菊池家
『はい、もしもし…』
「もしもし灯? 私だけど」
『あ、お姉ちゃん? 久しぶりー。今電話、大丈夫なの?』
「うん。自習も終わって、あとは消灯までなにもないからね」
半年ぶりくらいに灯の声を聞く。今年で中学二年生になる妹。普段まともに外部と連絡がとれず、友達も少ない日和にとって数少ない連絡先だ。
「学校はどう? 元気にしてる?」
『ご心配なくー。勉強も部活も全部順調だよ。あ、担任が松本先生に変わったかな。お姉ちゃんに宜しくだってさ』
「あの先生、まだいたんだぁ。良い人だけど、怒らせると恐いから調子に乗っちゃ駄目だよ?」
しばらく雑談が続く。お互い話したいことは山程あり、時間が許すのであればいつまでも電話を繋いでいたいところだが、あいにくそこまでの余裕は日和にはない。
「もうすぐ夏季休暇なんだ。今回は
「えっ、戻ってくるの?」
「…? なにか都合が悪い?」
姉が帰郷することに喜ぶかと思いきや、微妙な反応。だが心当たりがないわけでもない。
「もしかしてお母さん、まだ私のこと怒ってる?」
母、
一方で父親の方は自衛隊に理解があり、日和ともそこそこ連絡を取り合っていた。母とは何度も話し合い、娘の生き方を認めてあげるようにと説得してくれているようだが、どうも上手くいってない様子である。
「やぁ、怒ってるってわけじゃないんだけどね…」
「私もそろそろ、お母さんとちゃんと話しておきたいんだ。いつまでもこんな関係でいちゃいけないし。その辺を綺麗にしたくて、今回は帰ろうかと思ってたんだけど」
「いやっ、お姉ちゃんには申し訳ないけど、ちょっとこの夏は戻って来ないほうがいいよ。もう少ししたら落ち着くと思うし…」
「落ち着く? なにが?」
「落ち着くっていうか、今はタイミングが悪いというか…」
なんでもハッキリとものを言う灯にしては、珍しく歯切れの悪い答え。なにか隠しておきたい事情でもあるのだろうかと勘繰るが、それも自分を想ってのことだろうと、彼女を信じることにする。
「分かった。そういうことなら帰るのは辞めておくよ。お父さんたちには、元気でやってるって伝えてくれる?」
「うん、任せて。ごめんねお姉ちゃん」
「謝らなくていいよ。もともと勝手に家を出たのは私のほうだからさ」
親に縛られる日々が嫌で、まるで逃げるように自衛隊に入った日和。今更のこのこと実家に戻って「自分の家だから上げさせろ」だなんて虫の良い話だとは思っている。当然ながら後悔など微塵もないが、突然そこに取り残された妹の気持ちを考えると、多少後ろめたくはあった。
またねと言って電話を切る。気付けばもう点呼前。同部屋の後輩たちはすでに部屋を出ていて、舎前からは各区隊ごとに整列する学生たちの声が聞こえてきた。本来ならば点呼喇叭が鳴ってから居室を出るのがルールなので、この時間から隊舎の外に出るのは所謂フライングなのだが、休暇前に今更こんな小さなことで指導などする気はない。
それにしてもどうしたものか。日和は一人困ったように頭を掻く。昨年の夏、年末年始と続いて今年も帰る場所が無くなってしまった。一体いつになればまともに帰省できるんだろうか。実家と基地、もはやどっちが自分の家なのか分からなくなる。せめて航学を卒業するまでには母と和解したいところだが、その糸口はまだ見えそうにもなかった。
「日和ちゃん? もう点呼だけど…」
「あー、うん、大丈夫だよ。ちょうど電話終わったところだったし」
ひょっこりと月音が顔を出してくる。点呼に行くついでに寄り道しくれたようだ。
「妹さん?」
「まぁね。夏季休暇で会えると思ってたんだけど、帰って来るなって言われちゃったよ」
情けない感じでタハハと日和は笑う。航学の仲間たちに家庭の事情を話したことはない。隠しているつもりではないが、わざわざ打ち明けるような話でもないし、余計な心配を負わせてしまっては申し訳がない。それは皆も察してくれているのか、時折こうして日和がそれらしい素振りを見せても無闇に詮索するような仲間はいなかった。
「あれま。じゃあ夏休みはどうするの?」
「下宿に籠もりっぱなしかなぁ。他に行くところもないし」
「えぇ〜、せっかくの夏なのに勿体ないよ」
と言われても日和にはどうしようもない。寝泊まりできる場所があるだけマシというものだ。もし下宿がなかったら、本当にその辺のホテルを転々とすることになりかねないのだから。
