サイバーセキュリティ小説コンテスト

【コンテスト情報】

選考委員:角川スニーカー文庫編集長及び外部組織

ジャンル:サイバーセキュリティ(テーマ) 

文字数:2018年8月31日12:00までに本文が10万文字以上16万字以下

応募受付期間:2018年3月31日12:00 〜 8月31日12:00

読者選考期間:なし

中間発表:2018年10月頃

最終選考結果発表:2018年12月頃

大賞(1名):賞金100万円+書籍化

スポンサー賞(各1名):記念品 


【応募オススメ度】

過去エピソードにつき未実施



 皆さんこんにちは、あさかんです。


 桜の満開も終え、春の陽気に筆もなかなか進まない今日この頃ですが、皆さんはどうお過ごしでしょうか?


 さて、今回は新コンテストの分析をさせていただきたいということで、『サイバーセキュリティ小説コンテスト』の内容を詳しく見ていきたいと思います。


 正直、率直な感想をいいますと今回のコンテストはかなり敷居が高いです。


 主催者のねらいは『サイバーセキュリティ』の知名度向上であることは間違いありませんので、異世界、日常何でもアリと銘打っていても、ただの勇者と魔王の物語や学園ラブコメを書いたとしてもまずコンテストに通ることはないと考えます。


 『~サイバーセキュリティをテーマとする小説を募集します』との文面からわかりますように、今回は『サイバーセキュリティ』のお題コンテストなのです。


 もしこれが過去の寿司コンのような短編コンテストでしたら、さほど問題もないのですが、条件が10万字~16万字とありますように、ただでさえ広く捉えることのできないお題で長編一本書く気で挑戦せよというのは、初心者泣かせもいいところです。


 しかし、その敷居の高さが逆にメリットな部分があります。


 まず、コンテスト参加作品が少ないだろうと予想できますのでキッチリ書き上げれば受賞確率は比較的に高いでしょう。


 そして、今回のコンテストの主催・協賛・後援にはカドカワ以外の外部である○○協会、○○株式会社、更には内閣○○といった政府機関の名前まで連ねられており、『サイバーセキュリティ』の知名度向上という特性から、主催側からしたら『受賞者ナシ』はなんとしてでも避けたいということが伺えます。


 例えるならばアレです。


 女子が多い高校にぽつんといる数少ない男子学生みたいなもんです。


 平凡な奴しかいないけどカレシがほしい、みたいな(笑)


 つまり、多少粗のある作品が多くとも少ない作品群からせめて一つは受賞作として担ぎ上げろと言うわけですね。


 賞金も100万と高水準ですし、サイバーセキュリティー広報活動の一環として宣伝されることは間違いないことから、他のコンテストより世間に露出する頻度は格段に高いと思われます。


 そして、先ほど記述したような様々な外部組織へ顔が売ることができるという点においても、物書きとしての受賞するメリットは段違いでしょう。


 受賞後も今後主催者やその関係者がサイバーセキュリティ関連でなにかやることになれば、物書きとして今回の受賞者がまず最初に名前が挙がることになるのは確実です。


 一見、敷居が高いコンテストですが受賞した見返りはほぼ確約されているようなものですので、皆さんこの機会を是非チャレンジしてみませんか?

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