第二話 神様がまともじゃない
?「本当に申し訳ございませんでしたぁぁぁぁぁぁ」
優「なにこれ?」
優「えっと、あなたは?」
?「これは申し遅れましたわたしは神様です」
えっ?いま神様って言った?
神「はい。神様です」
優「そうなんですか。というか口に出てました?」
神「いえ、神様なので心の中を読めるのですよ」
優「なるほど」
神「それより、本当にすいませんでした」
優「とりあえずなんであやまってるの?」
神「それは、わたしのミスであなたを死なせてしまったからです」
優「そうですか」
神「あれ?怒らないのですか?」
優「まあ、ミスは誰にでもありますから」
気にしても仕方ないし
神「そうですか。では、あなたには転生してもらいます」
優「転生ってあのよくある?」
神「はい、わたしのミスであなたを死なせてしまったのでいくつか能力を持って転生してもらいます」
ここもテンプレだ
優「その前に僕が死んだときのことを聞きたいんですけど」
神「はい。あなたは本来ここにくるはずの…じゃなかった、轢かれるはずの女子高生を庇ってトラックに轢かれました。」
優「いま口を滑らせなかった?」
いや、絶対滑らせた
神「い、いえそんなことは」
怪しい
神「と、とにかくあんたは2つの奇跡で功績をあげたから転生することになったの!」
優「口調くずれてるし、2つの奇跡ってなんですか?」
神「あっ」
これは裏の顔が出てくるな
優「本当のことを言ってください」
神「・・・はい」
優「あと口調も普通にしていいですよ」
神「いえ、これが普通なので」
優「いや、さっき完全に違う口調がでてたよ」
神「そっか、ならいいよね。台本読むの疲れたし」
優「台本読んでたのかよ」
神「あんたは、トラックに轢かれてから近くのコンビニに飛んでいったの。そしてたまたま、コンビニ強盗に突っ込んでってその強盗は逮捕されたわ。」
優「なにその奇跡。それが1つ目の奇跡?」
神「そう、だからあなたは転生する権利をてにいれた」
優「なるほど。で、もうひとつの奇跡は?」
神「それは・・・」
優「それは?」
神「言うのめんどくさい」
優「それが神様の言うことか」
神「だって~本当はその女子高生がわたしのミスで死ぬはずで、でもその運命があなたの力でねじ曲がってあなたが死んだなんて言えないし~」
優「いや、全部言ってるよ」
神「あっ、言っちゃった」
優「わざとやってる?」
神「えっ?あっ、わざとにきまってるじゃな~い」
こいつ、絶対わざとじゃないな。素だな
優「それで、力ってゆうのは?」
神「それは幸運の力よ」
優「幸運の力?」
神「そう、あなたは能力って言ってもいいほど幸運なの」
たしかに銀行強盗に撃たれたと思ったら外れて跳ね返ったたまが強盗の腕に命中したこととかあったけど
優「たしかにそうかもね」
神「驚かないんだ」
優「心当たりがあるので」
ドッジボールとかでボールが避けていくし
神「それで転生してもらうんだけど、能力はなにがいい?」
優「いや、いらない」
神「いらないの?」
優「チート能力とかもったら面白くないし」
神「そう、じゃあ転生させるよ!」
優「あ~ちょっと待って」
神「何よ、私は早く終わらせてモ○ハンしたいんだけど」
いやモン○ンすんなよ
優「その世界でのお金とかってどうなるの?」
お金が無くて何も買えずに餓死とかいやだからね
神「ああそれは私がちょっとは用意してあげるから感謝しなさい」
優「いくら?」
神「100ゼル」
優「それっていくらなんだよ」
神「あんたの世界で言うと1円かな」
少な!?うまい棒も買えないじゃん
神「しょうがないじゃないそんな都合よく用意できるわけないじゃない」
優「・・・本音は?」
神「めんどくさかった☆」
はぁ
優「じゃあ僕のお金をその世界のお金に変えることってできますか?」
神「あっ、その手があったか、そっちのほうが楽できるし」
堂々といっちゃったよ
神「じゃあ転生させるね!色々手間が省けたし」
優「本音が出てるよ」
神「んじゃ、いってらっしゃーい」
そう言うと突然地面に穴があいた、僕はその穴に落ちてしまった
優「いや、普通にやれよーーーーーーー」
ヒュン
神「ふう、チート能力はいらないって言ってもそもそも幸運の力がほぼチートなんだけどね。それに全てのことに対して才能があるし」
神「能力つけちゃおっと」
優輝はコピーするちからをてにいれた🔽
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます