5
目が覚めると、白い天井があった。まばたきをする。一度、二度。ぼやけていた視界がだんだんと澄んできて、手を挙げると自分の指がくっきりと見えた。いつもの天井、いつもの手、ぼくがいつもいる部屋だった。
起き上がって、いつものとおりに準備をしようとして、ふと思った。ぼくはどうしてここにいるんだろう。昨日、ぼくは夜にティーナに起こされて、外に出ようとしたはずだった。それをほかの職員に止められて、ティーナがぼくを抱きしめて、ティーナはとても怒っていて、それで。それで?
どくりと心臓が音を立てた。苦しい検査とも、痛い検査とも違う気持ち悪さだった。ティーナはどうなったんだろう。ティーナだけ外に出たんだろうか、と考えて、すぐにやめた。ティーナは一緒に出ると言った。ぼくがここにいるということは、ティーナも施設にいるんだろう。そう思っても胸は気持ち悪いままで、それが嫌でぼくはいつもどおりに支度をすることにした。検査のときにティーナが呼びに来る。そのときに、昨日何があったか聞けばいい。
ベッドから出て、出された食事を食べる。顔を洗って、歯を磨いて、服を着替えたらその時間だ。清潔にしなくてはいけないから、いつもは丁寧に作業をするのに、今日はどうしても手が動くのが早かった。
「検査の時間です」
扉が開いて、一番に聞こえたのはあいさつじゃなかった。名前を知らない職員が、ぼくのことを見下ろしている。おかしい、と思った。ティーナと初めて会ってから、一度だってティーナがぼくを迎えに来ないことはなかった。痛い検査のときも、苦しい検査のときも、採血だけのときだって、ティーナはぼくを迎えに来てくれたのに。気持ち悪さが胸からほかのところにも広がってくる。部屋に一歩も入ってこない職員の顔を見た。
「……ティーナは?」
「あなたには関係ありません」
冷たい声だった。こうしてティーナ以外に物を聞くのは初めてだった。本当はここで指示に従うべきなんだろう。それでも、ぼくはもう一度訊いた。
「ティーナはどこ? きのうは、」
「ポエナ」
職員の表情は変わらなかった。昨日のティーナみたいに怒っても、いつものティーナみたいに笑ってもいない。体が固まった。部屋の温度は変わっていないのに、妙に背中が冷たかった。
「職務を全うしなさい」
なにを考えていようと、どれだけ気になることがあろうと、関係ない。職員の指示を聞くのが、ぼくの仕事だった。
***
採血だけの検査を終えて、部屋に戻る。なにもかもいつもどおりだった。機械の上を走って、しばらく日光を浴びて、部屋に入る。ただその中に、ティーナだけがいない。柔らかい声で話しかけてくれるティーナだけがいなかった。
検査着を脱いでシャワーを浴びる。清潔にしなければ、と思うのに、手が思うように動かなかった。ティーナのことばかり考えてしまう。どこへ行ってしまったんだろう。やっぱり一人で外に出てしまったんだろうか。そんなはずはないのに、一緒に出ると指示をしたのはティーナであるのに、もやもやは晴れなかった。ぐるぐると体中を回って、気持ち悪さを増やしていくだけだ。
ゆっくりと体を洗って、ゆっくりと服を切る。いつもなら、脱衣所を出ればティーナがいるのだ。持ってきた机の椅子に座って、勉強をしようと、ぼくに笑いかけた。もしかしたらいるんじゃないか。今日はたまたま違う職員だっただけなのでは、と思いながら扉を開けても、ティーナはいなかった。真っ白な中にすこしだけ色が付いた、見慣れた部屋が広がっているだけだった。
ベッドに寝転んだ。あんなに大切だと思っていた勉強も、いまはやる気にならなかった。ティーナがいないと意味がない。ぼくはもう文章を読めるし、わかることばも増えてきたけれど、ティーナが教えてくれないと駄目なんだ。わからない言葉を調べて、そのなかにまたわからないことがあって、その繰り返ししかできない。辞書があっても、しかたない。
「あ、」
ぱちん、と頭の中で何かがはじけたような感覚がした。頭の下に敷いていたまくらを取り払う。そこにはティーナにもらった本が変わらずにあった。
勉強をして、文章を読めるようになったら。ティーナが言っていたことを思い出す。一番初めに読む本、職員に見つからないように隠していた本だ。勉強は気が進まなくても、これなら読める気がする。本を抱えて椅子に座り、辞書をとなりに置いた。ぼくのためになると言っていた、大切なものだ。ティーナがどこに行ったのかはわからないかもしれないけれど、これを読めば、すこしは気持ち悪さが消えるかもしれない。表紙に書かれた文字を指でなぞる。