どこか旅行にでも行けばそこそこ充実した休暇が送れるのかもしれないが、そういう面で日和はあまり足が軽いほうではなかった。というより自らプランを立てるというのが絶望的に下手くそなのだ。なんにでも興味を持てる性格だが、逆に言えばそれは特別好きなものがないということ。一通り観光地等を調べてみるものの、どこをメインにして見て回るかを決めきらないのだ。
そういうわけで、結局のところ勝手知ったる防府の街が日和には一番居心地の良い場所だった。誰かと一緒ならともかく、一人で過ごすとなれば無闇に知らない土地へ行かないほうがいい。英気を養うのが休暇の目的とするならば、これも一つの休暇の過ごし方だろう。
「ねぇ、どうせ暇ならさ…」
けれどやはり納得いかない様子の月音。一人の友人として、日和が無駄に時間を浪費してしまうことが許せないようだ。
「うちに来れば?」
「…えぇ?」
答えを考える暇もないまま点呼喇叭が鳴り響く。学生たちは一斉に居室の照明を消し、舎前に向かって走り始めた。
山口県萩市。防府市とは真反対の北部に位置する、日本海に面した歴史ある街。古くは毛利輝元が指月山の麓に萩城を築城し、以後山口の政事堂に藩庁が移されるまでの約260年間、長州藩36万石の城下町として発展した。幕末には吉田松陰が私塾の松下村塾で多くの人材を数多く育成し、高杉晋作や伊藤博文など明治維新の指導者を数多く輩出したという歴史を持つ。そういった背景があってか、市内には現在でも城下町らしい地名や建物が至る所に残っており、良く言えば風情のある、悪く言えば古臭い雰囲気を持つ街だった。
日和がこの地を訪れたのは、実は今回が初めてではない。航学課程では一年目の春、導入教育期間が終わった頃に「史跡研修」と呼ばれる訓練が行われる。この現地訓練は山口県内の名所、主に秋芳町や萩市の観光地を巡るといった内容になっており、当然日和たち71期学生もこれに参加した。一度は目にした萩の街並み。だがその景色に見覚えのあるものは思いの外少なくて、考えてみれば以前は初めての研修ということだったので、鮮明に覚えていられる程心に余裕がなかったのかもしれない。
「なぁんもないじゃろ? 防府も大概田舎じゃけど、山陰のほうはもっと寂れとるけぇ」
「いえ、私の実家も似たようなものですから」
月音の父親が運転する車に揺られて一時間、ようやく彼女の実家近くまでやって来た。こんな田舎では珍しい、言ってしまえばあまり似つかわしくない真っ赤な日産GT-Rが爆音をたてて走り抜ける。あまり荷物が載せられない、実用性のない車だと月音は文句を言うが、将来戦闘機に乗りたいと考えている日和からすれば、こういうスポーツカーはむしろ魅力的に見える。
「ほぅら着いた」
市の中心地からやや離れ、山の麓に建てられた一軒家。付近に他の住宅は少なく、田んぼや夏蜜柑畑が広がっている。やや標高の高い場所に位置しているのか、阿武川の三角州に造られた城下町を広く見渡すことができ、辺りを呑み込む程に鮮やかな緑と日本海の深い青色がとても綺麗だった。
「久々の我が家だぁ!」
車から降り、大きく伸びをする月音。地元の空気を吸ったからなのか、緊張の解かれた緩みきった表情をしている。一方の日和は、相手が同期とはいえお邪魔している立場であって、やはりどこか落ち着けないところがあった。
「坂井さん、変に気を使わんでええけぇね。自分の家じゃと思って、のんびりして行きんさい」
この家の主人はそう言ってくれるが、残念ながら日和はそこまで図々しい性格ではなく、愛想笑いを返すことしかできない。月音にはいらないと止められたが、やはり手土産の一つでも買ってくるべきだったと今更ながらに後悔する。
「おぉい! 月音が戻ったぞぉ!」
彼女の父親が玄関先に立ち、大声で家族を呼ぶ。するとややあって家の中からパタパタと足音が聞こえ、少年が一人飛び出してきた。
「お帰りとーちゃん!」
「うぉぉい! 帰ってきたのは私だよ!」
「…なんだ、ねーちゃんもいたのか」
「なんだってなんだ! ちょっと見ない間にまた生意気になったね!」
自分より背の高い少年を、月音は器用に羽交い締めにする。彼女らにとってはいつものじゃれ合いらしく、二人の笑顔が日和には眩しく見えた。
「もしかして弟さん?」
「そうだよー。話したことあったよね? 弟の
日和の存在に気付き、少年はペコリと頭を下げる。
「姉がいつもお世話になってます。ええと…」
「日和ちゃんだよ。よく話してるでしょ」
もう一度彼はお辞儀をする。非常に礼儀正しい子だ。今年で小学6年生になると聞いていたが、見た目も中身も中学生か、あるいは小さめの高校生にしか見えない。対して月音のほうかあんまりにも幼いので、見る人によっては彼女のほうを妹だと勘違いしてしまうかもしれない。
