髪の小柄な女の人が出て来たので、
ハルチカはルーナさんがどうなったか知りたくて、彼女達の
リナは、駆け寄って来るハルチカに気がついて、「やぁ、魔チンの少年、学校に行く気になったのか?」
( ^∀^)
「魔チン?」、此の言葉にコーネリアが反応し、
( ・∀・)?
魔チンと言われて恥ずかしいのと魔人と関係が有ると誤解されるような言葉に慌てたハルチカは急いで、「まっ、魔チンじゃ有りませんよ!誤解される事言わないで下さい!僕はバンチニア高校摩導科一年
((( ̄へ ̄井)
リナはまた豪快に、「ゴメン、ゴメン、キミのが余りにも立派だったから、私は摩導庁、『飛翔星騎士団』、副将、ジュピーリーナ・グラシウス、リナと呼んでくれ。」
("⌒∇⌒")
横で二人の会話を聞いていたチビウサは、「御免なさいでちゅね、ハルチン君。」、とチビウサは舌ったらずだからハルチカがハルチンになってしまった。
「ハルチン?」
アンリが、クラスメートのアダ名を助けてくれた『飛翔星騎士団』の隊員が口にした事に驚いた、
ハルチンと此の隊員さん達は一体どう
好奇心旺盛なアンリは聞き耳を立てた。
自分のアダ名を偶然に言ってしまう、此のお嬢さん?にはハルチカも諦めて、「いえ、大丈夫です。問題は有りません、
横で、リナがクスクスと笑い、チビウサは少しプリプリしながら、「歳上の二十四ちゃいのお姉ちゃまに向かってお嬢ちゃまは失礼でちゅよ、ハルチン君。」
(# ̄З ̄)
「えっ!二十四才なんですか!失礼しました!」
m(_ _ ;)m
「そうでちゅよ、わたちは情報摩導将官のチビリティ・ウルサリータでちゅ、チビウサでちゅ。」
ハルチカは謝りながら、「本当に御免なさい、お姉様方、でも、僕、ルーナさんの事が心配で、今、ルーナさんは
リナとチビウサはビックリして二人は顔を見合わせた、そしてリナが、
「ハルチカ君、その事を何故、君は知ってんだい、それに大将の事、ルーナさんて呼んでるけど?」
ハルチカは、赤い顔をしながら慌てて、「い、いぇ、僕、ぼく、ルーナさんからハンカチを借りようとしていた時、奴が現れて、で、奴がバンチニア高校に向かって飛び立った時、ルーナさんにあの魔人を倒してとお願いしたら、ルーナさんも飛び立っちゃたから、心配して高校に来てみたら、庭が穴だらけで!凄い戦いが有ったんですか? 僕はあいつが、そんなに強い魔人だったなんて知らなくて、
ハルチカはルーナさんと
チビウサは情報摩導将官だから、ハルチカの話しに抜けている箇所が有る事に気づいて、「ハルチン君、ルーナちゃまが戻って来たら、ルーナちゃまとハルチン君には聞かなくちゃいけない事が有るようでちゅねぇ。」
リナはゲスだから、「クフフ、ハルチカ、お前、大将に惚れたな、お前、立派な
ハルチカは、慌てて、「ち、違います!」
心の中で、やっちゃったの僕です、と
聞き耳を立てていた、アンリは、「えっ?立派な
ハルチカは必死に説明した、「こっ、こんな中庭を破壊するような敵とルーナさんが戦っているんですよ!誰だって心配するでしょう!!」
\(゜o゜;)/
リナは困った表情で、「ハルチカ、でもさぁ、此の中庭を破壊したのうちの大将なんだよ。」
(━_━)ゝウーム
ハルチカは、納得して、「そうですよ!大将って言う魔人が、大将? えっ!大将って!」
『ハルチカ、大将ってルーナさんの事だぜぇ!』
(゜O゜; 大将ってルーナさん!!
チビウサも首を振りながら、「そうなんでしゅよ、ハルチン君、ルーナしゃん、キックで魔チンを破壊するんでしゅけど、破壊する
┐(;ー_ー)┌
リナも、「そうなんだよなぁ、大将、張り切るのは
( ̄▽ ̄;)
その時、ハルチカの
(((↓)))
『ヤバイぞ、ハルチカ!あの姉ちゃん、
ハルチカは、皆に聞こえない心の声で、『
( ・◇・)?
