第4回カクヨムWeb小説コンテスト(恋愛部門)
皆さんこんにちは、あさかんです。
さっそく前回に引き続き恋愛部門の特設メッセージの考察をして参りたいと思いますが、この恋愛部門は何故か前回同様メッセージ量がとても少ないです。
前回の受賞状況も大賞ナシ、特別賞1と振るわない結果でした。
単独部門ですので応募数も少ないというのも理由かもしれませんが、カクヨムというサイトが主に異世界ファンタジー一強ですので主に男女共に男性向け作品(恋愛ノベル以外の男女共用作品)を読む人が多数であることから、レーベルサイドもレーベルコンテストや恋愛向けWeb小説サイトの方に力を入れているのかもしれません。
正直に言いますと女性が主人公であろうと恋愛小説に拘らず、恋愛要素があってもそれが主テーマでなければ、キャラ文芸やファンタジーに応募した方が得策とも言えます。
とは言うものの、受賞無しというのはそれくらいレベルの高いライバルが存在しないという事でもありますので、高得点を叩き出す作品であればその部門で地位を確立するという考え方も全然アリです。
それでは早速メッセージの考察に移りたいと思います。
『読者を引き込むエンタテイメント性』
恋愛シーンばかりに目を向けるのではなく、恋愛要素ありきでも、男女の不思議な関係性であったり、斬新なシチュエーションであったりと、物語ならではの意外性を取り入れることがエンタテインメントに繋がるのかなと存じます。
『さまざまなシチュエーションで差別化した作品』
先の考察に類似した解説になるのですが、恋愛小説で特に学園モノとなるとほぼ同じような設定やシチュエーションがどうしても目立ちます。若い女の子が同世代でキュンキュンする人物像なんて殆ど限られてきますし、主人公も地味だけど自立心がある平凡な女の子というテンプレが大半です。展開もちょっとヒネたイケメンにちょっかいを出されるというメイン展開に加え、それがきっかけで他のイケメンとも逆ハーレムのような関係を築く作品が余りにも多いです。そろそろそれらと決別した展開や設定をレーベルサイドが望んでいるのではないでしょうか。
『異世界を舞台にしたラブファンタジー』
まさに冒頭あたりで述べた異世界ファンタジー好きの女性読者を取り入れたいという魂胆でしょう。以前はアニメでも少女漫画や小説が原作のものも多かったですが、今では余程人気になったものでしかアニメ化されません。その関係もあって女性読者も男性向け(男女共用)作品を好むようになっているものと存じます。恋愛小説もその要素を取り入れ女性読者を呼び戻したいのだと考えます。
『テンポよく軽快に物語が進むことに気を配った作品』
これは恋愛小説に限ったことではありませんが、特に恋愛小説といえば複雑な心境をリアルに描いたり、苦悩や葛藤の部分に力を入れがちですが、Web小説はテンポの良さが重要で、読みやすさを重視するとなると、気軽に読めるような内容のものが受け入れられやすくなっております。
『軽めの明るいラブコメ、現代舞台の学園青春もの、異世界ファンタジー舞台』
もう殆どが先の解説で述べておりますが、現状の市場で上位に存在する設定や舞台です。今までに無いような物語が欲しい反面、確実に読者層が存在する安心な作品も必要ということでしょう。
今回は短めですが、カクヨム内で恋愛ジャンルを盛り上げるには読者を自分が引っ張ってくるような大作をぶち込むことが一番の近道です。異世界ファンタジーに追いやられている逆境の今だからこそ新たな英雄として皆さんカクヨムに君臨してみませんか?
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