「いらっしゃぁい。あなたが日和さんね?」
「あ、はい。お邪魔します」
今度は月音の母親と思われる女性が出てくる。方言の強い厳つい印象の父親とは対象的に、彼女はものすごく柔らかい雰囲気だ。
「月音ったら、お友達を連れて帰るって言うから、てっきり彼氏でもできたのかと思ったわぁ」
「ん? 彼氏できたんか?」
「なわけないでしょ!」
「ねーちゃんに彼氏なんてできるわけないじゃん」
「今なんて言ったぁ?!」
喧嘩とは無縁そうな、とても仲睦まじい家族。憎まれ口こそ叩きつつも、誰もが娘の帰郷を喜んでいるのが日和にはよく伝わってきた。こういう家庭であればこそ、本来水入らずの時間を過ごしたほうが良いのではないか。本当に自分のような部外者がお邪魔してしまっても良いのだろうかと気が引けてくる。
菊池家にはこの他に父方の祖父と祖母の二人、そして日和たちと同じように盆休みで実家に戻ってきた親戚家族が数人。この面子に一人日和が混ざるのは異様な光景に見えてくるが、しかし月音の家族は変に気遣いする素振りを全く見せなかった。
初日の夕食。大きな食卓に続々と並ぶご馳走と、それを囲う菊池家の人々。そして月音の隣にポツンと日和。皆にとっては航空自衛官というのが珍しいからなのか、話題の中心となっていたのは常にこの二人だった。
「…ということは日和さんも将来パイロットになるの?」
「はい。あくまで順調に進めば、ですけど」
すごぉい、とパタパタ手を叩く月音母。それに乗っかるように昴も身を乗り出し、年相応に目を輝かせる。
「それなら戦闘機に乗るんでしょ?」
「私の希望はそうかな。でも、輸送機とか救難機志望の人も…」
「すげぇ、すげぇ! トップガンじゃん!」
「知っとるぞ。あのブルーなんとかっちゅうのにもなるんじゃろ? 凄いのぉ」
「ああいや…まぁ、目指すことはできますけど」
「俺、友達に自慢するよ! 自衛隊のエースパイロットに会ったって!」
勝手に盛り上がる菊池家の人々に日和は苦笑いするしかなかった。そもそも月音だって同じ航空学生のはずなのだが、注目されるのはなぜだか日和ばかりだ。しかしそういう扱いにも慣れっこなのか、当の本人はあまり気にした様子はない。
「防府の学校ではどういうことを勉強しているの?」
学校…という月音母の発した単語にやや違和感を覚える。航学群は第12飛行教育団隷下の「教育部隊」であって、幹部候補生学校や術科学校とはまた性格が異なるのだが、しかしそれを一般人に理解しろというのは無理のある話だろう。
「航空機に関する勉強もありますけど、英語とか一般教養が殆どです。あとはひたすら運動したり、戦闘訓練とかしたり…」
「戦闘訓練? それは銃とか撃つってことかしら?」
戦闘という言葉を聞いて、それまで爛々と話していた家族の顔つきが急に険しくなる。
「パイロットだから、空だけ飛んでいればいいんじゃないの?」
「あくまで自衛官ですから。地上にいれば誰もが戦闘員の一人として戦わなくてはいけません」
「それって、うちの子も?」
ここにきて初めて家族の視線が月音へと向けられる。知らなかった、という表情だ。恐らく彼女たちは、ただひたすらパイロットになるための勉強をするのが航空学生なのだというイメージを抱いていたのだろう。銃を持って走ったりとか、所謂自衛官っぽいことをするのは陸上自衛官であって、航空自衛隊は飛行機を飛ばしていればいい。一般人からしてみればそれが普通の認識だろう。だが日和たちが目指すのはただのパイロットではなく戦闘操縦者。パイロットである前に自衛官。例えば基地が直接攻撃を受けて航空機が飛ばせなくなった時、銃を持って敵兵士と戦うことも彼女たちの義務だ。
とは言えそれは最終的にという話であって、あくまでパイロットの主任務は航空機を操縦すること。だから日和も「そんな事態には滅多にならないと思いますけど」とお茶を濁すような答えを返す。
「そうならいいんだけど、まさか月音がねぇ…」
「姉ちゃん小っさいから、一瞬で倒されそうだよね」
弟の発する「小さい」という単語に一瞬眉を動かす月音。いつもなら「馬鹿にするなぁ!」と声を挙げて怒るのに、今日は馬鹿に大人しい。
家族の前だと反応が違うのだろうか。少し不思議に思った日和だが、すぐに話題は他のことへと移り、妙なモヤモヤ感を残したまま夕食の時は流れていった。
