スマートニュース×カクヨム「連載小説コンテスト」

【コンテスト情報】

選考委員:プライム書籍編集部

ジャンル:オールジャンル 

文字数:1話あたり2000~3000文字前後×30話で一定の区切り(推奨)

応募受付期間:2018年2月1日〜 2018年3月31日

読者選考期間:なし

最終選考対象作品発表:2018年5月中旬頃

最終選考結果発表:2018年6月頃

大賞(1名):スマートニュース公式連載+賞金10万円+書籍化

特別賞(若干名):スマートニュース公式連載+書籍化支援

 

【応募オススメ度】

過去エピソードにつき未実施



 皆さんこんにちはあさかんです。


 カクヨムコン3も期限が迫り、次にやってくるスマートニュースコンテストもいよいよ始まろうとしていますね。


 小説と言えば10万文字程度に起承転結を収めた長編が基本ですが、最近では読みやすさがウリの一話完結型作品長編も結構好まれるようになってきました。


 スマートニュースコンテストでも『通勤・通学のちょっとした合間に、仕事や生活に通じる知識や情報を得たり、癒やしやワクワクといった明日への活力に繋がったりする物語を求めるコンテストです』とありますように、無期限で無料で読めるネット小説では合間の時間でちょっとづつ読めるタイプの一話完結型が読者の読書スタイルにマッチしていることが多いです。


 では、一話完結型とは何なのでしょう?


 漫画やアニメで言ったらわかりやすいでしょうか、日常系モノに多い作品の形式で、複数話に話を引っ張るのではなく、基本的には一話づつ物語を完了させる形式です。


 日常モノ、一話完結型のメリットは大きな起承転結というものがが存在しない分、物語を続けようと思えばいくらでも続けられる、続けやすいという部分もあります。


 スマートニュースコンテストの推奨例でもある職業小説なども、職業に関するあるあるや、仕事の日常を描くものなど、一話完結型で書かれているものをよく見ますよね。


 皆さんも一度は挑戦してみようと思ったことがあるかと思いますが、この形式の一番のネックはコンテスト作品にする時に全話通しての起承転結という流れを作りにくく、ダラダラと続いてしまい、綺麗に完結するのが難しいという部分でしょう。


 そこで私の考察といたしましては、一話完結型は断片的でも読みやすく、気軽に読めるのが最大のウリなので、無理して全話を通して起承転結を作らなくてよいという結論に至りました。


 では、一話で完結しつつ物語が続いている状態でありながら、コンテストの為に取りあえず一区切りさせるためにはどうすれば良いか?となりますよね。


 結論から言えばとりあえず、最終話だけ体裁を整えれば形になると思います。


 最終話前話では普通に一話完結させた物語でも、例えば職業モノの小説ならば最終話で『この職業を選んで良かった』『この職業をしていたからこそ~』という、その材料で作品を書こうと思った一番の要素を最終話にぶっ込んでおけば一話完結型長編をコンテスト作品として一応の区切りをつけられるかと思います。


 一話完結型の作品形式はアニメ化の例を見ても飛躍的に伸びて来ておりますし、時代のニーズにもマッチしており、これからもより求められてくるかと存じますので、是非皆さんも一度は挑戦してみてはいかがでしょうか。

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