4話





『 はい、もしもし 』


『 ・・・おお!、心意。

  調子はどうだ?

  何かあったか? 』



『 戦闘を一回だけ。 』



『 そうか!、こっちも仕事を片付けた所だ。

  別れた所まで来れるか? 』



『 今、戻ろうと思っていた所です!


  あー、はい、多分・・・・・・

  ・・・・大、丈夫です。

  今、向かいます。 』



『 ハハハ!

  まぁ・・・、無理しない様にな。

  迷ったり、何かあったら

  すぐに、連絡くれよ? 』



『 はい、分かりました。 』



『 それじゃあ

  一旦、じゃあな! 』








通話が切れた事を確認すれば

携帯電話を懐にしまって。

周囲を今一度確認する。



少々不安になりながら歩いていると

見覚えのある青年の姿が見えてきて。







「 誠さん! 」



「 おお!、来たか!

  お疲れ様ー! 」



「 誠さんこそ、お疲れ様でした。 」



「 いやいや、ちょろいちょろい! 」



「 ハハ、さて・・・

  ・・・次は、どう致しましょうか? 」



「 うーん・・・

  とりあえず、車に戻るか。 」



「 そうですね。

  そうしましょう。 」






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