忌々しい太陽は日本海の彼方へと沈み、身体が煮えるような暑さもすっかり和らいだ萩の夜。いつもよりだいぶのんびりとした入浴を終えた日和と月音は、消灯という制限もない自由な時間を過ごしていた。月音の自室で二人きり。後任期の頃は同じ区隊の同じ部屋で、先任期になってからもつるむことの多いこの二人だが、これだけゆっくりと話ができる時間というのは随分久しぶりのような気がした。
「なんかごめんね、うちの人たちみんな騒がしくて」
「そんなことないよ。家族っていいなぁって、ちょっと羨ましくなったくらい」
皮肉ではなく、心からの本音。どんなに親しい友達であっても、家族にしか心を許せない部分というものはある。そういう心の拠り所を持っている月音のことが、日和は素直に羨ましかった。
帰りたい家がある者は強い、と後任期の頃に区隊長から言われたことがある。人が一人で強くなるには限界があり、守るべきものや自分を支えてくれる人がいるからこそ、折れない心のを作ることができるのだと。そういう意味で、月音の家族は彼女にとって大きな力となっているのだろう。日和にも勿論故郷があり家族もいるが、果たして今まで生きてきた中で、そこに「温かい家庭」を感じたことがあっただろうか。羨ましい…と同時に押し寄せてくる焦燥感。まともに家に帰れないような今の状況で、このままでいいはずがないとは分かっているのだが、誰かに相談するわけにもいかず、いたずらに時間だけが流れていく。
ところで日和には菊池家について一つ引っかかるところがあった。
先程の夕食でのやり取り。まるで月音がどういう訓練を受けてどんな道を歩むのか、あまり理解していなさそうな家族の反応。和気あいあいとした彼女たちの中にふと垣間見える心の距離が、日和はどうしても気になっていた。
「ねぇ月音、もしかして航学のこと、あまり家族に話してないの?」
「んー?」
月音はいつもと同じ調子の声で返すが、目は合わせようとしてくれない。
「まぁ、余計な心配とかさせちゃいそうだからさ。なんか話しにくいんだよね」
「…どんなことしてるか分からない方が、親としてはもっと心配しちゃうと思うよ」
人のことを言えた立場かと自覚はしているが、それでも言わずにはいられなかった。自分とは違い、月音とその家族の関係はとても良好だったからだ。
「自衛隊って特殊だから、なかなか理解してもらうのは難しいことだけどさ…」
「私さ、かなり身体が小っさいでしょ?」
日和の言葉をやや遮るように、少し口調を強くして。
「生まれた時から小っさくて、そんなに強くなかったらしいんだ。だから体力的な話になると、うちの家族って必要以上に心配してくるの。学校の運動会とか、マラソン大会とかある度に「大丈夫? 休んでもいいよ」って感じにね。だから航学に入るって言った時も反対されちゃったんだけど、パイロットは普通の自衛官みたいに戦わないってことにして、無理矢理納得してもらったんだ」
「でも、これまでずっと訓練とか乗り越えてこれたわけだし、今ならきっと分かってくれるよ。間違いなく月音は強くなってる。体力的にも精神的にもね」
「そうだといいんだけどさぁ…」
ふっと彼女の表情が暗くなる。あまり…というか、日和が覚えている限り見たことのない、不安を含んだ顔だった。
「日和ちゃん。私って、本当の意味で強くなれてるかな?」
どうしてそんなことを訊くのか。その理由がわからなくて、そしてそれがあまりにも唐突で戸惑ってしまったから、日和はなにも返せなかった。たぶん日和じゃなくても、他の誰でも同じ反応をしたことだろう。もしかしたらこれがなにかの予兆だなんて考えもせず、そうやって彼女の心に入った僅かなひびを見逃してしまう。
だって月音はあまりにも優等生だったから。
誰から見ても、彼女は順調に自分の道を進んでいるように映ったから。
事実彼女は全く問題なく航学生活を送ってこれたわけで、まさかそのことに不安を抱いてしまうだなんて、一体誰がその考えに到れただろうか。
ただ頑張りたいように頑張るだけで、それだけで良かったのに、それだけだからいけないのではという葛藤を抱えてしまった幸福な彼女。本来気付くはずのなかったその不安を晴らすことなく、静かに夏は流れていく。
短い夏季休暇が終われば秋はもう目の前。長い航空学生課程も残すところ半年となり、ゴール間近で浮き足立つ学生を締め上げるかのように、訓練はさらに激化していくこととなる。
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