第14話 これからのこと

 いろいろあったので、何時もより大分遅めの朝ごはんになりました。


 皆お腹がすき切っていたので、一言も話さずもぐもぐと食べましたよ。その後は、少し気まずいですが話し合いです。


 食後のお茶を飲みながら、まずは私のぶっちゃげです。


 もうこの際なので、開き直ります。



 なんだか誤解があるようなので、はっきりと宣言します。私には、ランディ・スライムの様な、チートはありません。


 殆ど、普通の赤ちゃんと同じです。(多分・・・)ただ前世の記憶があるので、ちょこっとお頭が1歳にしては良いってだけ。それも、20歳過ぎればただの人というレベルです。



 前世が女の子なので、夢は三食昼寝付きの奥さん。(ははは)


 その為には、性別を男から女にならないといけないので、「世界樹の迷宮」に行く必要があるってこと。(これは、女神様にばらされたから知っていると思うけど一応確認の為に今度は私から改めてした)


「世界樹の迷宮」に行く為に、ある程度自分の身を守ることと、戦えるようになっていたいこと。


そして、自分の代わりに戦える強くてチートなスライムをテイムしたいこと。



 二人とも、私の為にどうするのがよいか、凄く真剣に考えてくれました。



 そして決まったことは、男の子の日、女の子の日関係なく、毎日無理のない程度に走って体力をつけること。


 魔法の勉強と実際に使えるように毎回5回練習すること。(これは、魔法力が∞なのでチートだけど、生命力が使うたびに少しづつ減ることが知られているので、生命力に合わせて計算した安全な回数が5回だったの)


後、「世界樹の迷宮」に行くということは、野宿ありの旅となるので、それらの知識、必要なグッズに、お金や物のこと、国などの地図の見方と地理、そしてこれが大事で料理。転生物でも、旅の最中豪華な食事をとっているもんね~。そんな風に出来るように頑張るんだ!


 それから、これが大事。


 スライムについての勉強。(スライムについては、ランディ・スライムに直接聞いて習った方が早い気もするけど、2人に話してよいものかが分からないのでここは保留にした)

 

 ランディ・スライムといえば、今日眠る前に八つ当たりしないとね・・・。


 ふふふふ


 今の私絶対悪人顔だわ~~~。でも、やめる気はない!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

僕は、スライムで貴族になったスライム家に転生した トチイ 青 @usagiao

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