びっくりするような擬人化企画

【コンテスト情報】

選考委員:電撃文庫MAGAZINE編集部

ジャンル:擬人化作品

文字数:3,600~18,000文字(恐らく完結必須)

応募受付期間: 2018年6月9日~6月19日

読者選考期間:なし

最終選考対象作品発表:なし

最終選考結果発表:2018年8月9日

最優秀作品:ヤス先生による描き下ろしオリジナルイラスト付き雑誌掲載

備考:自主企画選択必須、6/9以降にUPした作品


【応募オススメ度】

★★★★☆ 副賞が豪華なお祭り要素のある良企画



 みなさんお久しぶりですあさかんです。


 ここのところカクヨムでの活動が疎かになっておりましたが、コンテスト情報くらいは更新しておかねばと思い書かせていただきました。


 このコンテストは既に応募が始まっており、今月の19日までと短期間であることからこのエピソードを見てコンテストを知ったという方は、紹介が遅れて本当に申し訳なく存じます。誠に私の不徳の致すところです。


 さて、さっそくこのコンテストの考察に移りたいと思います。


 まず、今回のようなお題+短編可+短期間といった条件の有するコンテストは誰でも気軽に応募できるお祭り的要素が高いです。


 ウェブ小説のスキルアップの近道はとにかく書くことですから、お題を与えられ執筆のとっかかりが容易で短編可ということも相成って完結まで書きやすく、コンテスト応募がモチベーションアップに繋がりますので、チャレンジはメリットしかございません。


 しかも受賞することができたら、有名イラストレーターの先生による挿絵付きの雑誌掲載という十分すぎるほどの人参をぶら下げてくれております。


 もう参加するしかないですねッ!!



 このようなコンテストはこれまでのお祭りコンテストに引き続きアレコレ考えるよりも、自分が感じるままに思いの丈をぶつけるように書けば良いと思いますが、今回は少し考察してみましょう。


 短編小説の肝はオチです。最後にアッと驚かせるような仕掛けがあったり、読後感の良いラストが描ければ選考者受けしやすいと考えます。


 そして企画名にもあるように『びっくりするような擬人化』ですので、まさかこれを擬人化するとは!?と思わせるようなキャラメイクが必要になってくるかと思います。例えば……


・生物以外を擬人化


・生物を通り越して物質ですらないものを擬人化(哲学や思想など)


・ビジュアル的な人間化にこだわらず、擬人法の定義にのっとって設定を構築すると逆に新鮮


 など、他の方がやりそうにないことや今まで見たことのない擬人化に挑戦すればおのずと良い結果が生まれるのではないでしょうか。


 私は今までオリジナリティに固執し過ぎてラノベの基本路線を著しく逸脱してはいけないという考察を述べてきましたが、今回はびっくりするような~とあるように、オリジナリティ自体に付加価値がありますので、過度なくらいに奇をてらった作品も全然OKです。



 10万字のスタンダードなコンテストには挑戦する勇気がないという方も、このようなコンテストをきっかけにWEB小説へチャレンジしてみませんか?

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