応援コメント

第12話 旅立ちに向けて」への応援コメント

  • よく考えると、周期表もらったところで「鉄や銅はわかるけど、ネオンって何、バナジウムって何。クロム、ニッケル、ケイ素???」ってなると思う。
    ……普通の人はウランと聞いて「原発」を思い浮かべるけれど実物を知らない。実物を知らなければ、特性から推察するしかないわけで。(ウランであれば放射性元素とか)そんな暗記必須の物を幼児が短時間でこなせるのか、こんな普段使いしないようなものを覚えていられるのか。

    つまり化学知識の基本知識を学ぶ以前に、前提知識(物の名前・特性・用途など)も学ぶ必要があることに留意してほしい。

    もちろん範囲は絞っているのであろうけれど、それにしても、といった感想。

    いや、さすがにこんなものを応用しろとか無理でしょ。
    そもそも普段使いしていなければ、鉄とか銅という名前すら初めて聞くだろうに。
    水は水素と酸素でできている、なんて教えられなきゃわからない。
    よしんば理解できたとして、長期間の研究は必須。
    そこには水の「電気」分解なんていう鬼門がある。
    地球上の物質がすべて元素から成り立つとして、その構成をどうやって知るのか。

    暗記科目だからこそ、というか。
    知識の結晶だからこそ暗記したほうが効率的というのはいうまでもない。
    しかしフルーゼには暗記に使える時間が限られていた。
    いかに効率的といえど限度はある。

    こんな期末テスト前の追い込みのような、付け焼刃の知識なんて一般的にはすぐに忘れるもので。

    前提知識すらも暗記しないといけないのに。

    もし将来、アインのおかげでこんなことできるようになったよ、とフルーゼが科学知識を披露してきたときに、フルーゼの知りうる知識から本当に可能か、整合性がとれているかどうかで白けないか不安で仕方ない。

    ともあれ、こんな疑問はあるものの、面白い小説だと思う。

  • ギースさんは商人だったんだろうか?