第4話 初めての町

 今は町に入るための検問待ちである。道中知った事、ここは人口1000人の少し大きな町(ラピタ)である。因みに200人以下だと村になる。


 ゴブリンを一撃で倒せた感覚もクリティカルらしく、どんなに強くても、急所をつかれると一撃だそうだ。高位のモンスターや冒険者でも、強力な武器を持てば、農民でも倒せる事。HPの概念がない。


 それから町に着いたら冒険者になることを進められた。農民だと一日の大半を畑仕事をしてないと奴隷落ちになると教えられた。


 この世界の事も教えてもらい。大きくわけて4つの大陸にわけられる。モンスターの住む大陸 魔族の大陸 獣人属の大陸 人の大陸 

 

 人の大陸は二番目に大きくて、人同士でも争いをしている。主に王族派 貴族派 中立派 の三つ。王族派 貴族派に粗相をおこせば、簡単に死刑になるみたいだ。


 門番から次っといわれ、やっと入れる喜びの笑みがこぼれる。


 商人「今回助けて頂いたお礼に、入るさいのお金は私が払いましょう。」

 

「ありがとうございます。」


 その言葉と同時に料金を門番に支払う。別の門番が積荷をチェックするさい、人が見えた。

 一瞬驚愕な表情を浮かべたが、すぐに何も見えなかったふりをする。

 町に入ると商人と別れ、アイリと一緒にギルドへ向かう。

 

アイリ「クーヤンはこれからどうするの❓」


「・・」

 

 急に質問されて、意図が分からず考える。返答をまたずにアイリから提案がきた。


アイリ「しばらくこの町にいるなら、私とパーティー組まない?今回私とパーティー組んだ人達は残念ながら死んじゃったし」


 少し考えて、断る事にした。


「冒険者にはなるけど、採取メインのクエストを受けながらの・・」


最後まで話しきるまえに、


アイリ「残念。」






 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る