確かルーナさんに注ぎ込んだのって、僕の
ハルチカはおそるおそる
(((←↓)))
(゜〇゜;)?????
「それって、つ、つまり!」
(((↓)))
『そうだ、ハルチカ!お前があの事で下手くそだから、あの姉ちゃんが困ってんだ!』
ハルチカは恥ずかしくて、思わず大きな声を出してしまった、「しっ、仕方ないだろ!僕はまだ二度目なんだよ!初心者なんだから!」
\(///◇///)\!!!
回りの人達が、突如、大声を出したハルチカに注目する。
リナが、「どうした、ハルチカ?急に大声を出して?何だ二度目って」
ハルチカは慌てて、「いえ、ちょっと、そ、そう、摩導教練で難しい実技の事を思い出して!」
ヽ(∇ ̄;ヽ))...((ノ; ̄∇)ノ あわあわ!
リナは疑わしそうに、「本当かぁ、ハルチカ、俺はてっきり、うちの大将と二回やっちゃったのかと思ったぞ、それで、大将から下手だ、早いって怒られたとか。」
(¬‐¬)
リナさん鋭い!やっちゃったの一度ですけど、と心の声で懺悔するハルチカであった。
『ハルチカ!下手なのはしょうがないとして、何とかしないと、あの姉ちゃんの
(((↓)))
「そんなのやだ!!」
o(≧0≦o)
ハルチカは思わず、また大声を出してしまった。
リナさんが、「本当にどうしたんだ、ハルチカ?」、と
ハルチカはリナさんを無視して
<<↓>>
『そうだなぁ、まずあの姉ちゃんと連絡を取って、
ハルチカは
↓#
『失礼だな、俺は何時も
そうかなぁ、提案する内容は何時もあっちの事ばっかりだし、絶体に変態だし、
『ハルチカ、聞こえてるって!』
ハルチカは誤魔化すように、「でっ、どうやってルーナさんと連絡取るの?」
『うん?あぁ、『
ハルチカは喜んで、「簡単なの、やってみるけど、どうやるの?」
『あぁ、
ハルチカは頷きながら、『わかった
『そうだよ、いい加減慣れろよ、まぁ『
ハルチカは焦って、「いや、無理だって!こんな状況で、そんな状態に成れたら立派な変態だって!僕には無理だ!一ミリも上がんないよ!!」
((↓))?
『ん?、若いのに?何故だ、前の可愛い娘ちゃん三人もいるんだ、ちょっと想像すりゃ直ぐだろうがぁ。』
(*≧∀≦*)
「ばっ、バカな事言うなよ!そんな事、想像出来る分けないだろうが!相手はクラスメートなんだぞ!」
ε―↓))フゥ
『下手れだなぁ。』
(≧▽≦)
「僕は貴方と違ってナィーブなんだから!」、と自分の
そんな一人芝居状態のハルチカを見たチビウサは、「ハルチン君の奇行は置いちょぃて、兎に角、避難が先でちゅう、またルーナちゃまが落ちてきたら危ないでちゅから。」
リナも頷いて、「そうだな、此の三人とハルチカで最後だ、早く避難シェルタに行こう。」
とその時、上空から巨大な落下音!!
ヒューゥゥゥウウウウウウウ
リナが怒鳴る、「ヤベエ!皆!!伏せろ!!!」
ハルチカはハッキリと見た!
其は高速で落下してくる、ボロボロのルーナさん!
ちょっとエロっぽい!
(←)
『オッ!』
ドガァアアアアアアアンンン!!
ルーナは地上に激突し、
ズゥババババババババンンン!!
地響きと爆風が巻き起こる!!
「キャアアア!」、と悲鳴を上げるアンリー・スウィート!
ブウゥワアア!
彼女を繰るんだ毛布も爆風で巻き上がり、
見たハルチカだったが、
(↓)
『おぃ!』
「イャン!」、と可愛らしく悲鳴を上げるのは、ドリス・ウェルチカ!
ブウゥワアア!
彼女も爆風で繰るんだ毛布が巻き上がり、
見たハルチカは、
((↓))
『おっ、おぃ!』
「ウッフゥン!」、とエロっぽく悲鳴を上げるのは、クラスナンバーワンの美人、コーネリア・ロンディーヌ!