「……ぽ、え、なの、れ、きし」
『ポエナの歴史』。そう、本には書かれていた。ポエナというのはぼくの名前だ。ぼくの存在を表す言葉だ。歴史は、過去のこと。
「……ぼくの過去?」
どういうことだろう。過去というのは昔のことだ。ぼくの昔なんて、わざわざ本になるほどのものなんてない。ぼくは、目が覚めたときからここにいるんだ。毎日同じことをしている。じゃあ、これはなに。
手が震える。本の表紙を撫でた。彫られている文字は変わらない。
ティーナはこれを読めと言っていた。職員が言ったことをぼくは守らなければならない。そうじゃなくても、ティーナが言ったことだ。ティーナはもういないけど、あの人の言ったことなら、やりたいとそう思った。
ゆっくりと表紙を開いた。はじめに書かれていたのは一行だけだった。
『これはある男の手記を交えて書かれた一族の記録である』
わかることばとわからない言葉があった。それなのに胸がざわざわとして落ち着かない。この感覚を何て呼べばいいかわからなかった。いっそ、本を閉じてしまいたかった。それでも指は紙をめくっていた。ゆっくり、ティーナが置いていってくれた辞書を引きながら誰のものかわからない文字を目で追う。
そこに書かれていたのは、ある種族が起こした戦争と、それによって廃れた宗教についてだった。死期と死因を守ることが最上であった人間は長い生をもとめ、化け物だと恐れられていた種族は身柄を追われて、神の使いだとあがめられていたプレケスは迫害された。ある種族が紡いだ歴史を変える大きな流れだった。
ポエナ《しゅぞく》の歴史だった。
ポエナは国中に散り散りになった。人間はその特異な体質を自分たちに役立てるためにポエナを探し出し、捕えて研究し始めた。どんな病気も、どんな怪我も瞬く間に治る体でたくさんの実験がされ、世界の医療は大幅に進化したらしい。いまはそれが禁じられている、とある。ポエナの扱いに疑問を覚える人が出て、それで、大きな研究施設は軒並み潰された。そう、書いてある。じゃあなんで、ぼくはここにいるんだろう。
体が寒かった。本を置いて腕を握る。病気になるのは不潔ってことだ。ぼくは清潔にしていないといけないのに、それがぼくの役目なのに。……ああ、でも、ポエナは病気にならないんだっけ。神に祝福された人間とは違う、馬鹿みたいに長く生きる生き物、それがポエナ、それがぼく。
「……そっか」
すとん、と何かが胸に落ちてきた。
昨日職員が言った言葉が分かった気がした。貴重、寿命、道具。ことばの通りだ。この施設は、きっと禁止されたことをまだしているんだろう。ぼくは捕まりにくくなったポエナのなかで唯一捕まえられたから、貴重。ポエナは人間の寿命を延ばすための道具。ティーナはそれを否定していたから、もしかしたら、ぼくを施設から出そうとしてくれたのかもしれない。本当は施設の職員じゃなくて、だからほかの職員とは違って、ぼくにいろいろ教えてくれたのかもしれない。そう思うと胸が温かくなった。服のうえからそこを押さえる。眠たくもないのに、視界がにじんでくる。
ここにはぼくと同じひとはいない。ぼくに教えてくれるひとも、もういない。ぼくは「ぼく」を必要とされているわけでなく、ただ、ぼく以外のひとのためのものでしかない。
「……さむい」
ティーナに会いたい。当然のように、いままで考えたもないことを思った。種族の名前であろうと、ぼくをみて呼んでくれるあのあたたかな声が聴きたい。ゆうるりと細められた瞳が見たい。お疲れ様、といって抱きしめてくれるあのぬくもりが欲しい。そう思っても、もうティーナはここにいなかった。
どうすればあのひとに会えるんだろう。
すぐに思いついたのはティーナと同じ方法だった。夜、ぼくが眠るころに外に出る。昨日はぼくが声を出してしまったから見つかってしまったけれど、声を出さなければきっと出られた。外に、ぼくが見たことのないものがあふれているところに。ティーナが施設の外に出たとするなら、ティーナがやったみたいに、ぼくが外に出ないと会えない。
どく、どくと心臓が音を立てている。病気、清潔、といつも思っていたことが頭をよぎったけれど、その程度ではどうにもならないのだと思い出した。大丈夫、こんどはうまくやれる。知らないうちに手を握ってしまっていて、本の頁がくしゃりと音を立てた。
