4/18 前置きは前に置くもんだろ、普通は
Aimerさんの「花の唄」を聴くとめっちゃ不穏なのは、そりゃあFate/stay nightでしょうだからでしょうがよ。もうのっけから日本語おかしいけど気にしない。
「Fate/stay night」は「茄子」「きのこ」がタッグを組んでつくられたメディアミックスコンテンツ――ではなく、「奈須きのこ」がTYPEMOONとしてつくりあげた初の商業作品で、いわゆる「エロゲ」である。そして型月である。
有限会社って今はつくれないんだねぇ。と知ったのも、実は会社としてのTYPEMOONである有限会社ノーツのおかげ。有限と株式ってなんぞや、って知れたのも…なんだかんだ型月のおかげなのである。月姫リメイクはよ。
と思いながら本文を書いてたんですが、前置きは前に置くもんだろ、普通は。と思ってついさっき書いた文を読み返してみたら、やっぱりあほくせー。
ぜんぜん前置きしてないやんけ!!と思い、前置きをすることにしました。
前置きって何するの? 好きな音楽とか趣味とか言えばいいの? 書けばいいの?
とか分からないので、簡単に自己紹介をば。
うらやましんち(23)
作家志望
趣味:映画鑑賞・読書・登山(今は金ないからやってない)・酒盛り・麻雀。
あとサイクリング
好きなお酒:ビール(黒ビールとかギネスビールとかドゥンケルとか)
好きな女優:松たか子、菅野美穂、森高千里、北川景子、大島優子
好きな歌手:森口博子
好きな配牌:イーピン
最近見た映画:デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム
好きな女優で、この三方を上げた理由は…ただひとつ。
俺は年上のお姉さんが好きなんだよッ!!!!(お姉さんかどうかはさておいて)
さておいて。あと大島優子はただ単に、笑顔に一目ぼれって奴でした。
あれは反則だろッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!。
はい。
まずは趣味である「登山」からご紹介しましょうか…と言っても、十年以上停滞していた趣味を再開するのには、やはりお金が必要でした。
小学校の頃は「ボーイスカウト」の中の「カブスカウト」に所属していて、ボランティアとか登山とかハイキングとか野営の仕方とかサバイバルとか…色々やってました。そのせいで「クラッシュギアニトロ」とか「レジェンズ 甦る竜王伝説」を数話見逃して後でビデオで見たのはいい思い出です。歳がばれますね。
もうばれてるか。
そんなこんなで、高尾山とか陣馬山とか…低山と呼ばれる山は結構上った気がします。名前なんて覚えてないから、というか十年前の記憶をたどるって、案外難しいものだったりする。
その中でも、富士山麓の河口湖、多分本栖湖でキャンプをしたことは忘れない。今多分って書いたばっかやんけ。風穴の中にも入ったし、その時は夏だってのに、冬のように寒かったのを覚えている。そこはちゃんと覚えてる。
そんなことを思い出したら、なんか富士山に行きたくなった。
そんでもって、富士山に行った。元々は静岡の御殿場でさわやか食って御殿場近場のビール工房に見学でも行こうかなと思って行ったのはいいんだけれど、なんとそこでキリンの富士御殿場蒸留所を見つけてしまい、さわやか→富士御殿場蒸留所見学→バスで河口湖まで行って、富士急ハイランド近くのカプセルホテルに泊まった。最初は日帰りにするつもりだったのだけれど、河口湖駅に着いたのが夜の七時頃だったから夜は真っ暗!!
まぁ、なんということでしょう……。とぼやいて止まりをすることにしたのでした。二泊…河口湖inが10月の31日だったので、月を跨いでその日は山梨にいました。理由は、当時住んでいた家で、友人(現在は赤の他人以下)に嫌気がさしてしまったからです。仕事も行かずに、馬鹿やってました。馬鹿だよ。馬鹿。
二日目は、レンタルサイクル屋でクロスバイクを借りて、富士五湖を全部走り回りました。110kmくらいだったのかなぁ。その時はちょうど富士山の雪化粧が取れていたので、それはそれで珍しいものを見れたなぁ…と思う反面、寂しい感じでした。昼に精進湖のレストラン屋でシカ肉のカレーを食べて、「いまぁい!」と「う」と「い」を完全に間違えてしまい、一人で恥ずかしがる。
本当は、山梨奥の「仙人小屋」に行きたかったのだけれど、冬に差し掛かる時期だから行こうにも行けず、ぐるっと途中の「富士の樹海」に寄ろうとしたけれど怖くて寄れず…普通にぐるっと帰ってきました。
三日目、富士山に登ろうと思いました。そんでもって富士吉田口の麓から、登りました。クマが注意の看板を見て、「ホァ」と口を開けるボク。馬鹿の極みである。
その時の服装が、ジーンズ、タートルネック、ジャケット、バック、木杖。水、おにぎり2個。以上である。
まず初めに、馬鹿か! と当時の自分に言ってやりたい。
馬鹿かと。馬鹿だったわ……。
麓から一合目付近まで、まぁまぁな距離だった。そんでもって一合目から五合目の間、途中で壊れかけた、というかほぼほぼ損壊した社もあったし、道中を進んでいく中で、三合目付近でカモシカらしき動物にも遭遇した。ビビった。ビビって後ずさって転びそうになったし、山道で足なんか挫いたらもうどうなるか分かったもんじゃない。だからじっとした。スマホのカメラのズーム機能を使って双眼鏡代わりにして、カモシカらしき動物が去るのを待った。
そして、四、五合目を登り切ったときは、もう外はすっかり真っ暗だった。
「やべぇ……」思わず呟いてしまった。「やべぇ……」帰れんのか? と山小屋を検索で引っ掛けても、現在は閉店中です。と赤文字。
なんと、僕が登った11月の2日には、富士山五合目から山頂および、吉田口・須走口・御殿場口・富士宮口の閉鎖。そして、お鉢めぐりが禁止だったのである。
開山期間は11月の1日まで、ということを、六合目まで登ってから知ったのである。心だけ急いで、ゆっくりゆっくりと下山をして、五合目にまで戻った後は…。
MJK…ということで降りようにも降りれず、仮眠や体を動かして、を五回ほど繰り返してたら朝の七時になりました。はぇえ。
寝ている最中に死ぬんじゃねwwwと思ってましたが、同居人との人間関係に死ぬほど嫌気がさしてたので、死んでもよかったかなって、あと下山した日が11月の3日だったんですけど、ちょうど文化の日で、祭日で給料が入ってなかったんです。
「なぁあああああああああああああにが文化の日じゃ!!」とカラ元気を振り絞って、ご友人方々に助けていただいて、無事に下山後に家に戻ることができました。
富士山から新宿までのバスを手配してくれた、「I」さん。助けてくれなかったら多分死んでたと思う。ありがとうございます。
無一文のまま戻って来たワイは、そのまま新宿からとぼとぼと木の杖を持って歩きます。途中で親友がlineに気が付いて「赤羽までだったら行くぴょん(ぴょんとは言ってない)」と言ってくれたので、全力で新宿から赤羽までの十キロを歩く。
「百円ある?」と息切れ声で言ったのは、ぜってー忘れない。ありがとう。多分途中でぶっ倒れてた。ありがとう。その後なんかラーメン一蘭行ってありがとう。というか俺のわがまま聞いてくれてありがとう。
と2018年の冬季アニメで「ゆるキャン」が爆発的ヒットを叩き出すちょっと前に、富士山に行って見事に三途の川を三度渡った著者なのでありんした。
「そなえよ、つねに」
ボーイスカウトのスローガン的なやつなんですが、今だから言える。
ほんと、それな。
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