怪盗フィルのキャンパスライフを読んだキロール
怪盗フィルのキャンパスライフ、その名前とあらすじから少女小説系を勝手に連想していた私は、読み進める内に自身の思い込みに肩を竦める一方で、安堵していた。
見知らぬ世界に足を踏み入れるのは、やはり覚悟がいるものだ。
とは言え、新たな世界を見てみたかった気もしなくもない辺りで、人と言うのは勝手な物だと思うのである。
それにしても、変態と言うキャラは便利な物だ。
出現すれば、あっという間に場を掻っ攫っていく。
いや、アクが強いキャラはと言うべきかもしれない。
何処までが冗談で、何処までが天然だか分からない楓先輩は、嫌いじゃない女性キャラクターだが、あそこまで目立って良いのだろうか。
お嬢様の希望はあくまでお嬢様で、楓が正ヒロインなのか? それとも、義妹エンドの為の障害として楓は居るのか? 等と、ギャルゲー脳が久々に働いた。
そう言えば、とき〇モがPSで出た時は、硬派を気取ってウィ〇7を買ったっけなぁ……。
結局、数か月後に友人宅でとき〇モをやった所為で、その帰りに買って帰った気がするが。
〇ィズ7? あれはちょっと……。メガCD版のアイ・オブ・ザ・ビホルダーの方が出来良かった気がするんだけど……。
まあ、良い。今となっては過去の話だ。
杉内先輩の行動を見ていると、何処かでデジャビュを覚えていた。
無論、現実の話では無い。
誰かの作品に似たような変態が居たなぁ……。いや、変態性しか似ていないか? いやいや、それこそが本体ではないのか?
等と変態について、と言うか変態と言うキャラの扱いについて、真面目に深く思い悩み、更新が今になってしまった。
私は馬鹿なんだろうか。
……まあ、利口ではないな。
結論を言えば、変態はもろ刃の剣、こいつを使いこなすにはキロールの腕では不足。
相手にじりじりと間合いを詰められて、慌てて振るおうとするがうまく扱えずばっさり切られる……そんなヴィジョンしか浮かばない。
変態(属性のキャラ)を御する者が、作品を制するのかも知れない……。
それと、パロディ系の地の文(安西先生とか)は通じる相手にしか笑いを与える事は出来ないから、その扱いは気を付けた方が良いかもしれませんね。
今思い至ったので、ここだけ感想口調で。
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