それから眠るまで、できるだけ昨日のことを思い出しながら過ごした。どんな道を通ったか、どんなことに気をつけなければいけなかったか。何度も何度も頭の中で繰り返した。今度は失敗してはいけない。今度こそぼく外に出る。植物が見たい。青い空が見たい。地面に触れてみたい。ティーナに、会いたい。
***
部屋は真っ暗になった。眠ってしまいそうになりながらベッドのなかでじっとうずくまる。暗くなってすぐに抜け出すのはよくない気がしていた。昨日ティーナがいつぐらいに来たのかはわからないけれど、きっと眠る時間になってすぐじゃあなかったはずだ。今すぐにでも出ていきたい気持ちを押さえて、本を抱きしめた。この本に触ると、ティーナがそばにいてくれるような感覚がした。
目を開いた。冷たかったベッドのなかは暖かくなっていた。眠ってしまっていたらしい。勢い良く体を起こす。部屋のなかはまだ暗かった。どれくらい時間が経ったんだろう。わからないけれど、部屋が明るくなっていないということはまだ夜であるはずだ。ベッドからでて裸足のまま扉に近付く。本は持ったままだ。ほかにも持っていきたいものはたくさんあったけれど、入れるものがなにもない。
音を立てないように気をつけて扉を開けた。廊下は昨日と同じく真っ暗で、静かで、ただ機械の音だけがしている。ぼくは走り出した。
走るのは得意だ。痛い検査と苦しい検査をしないときはいつも走っている。どうすれば強く床を蹴ることができるのか、どう足を上げれば一歩が大きくなるのか、体に染みついている。大きく息をしないように、足音を立てないように、絶対に、本を落とさないように。
昨日、ティーナと走り出したところを過ぎた。もうすこし、もう少しだ。体が震える。口にたまったつばを飲み込んだ。もうちょっとで、外に出られる。ティーナに会える。そう思うと腕が緩みそうになって、慌てて本を抱えなおした。ティーナに会えたら、本を読んだことを伝えるつもりだった。きっとティーナは頭を撫でてくれる。抱きしめてくれる。想像しながら最後の角を曲がった。足が止まった。
そこにはたくさんの職員がいた。
「脱出するのは楽しかったか?」
一番前にいた職員がそういった。昨日、ティーナと話していた声だ。検査室に行くとき、いつも検査台の前にいる職員だった。どうして。今日は大きな音を立てていない。声も出していない。あの大きな機械の音もなっていなかったのに。職員はぼくを指さした。
「お前の行動を監視するための腕輪だよ。昨日は機能しなかったらしいが」
ぼくの動きはすべて知られていたらしい。なにも見えなくなるような気がした。外に出られない。ティーナに会えない。
「……ティーナに会わせて!」
のどから出た声はひび割れていた。ひりひりと痛んで、咳き込みそうになってなんとかこらえる。昨日ティーナと最後に会ったのはこのひとだ。だから、ティーナがどこにいるのかも知っているはずだ。外に出られないなら、このひとに頼むしかない。
「一回だけでいいから、ティーナに会わせて。お話しさせてよ、もう外に出ようとしないから、検査だって頑張るから、」
「あれはもういない」
一瞬、何と言われたのかわからなかった。
「……外にいるんでしょ?」
「殺した」
ころす。知っている。ティーナは教えてくれなかったけれど、ティーナがくれた本には似たような言葉があった。だから、どういうものなのか知っている。職員は表情を動かさないまま言った。
「二度と会うことはない」
会えない。わかっていたくせに、勉強したくせに、そういわれただけでぼくの身体はだんだんと冷たくなっていった。喉になにかが詰まったように、息ができなくなる。
「なんで」
「お前には関係ない」
その声は淡々としていて、冷たく、ぼくのあたまを打ってきた。関係ない? そんなわけない。ぼくは、ティーナとたくさんお話ししていたのに。ティーナはぼくのお世話をしてくれていたのに。動きを止めていた心臓が、また強く音を鳴らす。お腹の内から、熱いなにかがじわじわとせりあがってくる。目の前が、職員のすがたが赤く染まっていく。
「なんで……なんで!」
手に持っていたものを投げつけた。それはすぐに床に落ちて、滑って職員の足に軽く当たる。頭に熱がのぼった。これが怒りなんだと、頭のどこかでそう思った。
口からわけのわからない叫び声が出た。職員に向かって走っていく。突き飛ばしてやろうと思った。殴ってやろうと思った。そのあとどうなったってよかった。こいつがティーナを殺したんだ。こいつのせいで、ぼくはティーナに会えない。こいつのせいで外を見られない。こいつのせいで、こいつがいなければ!
