第52話 竜姫の日記。
デスタ街に着くまでに、オークションの時から気になっていたレレイに話しかける。
「レレイ旅を続けて行く上で聞きたいことがある。」
レレイ「何かしら?」
「俺の目は魔眼だ。相手の能力を見る力がある。エリーナに聞いたら魔眼も異空間ボックスも聞いたことがないと言われた。博識のスキルを持つお前なら何かわかるか?」
レレイ「魔眼については、竜姫の日記に書いてあったはね。てっきり偽りだと思っていたけど、異空間ボックスは初めて聞くわね。名前からするとマジックポーチかしら?」
「竜姫の日記にはどんなことが?」
レレイ「クーヤン様が言う、相手の能力を見る力ではないですが、〈私は魔眼の力、千里眼を使って、たまたま人族の陰謀を目にした。出来る限りの獣人族を引き連れてこの大陸を出た。〉他にもいろいろと書かれてたけど、汚れや破れで読めなかったわね。」
それからこの世界の事やスキルや魔法などを聞きながら街へ向かった。
まず、世界は四つの大陸に別れている。その一つが人族の大陸なんだが、人族の大陸は貴族、王族、中立派が争っているのも間違いではないが更に国同士でも争っているらしい。
今俺がいる国は。中華国、自然も豊富だがその分魔物や獣人族もいる。最も派党争いが多く、貧富の差が激しい。他にも自由国や平和国、聖教和国、歌国などがある。
自由国、右手を挙げた銅像の女神があり、派党争いはないが、名前の通り自由。だからこそ力の強い者が上にたつ。
国で州にわけ、州事で法律がかわるのが特徴。
聖教和国、過去に魔族狩りを行い、今ではコロシアムで獣人族同士の戦いなどをさせている。この国のせいで、魔法の使える人族が減った。
平和国、平和憲法があり、まわりの国から自然とそう言われるようになったが、近年法を変えた、1番怪しい国。15歳までは義務教育にしているため、教養は高い水準にあるが、国が定めた教育の為、偏った教養を持っている。
歌国、小さな島で、ここから聞こえる歌声が綺麗で名づけられた。
行った者はおい帰されるか、地に足を踏み入れた者は殺されるかの二択。謎の国。
後は、魔の海域にあるだろうと言われた国があるがトライアングル・ドラゴンと言われる現象で、真相は謎に包まれている。
罪人の漂流流しに使われている。
スキル、別名能力。
スキルは先天的な物と後天的な物がある。
先天的な物は獣人族や魔族しか持ってない。
人族は後天的な物しかない
例えば、チーター族は瞬足、狐族は変幻、蛇族は温感、を生まれながら持っている。それが先天的な物で他族は使えない。
人族はそれらをこくふくするため、努力して出来たのが、瞬歩、変化、気配だ。
※変幻は幻を見せて姿、形、声なども変えるのに対して、変化はその人の体型が変えれないため、180CMの人が、140CMの人に化けるのは出来ない。
人族特有の後天的スキル、奴隷術や貪欲などもある。
魔法、そもそも人族が魔法を使うのは無理だと知った。精霊の杖など、精霊の加護を受けた物に魔力を通し、使用するそうだ。
使用出来るのは、魔族、魔人、魔物、エルフ、ハーフエルフがあげれるが、聖教和国が魔族狩りと言って行ったのが、ハーフエルフ狩りだ。人の子でありながら、魔法を使えるのが、畏怖された結果だ。
もっと話しを聞きたかったが、岩山に着いた。
ここでは、絶壁などを登るアイベックスをテイムする目的があるために、馬車を降りての行動になる。
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