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目次
ゆらゆら
誰かの為にと重荷を背負っていたら息苦しくて潰れ
自分の為にと思ったら味気なく、ただ放り込む餌に吐き気だけがただ強く
てめえで決めろと言われても文句をつけてくる人は限りない
ゆらぐことすら愉楽と思えども、それは堕落？
そして今日も
ゆらゆら 揺れる 思い 思考
ゆらゆら 危うく 縄の上で ふらつく
ゆらゆら 流れ流されて
ゆらゆら 心地よく風に吹かれる埃
研ぎ澄ませ細く強くと でも横からの一言でポキリと折れる弱い心
図太く強かに 思えども 流されてすぐあらわになって溶けていく
罵倒と嘲笑にすら朗らかに返すしなやかな言葉を
思えども唱えども答えども
吐く言の葉は風に音に言葉に揺られてフラフラと揺れて落ちていく
ただ堕ちていく
結局のところ
目的地なく歩く旅人の強さを羨む
ただそれだけだからこそ、どこに辿り着くなく、この場所で堕ちていくだけ
だからこうして
心折れても修復 非難の風に煽られても燻らずに種火を守り
悲しみを焚き木に
怒りは燃料に
雨に濡れようともそれを楽しみ
喜びに焦らず
風前の痩せ我慢と空元気で向かいあう
からこそ明日も
ゆらゆら 危うく 縄の上で ふらつき
ゆらゆら 心地よく風に吹かれる誇り
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