第一話 転生するときの死因ってだいたい同じだよね
僕の名前は松田優輝。特技はない、苦手なものもないごく普通の人間だ。
?「よう、優」
彼は佐々木 潤。勉強はできないけどスポーツはできるよくいるスポーツ男子だ。
彼とは親友で僕は彼のことを潤、彼は僕のことを優と呼んでいる。
潤「2年は違うクラスだな」
優「そうだね」
潤「まあ、休み時間は優のクラスに遊びに行くから」
優「ああ」
そう、今日は始業式。僕達は1年から2年になった。潤とは、違うクラスになったけどどうせ毎日うちのクラスに来るだろう。
潤「じゃあまた明日な!」
優「おう!」
潤とは小学校からの付き合いだが家は少し遠い。
優「さて、帰ってゆっくりするか」
僕は家では、ゲームやアニメを見ている。オタクって言われるほどではないが、家だとゲームか勉強くらいしかすることがなく、潤に毎回誘われているので一緒に対戦とかをしている。ちなみに潤はかなりのオタクだ。
と、解説はここまでにしておいて帰り道の半分くらいまできた。信号で止まるといつも通り多くの車の音がする。交通事故なんてひとりひとりが気を付けていれば起こらない。ましてや、よくある転生もののように都合よく神様のミスやらで死ぬことなんてないのだ。
・・・そう、思っていた。
信号が青になると後ろから1人の女子高生が走ってきた。そして横断歩道をわたる。ここまでは普通だった。しかし、僕は見逃さなかった。どう見ても速度違反をしているトラックが走ってきていることを。そのトラックは止まる気配がない。このあとの展開は簡単に予想できた。そのとき、僕の体は自然に動いていた。僕は彼女を突き飛ばした、その瞬間僕の視界は真っ暗になった。
そして、目を覚ました
?「本当に申し訳ございませんでしたぁぁぁぁぁぁ」
優「なにこれ?」
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