カクヨムで実施されているコンテスト情報！！とその考察

第5回カクヨムWeb小説コンテスト

【コンテスト情報】

選考委員：カドカワ各編集部

ジャンル：オールジャンル（全6部門）　

文字数：読者選考期間終了時点までに本文が10万文字以上

応募受付期間：2019年11月29日〜 翌年1月31日

読者選考期間：2019年11月29日〜 翌年2月7日

最終選考対象作品発表：2020年3月中

最終選考結果発表：2020年5月中

大賞（各部門1名）：賞金100万円＋書籍化

特別賞（各部門若干名）：書籍化

【応募オススメ度】

★★★★★　カクヨムの有馬記念

　皆さんこんにちは、あさかんです。

　このエッセイを更新するのも久々ですが、今年もやってきました暮れの祭典カクヨムコンです。

　カクヨムを経由する（応募の一部として）コンテストの中でTOP賞金こそカクヨムコンを超えるコンテストも出てきましたが、カクヨム限定のコンテストでしかも賞金総額を考えれば、カクヨムコンが抜きんでて巨大といっても良いでしょう。

　更には各部門の大賞はかなりの宣伝を行ってくれる側面もありますし、単純な賞金額だけでなく受賞後における自分の仕事のことを考えるとまさしくこれほど名誉な受賞は他に稀でしょうね。

　しかし、やはりその受賞を目指すには多くの困難な壁を突破しなければならないでしょう。

　まずはWEB小説コンテスト特有の読者選考。

　どんなに面白い作品でも読者選考で足切りされては何も叶いません。逆に言えば全然凝った内容でもなく、既出の作品の良いトコ取りしたような万人受けする作品が上位を占めてしまったりすると、オリジナリティ溢れた渾身の力作でも宣伝に力を入れなければ簡単に読者選考落ちをしてしまうのです。

　特に昨今のWEB小説はより解りやすい面白さが求められていますので、タイトルやキャッチフレーズからその要素を出しておかないとかなり苦戦を強いられるでしょう。

　そして、巨大コンテストだけあっての応募総数。

　前回のカクヨムコン４はなんと3708作品が応募されておりました。そして、先も言ったようにその中から256作品（去年の数字）という約1/15の読者選考を突破しなくてはならず、そら壮絶な戦いとなるでしょう。

　恐らくは週間ジャンルランキングのTOP10入りをするような作品であっても油断ならない感じだと存じます。

　しかし、受賞率を考えるとカクヨムコン4では大賞、特別賞合わせて30作品が受賞されておりましたので、およそ受賞の確率が1/100と考えるとそれほど高いハードルが設けられているとは言えません。

　無事読者選考を切り抜けられた後は単純な実力勝負と言ったところでしょうか。

　もちろん、ファンタジーやラブコメが強く、恋愛は大賞ナシ、ホラー・ミステリーなんかは特別賞すらないという、応募に関する対策などもかなり重要になっておりますので、そこは過去コンテスト同様においおい部門別でエッセイにしていきます。

　まあ、ここを目標に執筆している作者さまの多いでしょうし、ラブコメなんかはコンテスト前にして既に開花している作品もかなり多いです。大乱戦が予想されますね。

　来月からは収益化も始まりますし、今まで読み専に徹しておられた皆さんもこの機に小説家デビューに際してカクヨムコンテストのてっぺんを狙ってみては如何でしょうか。