なんやかんやあって彼女と結ばれた主人公。しかし、ある日世界は新種の感染症による猛威に晒される。

月日が進み、未来そして平行世界の観測も少しだけ可能になった技術で対処法を探す主人公達。そして見つけた可能性。それは、抗生物質を発明する科学者の生存であった。

その科学者こそ、あの日事故で死んだ彼女から臓器提供を受けた人間。そして彼女が生きている現在は存在しない人間だった。

世界を救うため過去に行き自分の存在を再び消そうとする彼女。追いかけようとした主人公の頭から、彼女の記憶が抜け落ちる。
それは、過去において主人公と彼女が出会ったことさえも、彼女自信が消してしまった為であった。
消えていく記憶、世界と彼女との選択、二人は世界を救い、再び巡り会えるのか……

とかいうありきたりな続編