第6話彼と彼女と幼馴染

その後、私たちは他愛もない話をしながら歩いて行きました、私はある”決心”をして、提案します。


「私、リービーさんと二人で行きたいとこあるんだけど、時間あるかな?」

「ボクは大丈夫だよ。」

「よかった!あっ、航は来ちゃダメだからね!女の子だけの秘密なんだからねっ!」

「わかってるよ。一緒には行かないよ。じゃあ、俺はここで別れるわ!また明日な!」

『また明日!』


彼と別れると、私たちは近くの喫茶店へと向かいます。


その道中に、私はずっと気になっていたことを告げるのです。


「リービーさんは…彼と…航とはどういう関係なの?」


オレンジの色の夕日が二人を照らす中、なにか重苦しい空気に包まれるのでした。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る