第2回「冲方塾」

【コンテスト情報】

選考委員:冲方サミット(冲方先生および編集関係者)

ジャンル:対象作品の二次創作

文字数:読者選考期間終了時点までに本文が1000~1万字(恐らく完結必須)

応募受付期間:2018年5月12日〜 9月30日

読者選考期間:なし

最終選考対象作品発表:2018年10月末頃

最終選考結果発表:2018年12月末頃

大賞:小説誌掲載検討+副賞あり

備考:二次創作チェック、タグ付け必須


【応募オススメ度】

★★☆☆☆ 対象作品のファンならば



 皆さんこんにちは、あさかんです。


 またもや、新しいコンテストの発表がございました。


 今回は珍しく二次創作作品が対象ということで、ご紹介させていただきたいと思います。


 オススメ度は星2ということですが、これは致し方ない部分があります。


 何故なら、二次創作作品のコンテストということでまず対象作品のファンであることが前提だからです。


 そして1000~1万字以内という文字数制限は気軽に参加できるというお祭り的な要素もありますが、ショートストーリーでしか勝負できないというデメリットもございます。(二次創作ということでキャラ設定、世界観設定不要なことからその文字数で十分という気もしますが)



 それでは実際にコンテストを紐解いていきたいと思いますが、今回は第2回ということですので前回のコンテストを見てみましょう。


 これはカクヨム外で実施されており、概ね同じようなコンセプトを持ったコンテストでした。


 小説部門以外にもコミック部門や映像作品部門もありまして、明らかにメディアミックスを意識したものに感じられました。


 確かにコミック部門は漫画化など受賞後に応募者のチャンスが広がる可能性は僅かながらありますが、小説部門においては受賞の名誉以外を過度に期待は出来ないでしょう。


 少なくともそういったものを求めて参加する性質のコンテストではありません。


 それよりも、実際に作者の先生や編集者の方に自分の作品を読んでもらえ、品評してもらえるということがとてもありがたいと思います。


 前コンテストも短文ながら丁寧で的確なコメントを載せられていましたので、ファンならば万感の思いでしょう。


 このようなコンテストも考察や分析は野暮ですが、敢えて言うならば短い文章の中に勢いが感じられるような作品に仕上げるのが良いと存じます。


 そしてメインの選考が原作者の先生ということなので、例えば悪キャラの優しい一面など原作の流れの関係で作品のキャラを動かすことのできない部分を二次創作として演出するなど工夫すれば高評価が得られるのではないでしょうか。


 

 対象作品のファンの方は是非参加をオススメするコンテストです。

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