第三話、黒い系少女白(はく)
零は、ようやく分かった。
このいじめられたっ子わ、一応知り合いだ。
彼女の名前は白(はく)。零のクラスメイトで、隣の座席。
二人の“縁”わけっこう長くで、ほぼ小学の時から始まりだ。
一ヶ月前、高校入学の時——
_______
新米高校生としての零、入学初日教室に来て,とっても緊張。
彼は緊張過ぎで、教室に来た時、まだ誰もいない。
幸い、続々と人が来る。
知り合いはけっこう多いね。
まあ名門校だから、進学目標としてみんなの憧れだ。それに、零の中学校はこの高校の附属だから,進学率もけっこう高い。
だから知り合いが多いのは普通の事。
で、昔の友たちと雑談のうちに、みんなも安心した。
こんな知り合い達の中で、ただ一人,知り合いか見知らぬ人か、よく言えない。
そう、白だ。
白は昔からと同じ、暗いそうな雰囲気の中,頭を下げであそこに一人で座っている。彼女の顔も大部前髪に隠れて、唇もしっかりくっついている。
みんなと同じ,まだ制服を持てないから,彼女は見た目でも厚いそうな、真っ黒のワンピースを着ている。この残暑の中、見るだけで暑さが感じるそうだ。
でもそのワンピース、何だか零に穏やかで派手な印象を与えるだ。
こんな見たらすぐ「黒」を思い出す女の子だけど、名前は「白」ね...まあ、彼女の肌はとっても白くて、まるで雪のように,彼女の名前とふさわしい程だ。
「あれ?あの子も同じクラスか?」「そうだな。名前は...なんだっけ?」「ええと...あんまり目立たないから,こう言うクラスメイトがいる何てもう忘れたぜ...」「ヤハハ,実は俺もだ!」
零の友たち、半分冗談の気持ちでこう言った。
が、これも事実。彼女は本当に目立たないから、昔のクラスメイトたちは彼女の名前ぐらいも覚え出せないだ。
そういえば,誰でもしっかり彼女の顔を見たこともない。彼女はいつもひとりぼっちで、普段みんなも特別に彼女と話し合うつもりはない。
実は零、昔白の顔を見たことがある...が,それは本当に昔のこと,数も少ないから、零もよく覚えないだ。
ある友たちの声が、零を思い出から引き出しだ。
「零、お前見覚えがある?あの子の名前。」
「え?白のことか?」
「白...そうだ白だ!そういえば俺、中学の三年間一度でも彼女との話もしないぜ。」「俺も俺も。」
も一人の友たちもこう言った。
「お前よく覚えてるな。すげぇじゃん,零。」
「クラスメイトだからな。」
「でもあの子、可愛いかどうかわからないぞ?」
「まあ、顔ぐらいは悪くないだろうな。」
「「へ——」」
零は覚えてる、彼と白,小学からは同じ学校のこと。
白は目立っていませんでしたが、その一年中あまり変わっていない黒い格好には一番印象が深い。
が、その時同じ学校だけど違うクラス。
中学校では二人が同級生だったが、零は玄関の最初の列に座っていた。そして白は最後の列に座っていた。距離は教室の対角線。三年間でわずかな会話しかない。
まさかの今、高校生になったらまだ同じクラスだ。
「で、零,お前,あの子と馴染めてるか?」
「いや全然。覚えてるのは、彼女とずっと同じ学校だからな。小学時代から。」
「「おおすげぇー!」」
「うるさいぞお前ら。」
みんなの冗談の中、零はただ軽く手を振ってるだけ。誰も本気じゃないだ。
零もみんなと同じ,例えもう一度のクラスメイトでも,次の三年間,あの陰気な女の子とあんまり慣れてるわけないだろと思ってる。
数十分後。
そろそろクラス全員到着だ。
もし知り合いがあったらみんな知り合い達と近くの座席を選んだが、白はまだ,一人で教室の最後の席に座っている。
こんなひとりっぽちの雰囲気、前列なら絶対目立つだろう。
実は、新しいクラスだから一人での方が多い,が、その中一番目立つのは...綺菱だ。
綺菱はいつもちょっと派手な、華やかな格好だけど全然違和感がない。こんなホットの身なりはとっても似合うだ。
中学時代彼女と零も同じ学校だが、二人の間に少しの問題があって...これは後で。
そして,恒例の座席指定だ。
くじ引きで決定だが、白は最後だから,選べる余裕もない。
みんな引いた番号によって新しい席え移動。
で。
「よ、よう。偶然じゃねか、白...は、ははは。」
「...はい。」
零の笑い顔が固くなった。
こりゃあ初めてだぜ...こんなに近く白と話す何て。
_______
こうやって、二人はデスクメイトになった。
席は教室の前列,窓の側だ。
これから白、こんなお喋りも出来ないみたいな子と、デスクメイトとしての学園生活か...
まあどうでもいい。
白は、零にとってただ知り合いの女の子、それ以外にもない。
彼女、その気がないなら,零も声を掛けるつもりはない。
このままでいい。
硬い挨拶後、零はそのまま座った。
どうしても言うなら、白は人を拒絶するじゃなく、ただ人と交流する方法がわからない...みたいだ。人から声を掛けれは,彼女もちゃんと返事をする。でもその陰気な姿,まるで影のような薄い存在感,周りの雰囲気、特に同じクラスの女の子達とは大違いだ。このこのことについて「目立つ」と感じる前に、みんなはもう彼女を無視しているだ。
零は感じでいた。白は「近寄らない」より、「ひとりっぽち」だった。
この気まずい空気を変えることを止めだけと、周りのみんなの賑やかな光景を見ると、やはりちょっとおかしい。
やれやれ。
零は座り姿を変えたいと思ってちょっと動いたが、うっかり白をぶつかった。
「うあ!白さん!ほ、本当にごめん!」
「大丈夫です。」
少し寒いけど、とても優しくて,ふわふわな可愛らしい声だ。
慌てての謝り後、零は正座して先生の話を聞いているみたいが,実は白を覗き見ている。
白のドレスは遠くから見ると暗くて重いと思ったが、上には多くのシックなレースがつけてる、それは非常に複雑で華やかなスタイルでした。
もし、完全な黒じゃなく、少しの他の色を...例えそのレース白いに変えても,とっても綺麗になれるだろう。
これは何だっけ...ゴスロリ?
_______
その日制服をもらった。だから白のそのドレスも二度と見たことがない。
それから、普段の挨拶と偶に勉強の話以外、白と他の話しもしてない。
が、これは十分驚いた。この一ヶ月分の会話、まさに過去の何年間のよりも多い。
こんな限られた会話のうちに零もなんとなく分かった。白はただ、内気過ぎるで対話そのものも怖いていた。
だから彼女は一度でも他人に声を掛けてなかった。新学期初めての一週間,みんなはもう慣れて、綺菱は不良団体も組み立ったのに,白はまだひとりっぽちだ。毎日彼女と話すのは、授業の先生以外,礼儀的に挨拶するの零だけだ。
でも零はこれを変える気がない。性格の原因なら、他人の出来ことじゃないだ。
そして、今。
零は顔を上に向いて、地面に横になって、白の涙の落ちるとこを見た。
この体勢じゃあ、彼女の顔もはっきり見える。
彼女は、泣いてながら謝った。
「まあまあ。大丈夫だって。」
「ううう...ご、ごめんなさい...」
「こりゃあ初めてだぜ,君がこんな多くの話しをする何て,へへへ...す!」
「ど、どうしたの?どこかが痛いの?」
「君の涙が、傷口に...」
「ほほほほ本当にごめんなさいでした!」
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