ブウゥワアア!
彼女も爆風で繰るんだ毛布が巻き上がり、
見たハルチカは、
コーネリアの美しきサンディ・ブロンドの草原 wwwww を見た、
ハルチカは!
((((◎↑◎))))
『えっ!!ちょっと待て!!』
その瞬間、
ズッ!!!
パンツから飛び出し!
ポンンンン!!!
先端がズボンより飛び出し、
「えっ!!」
振り向いたコーネリアと、彼女の余りの草原の美しさに
二人の時が止まり、
二人は二人だけの世界の住人となる。
ハルチカの気高き、剣の先端を見たコーネリアは泉を濡らし、
「貴方は!」
コーネリアの風に
その先の神秘の洞窟に恋い焦がれ、
「君の名は!!」
二人がお互いに寄り添おうとした瞬間、
『ハルチカ!姉ちゃんが危ない!!目を覚ませ!!!』、と
(((♂)))
えっ!ルーナさんが!!
(゜ロ゜;))))
ルーナさんが危ない、その
コーネリアは、「えっ?」
( ; ゜Д゜)
ハルチカは穴から這い上がった、ボロボロ、血だらけのルーナを見て、
「ルーナさん!!!」、と絶叫する!
しかし、ルーナは体内で暴れ狂う
「まだだ、
ズダァアアアアアアアンンン!
と
再び、
その姿をハッキリと見たコーネリアは、「えっ!あの方は、」
『
「ルーナさん!!!!!」、ハルチカの叫びは、学園の中庭に響き渡るも天にいるルーナには届かず!
(((↑)))
『ちっ、しかたねぇ!』、と
(((↑()↑)))
ズゥンンンンンンンン!!!
「えっ!」
~(○_○)~!!
ハルチカは一瞬にして高度三千メータの上空にいた!
『ハルチカ!其は、俺の奥義!『
ハルチカは何がなんだか分からなかったが、
あの素晴らしく、引き締まった形が黄金曲線のヒップ!
『オ前ジャマ!!モウ許サナイ!!』
と
◎~>゜)ー ̄ー_ー ̄ー_
ハルチカは思う、手にホールドすると絶妙な感触とさわり心地に完璧な張り具合と美しい形のボインボイン!
ルーナは
更に、銃の反動の硬直時に
ハルチカは思う、あの美しい黄金の草原と気高き丘、そしてその先の光輝くф
を思った時、
ハルチカは絶叫する!
「ルッ、ルッ、ルーーーーナアアアアアアアア!!!」
その瞬間!
⇒ ф
ストン
ф⇒
「えっ!!!」、ルーナは驚愕し、
そんなルーナをハルチカは優しく、後ろから抱き締める。
「ルーナ、僕だ!!!」
「ハルチカ!!!」、その時ルーナは幸福感に包まれ、そして体内で暴れ狂っていた
『死ネ!!!!!』、と
∈∈∈∈∈∈∈~>゜)ーーー
蛇の尻尾の先端からどす黒い豪直光が発射され、愛し合う二人を襲う!
ハルチカは優しくルーナの耳元で囁く、「二人で
ルーナは、幸せの歓喜の中で、「うん、ハルチカ!」、と答え、その時、彼女は女になった。
二人は同時に叫ぶ!!
『
その瞬間、銀の二挺の銃剣は光輝き一挺の巨大ライフル銃になって!
超巨大な満月を背景に!
巨大な豪光が、『
⇒⇒⇒⇒⇒⇒∈∈∈~>゜)ーーー
ドガガガガガガガガガガガガ
爆音とともにどす黒い光線を飲み込み!
ギャアアアアアアアアアア!!!
その巨大な豪光線は更に、
光は、塵をミクロの気体に分解し、気体から更に、細かく、細かく、更に細かく、やがて完全に此の世界から、その存在自体を抹消した!!!
その瞬間、ハルチカは後ろからルーナをきつく抱き締め、ルーナは必死にハルチカの両腕に
スッコオオオオオオオオンン!
天空に光の満月が現れた時、
二人は同時に歓喜の頂点に到達し、
二人同時に幸福の頂きに到達し、
二人同時にその意識を、
月光の遥か彼方ヘと、
飛ばすのであった。
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