第5話 初めてのギルド

 ギルドへ到着すると、あそこのカウンターで会員登録が出来る事を教えて貰い、アイリはクエスト達成の報告をするため、別のカウンターへ行った。


受付嬢「いらっしゃいませ。本日は初期登録でよろしかったですか❓」


「はい。」


受付嬢「それでは身分証をおだしください。後、手数料の1銀貨をお願いします。」


 リュックから取り出して渡すと、受付開始五分でギルドカードが発行された。その後、簡単な説明された。


内容は、

・同ランククエストを10回連続で、ワンランク上にあがる。

・ワンランク上までクエストを受けれる。

・ワンランク上だと、二回分の達成となる。

・パーティーを組んだ時は、パーティーメンバーの一番高いランクが受けれる。

・1カ月間クエストを受けなかったらギルドから強制依頼をされる。もし、応じないときは奴隷落ちとなる。

・DランクとBランクに上がるときは試験がある。

などなど説明が終わって、後を振り向くと凄く嬉しい顔をしたアイリが待っていた。


アイリ「無事受付出来たみたいね。」


「はい。」


 一緒に魔角と討伐証明部位を売却するために、別のカウンターへ向かった。全部で2銀貨と50銅貨した。

アイリから2銀貨渡され、焦る俺を見ると。


アイリ「万能薬のお礼。」


「ありがとう」


 ここの世界では、Fランクの万能薬は大量にあるが、Eランク以上になると数が少なくなって、高くなるみたいだ。

 実際Fランクだと1銅貨に対してEランクだと10銀貨で販売されてる。


アイリ「今日はありがとう。そろそろ行くね。」


 そう言うと、ギルドから出て行った。俺もやることがないから、そのまま来るときに教えて貰った。安宿へ向かう。

 安宿の中へ入ると人の良さそうなおじさんに声をかけられた。


おじさん「宿泊かい❓」 


「はい。」


おじさん「うちは1泊25銅貨。1週間以上滞在なら20銅貨だ。身体を洗うお湯が欲しいなら一回5銅貨だ。」


「一ヶ月お願いします。」


おじさん「長期かい。助かる。六銀貨と身分証をだしな。」


 少し驚いた表情浮かべたおじさんに六銀貨とギルドカードを差し出す。犯罪歴がないのを確認してギルドカードを返却してきた。

 部屋は2階の201号室の鍵を渡された俺は5銅貨を渡してお湯を頼み部屋へ向かった。

 因みにここの世界は一ヶ月30日の12カ月間360日だ。






               


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