「とりおさえろ。薬は無しだ」
近寄ってきたほかの職員がぼくの腕をつかむ。握ったこぶしが何かに当たった。腕を振り払う。こいつらもそうだ。勢いがついた腕をそのまま近くにいた職員にぶつける。柔らかくて、でも弾力のある感触が腕から体全てに伝わってきた。その職員は倒れこんだ。
「切り落としても構わない」
あいつがなにかを言った。それをきっかけに、いろんなところから職員が現れてぼくの体をつかまえようとする。邪魔だった。あいつが見えない。殴れない。伸びてきた腕を何とか避ける。肩を握られた。足で後ろの職員を誰かを蹴る。固い感触、そのあとにうめき声が聞こえた。ちらりと見えたその職員の足はおかしな方向に曲がっていた。そうか。ぼくは足の力が強いんだ。
そこからは殴るより蹴るようにした。力いっぱい足を狙えば、職員は倒れてしばらく動かなくなる。動けない職員が増えれば、それだけあいつに近く機会が増える。振り上げた足を腰に、太ももに、すねに当てる。三人ほど倒れたところで足を掴まれた。動けなくなる。はっと周りを見ると他の職員が銀色の、平たくて尖ったなにかをもって僕のそばまできていた。痛い検査を思い出した。逃げなくちゃ。ふと顔を上げると、腕を伸ばしてきていた職員の白衣のポケットにペンが見えた。とっさにそれを掴んで、足を握っていた職員の手の甲に突き刺す。赤い液体が肌から溢れて筋を作った。知っている。血だ。あが、と咳き込むような声がして、手が離れた。
刺して、かわして、蹴って、蹴って、殴って。なんど繰り返しても、新しい職員がぼくの前に立ちふさがる。あいつが見えなくなる。ぎゅう、と胸のあたりが苦しくなってきて、呼吸がいつもどおりにできない。足を上げても、始めみたいに一発で職員が倒れなくなってきた。ペンが上手く刺さらなくなった。どくどくと耳元で、走った後みたいな音が聞こえている。苦しかった。力が入らなかった。そうしているうちにまた職員が増えて、ぼくの腕を捕まえる。できる限りの力で振り払った。空いた手でその腕を殴った。それでも、その職員は僕を離さなかった。
どいて、と邪魔だ、と叫んでも、職員は強い力でぼくを掴んだままだ。もがいているうちに空いていた腕も、足も、頭も掴まれて、身動きが出来なくなる。体を床に倒された。足だけでも空いていればどかせられるのに! 力いっぱい足を振り上げようと呼吸を整えていると、暗い中できらりと銀色が光ったのが見えた。
さっきみた平たくて鋭いものが、脛に振り下ろされた。ごぎり、とみにくい音がした。
「ああああああ!」
熱い熱い熱い! 痛い!
右足の感覚がなくなっていく。べとりと腕に生ぬるいものがついた。そのときにやっと、脚を切り落とされたのだと気がついた。叫んで喉が痛いのに声が止まらなかった。検査の時とは比べ物にならない。痛みが収まる暇もなく左足にも衝撃が来た。右手と左手は同時だった。視界が滲んで、耳が遠くなって、自分が何を言っているのかわからない。ただただ、熱くて、赤くて、痛かった。
脇に誰かの手が入って持ち上げられた。ぼたぼたと腕から、足から、血が滴っている。真っ赤に染まった床の上で、切り落とされた腕と足が浮かんでいる。
そのすがたをあいつが、冷たい目で見ていた。
「連れていけ」
暴れようと思っても、痛みで体を動かすことができなかった。ぼくとあいつの距離は、初めに本を投げた時と大して変わっていなかった。いまはむしろどんどん離れて行って、腕や足があったとしても届きそうになかった。こんなにも遠い。外も、あいつも、ティーナも。
部屋にうつ伏せに放り込まれた。切り落とされた腕と足が、断面を合わせるようにしてそれぞれの場所に置かれる。扉が閉まり、かちゃり、と何かが当たった音がした。両手足を何かが這っていく感覚がする。痛みはだんだんと無くなるのと同時に、両手両足の感覚がもどってくる。
瞬きをするとぼろりと目尻を温かいものが伝っていった。息をすると鼻がきたない音を立てた。部屋はただただ真っ暗で、血の匂いだけがいつもの夜と違っていた。
ゆっくりと、つながった腕と足を丸める。床に額をつける。
いまのぼくには何もなかった。ティーナがくれた本も、ティーナが外にいると信じていた気持ちも、あれだけ感じたお腹の奥の熱も、ひんやりとした部屋に吸い込まれてどこかに消え去っていた。じわりと体が重くなった。ひどく寒かった。
たくさんの血を流した。足が曲がった職員は動けなくなっていた。ペンを刺した職員の手はずっと赤いままだった。腕をさする。足をさする。服が血で濡れているだけで、ほかは何もなかった。いつもどおりの、ぼくの体だった。
どうして。部屋に声が響いた。どうしてぼくは死ねないんだろう。
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