第9話今後の話し

 宿へついてお湯を二つ頼んでから部屋へ行く。ここの世界は部屋代で取るから、同じ部屋なら料金はかからないみたいだ。


「今後の話しをしたい。」


エリーナ「はい。」


「エリーナは片腕でも、戦闘は可能なのか❓」


 なぜその質問をするかだって❓

それはエリーナのステータスだ。


エリーナ レベル42 24歳


MP  130

攻撃力 265

防御力 221

素早さ 156


剣術レベル8 槍術レベル4 話術レベル3


エリーナ「Eランクモンスターまでならなんとか出来ると思います。ただ、今のこの腕ではゴブリンを倒せるかどおかです。」


「ランクEの万能薬で直るか❓」


エリーナ「直ります。」


 今日の朝作った万能薬を渡した。


エリーナ「ありがとうございます。クーヤン様に買って頂いて、私は本当に幸せです。」


「明日からは一緒にクエストしながら生活するからな、体調をしっかりして貰わないとこまる。」


エリーナ「はい。」


「エリーナが望むなら、エリーナの復讐もするけど、どうする❓」


 エリーナは元貴族派の騎士副団長、貴族派のパーティー会場に護衛でついて行ったさい、カナータ・ウーユ伯爵に結婚を求められたのを断った為に、強い嫌がらせを受けたあげく、嘘の罪を着せられたため、今に至る。

 奴隷商から聞いた話しだ。

 

 エリーナ「クーヤン様の奴隷になった時点で、新しい私へと変わってます。ですので、復讐は必要ありません。」


 コンコン、ドアを叩く音がした。ここでお湯が来た。  

 一旦話を終え身体を洗う事にした。童貞のましてや彼女もいなかった俺には刺激の強い光景を目の当たりにした。エリーナが生まれた状態になってから待っている。

 目線を少し外した瞬間、エリーナは少し暗い顔をしたが、俺の息子が元気なのを見ると笑顔になって口を開いた。


エリーナ「ふふふっ。クーヤン様の身体を洗います。」


「あ・・ありがとう」


 さすがに前は恥ずかしいから、後を洗って貰ってるあいだに自分で洗う。俺のが終わると、次、エリーナの背中を洗おうとしたら、


エリーナ「クーヤン様に手伝って貰うわけには行きません。」


「片腕だと大変だろ。」


エリーナ「お願いします。」


 身体を洗い終わると、今後の話について1時間近く話し会いをした。


・一ヶ月滞在する。

・エリーナから戦いの基礎を学ぶ。

・中立派の領土へ向かう。


 この三つが確定され、スキルの話をしたら強奪や回復系生成のスキルを聞いたことがないみたいで、これは、秘密にすることにした。

 後、異空間ボックスもなく、マジックアイテムで似たのはあるが、凄く貴重みたいだからそれもばれると揉め事に巻き込まれる可能性がある。


 





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