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「おい」


◆どうしよう……タビーちゃんが起きないわ。


「おい!」


◆セルリアンが近くにいるかもしれないのに……


「起きんかバカタレ!」


◆繧ー「ぐふぇ!?」



〜〜〜〜


「ようやく目が覚めたか、ねぼすけよ」

「えっ……あれ、ここ、どこ?」

「#|^1…に取り憑いた化物に乗っ取られたパークといった所だな」

「ば、バケモノ?てかさっき何に取り憑いたって……」

「#|^1…。昔パークによく湧いていたろうに」

「い、いやいやいや!何言ってるか聞こえねえし!さっきから何話してんの!?ワケわかんねえし!……ん?あ、あれ?オビー?」


◆どうしよう……タビーちゃんが起きないわ。


「は?何言って……オ、オビー?」


◆セルリアンが近くにいるかもしれないのに……


「……何だよ、これ」

「そいつはパークをおかしくした奴の力に呑まれておる。いくら話しかけても無駄ぞ」

「う、うそだろ?なあ、何かの悪い冗談だろ?こんなあいっだだだだだ!!?」

「オロチに頬を噛まれた気分はどうだ?」

「いだいぃ……ゆ゛めじゃないぃ……」

「そうめそめそ泣くな。これからもっと恐ろしい事にでくわすやもしれんのに」

「ぐずっ……だっでぇ……」

「まあいい。お前は完全に呑まれておらん。こいつを飲んで完全に正気に戻ってもらうか」

「え、それお酒ゴボムブォオ!?」


〜〜〜〜


「ほれ、美味いだろ?四神からくすねた極上の神酒ぞ」

「ぎぼぢわるい……」

「はっはっは!小童に酒の味はまだ早かったか?」

「うぅ……何なんだよもー……」

「それより、ほれ。さっさと来い」

「へ?」

「へ?でないわ。さっさと#|^1…を探すぞ」

「……さっきもそれ、言ってたよな。オビーは普通に言えてたのに。あんたは何で言えないんだ?」

「お前も言えんぞ。試しに口に出してみよ」

「#|^1…。あ、ほんとだ!?」

「訳は知らんが、我らがこの世界において異物と判断されたんだろう」

「で、でも何で俺とあんただけ……?」

「お前、酒を飲んだろ?」

「え?そりゃさっきむりやり……」

「ばかもん、それよりもっと前よ。確か、アンラッキー・サンドスターだったか?それに憑かれた時のいざこざで我がお前に飲ませたろう」

「あ、そういえば……」

「さっきも言ったように、あれは四神からくすねた神酒でな。恐らく、それが我らに正気を保つ力を与えたんだろうよ」

「そう、なのか?」

「最初は半信半疑だったがな。同じように我がこいつを飲ませた奴も幾分か正気だったんでな」

「それって……」

「ほれ、お前の後ろに」

「…………☆」

「ひぎゅああああ!?誰だお前ぇぇ!!」

「パークガイド共はスカイフィッシュと呼んでおったな。無口で石頭だが腕っぷしは確かなもんぞ」

「……!〜……♪♪……〜〜!!」

「おうおうそんなに喚くな。まだ酔ってるのか?」

「喚いたか……?」

「とにかく行くぞ。#|^1…を潰せばこの目がチカチカして仕方ない光景も元に戻せるやもしれん」

「え、ちょ、行くってどこ行くんだよ!」

「…………」

「ん?代わりにモンスターと呼んでいるのか。そっちの方が分かりやすいやもな」

「話きけよー!どこ行ぐふぶんっ!?」

「やかましいわ小童。いいからついてこい」





















「ところで、そこにがおるな?ほれ、文字通り浴びるように飲ませてやる。好きだろ?」

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