第11話 「日本語」で書かれた本
この「日本語」で書かれた本は、全部で6冊あった。
「始まりのスライム」
「驚きスライム白書」
「ざんねんなスライム物語」
「やっちゃたスライムたち」
「チートなスライム伝説」
「俺の黒歴史」
非常に気になると言えば気になるし、読むのが怖いのもある。
何気にひっくり返すと「あらすじ」と書いてあった。
ははは、この人面白いぐらい転生物の定番主人公。取り敢えず1番普通そうなのを読んでみた。
「始まりのスライム」
俺こと、ランディ・スライムが、初めて見つけたのが、この「始まりのスライム」である。3歳の時に出会って、一緒に育った。普通に子供に踏みつぶされても死んでしまう、物凄い弱いモンスターで、誰も見向きもしていなかった。でも俺は違う。進化していくことを突き止めた。「ポイズンスライム」も「グリーンスライム」も「アーススライム」も、亜種といわれる珍しいスライム、全て「始まりのスライム」から進化するのだ。
うん、予想通り普通。そして、初めて知った、初代スライム家の当主で転生者の名前。ランディ・スライムというのね。
次に、1番恐ろしいというか怖い奴を見てみるかな。
「俺の黒歴史」
これが読めるということは、俺と同じ世界の転生者だと思う。そんな君に、恥を忍んで暴露する。いいか、俺の様な黒歴史は決して作るなよ、大人になって子供が出来たらめちゃくちゃ恥ずかしくて死にそうになるからな! これは、俺からの忠告だ。
うーん。これは、これから読むべきでしょう。せっかく恥を忍んで残してくれたんですもの、頑張って読んで参考にします。ランディ・スライムさん、貴方の黒歴史は、忠告としてしっかり受け止めます。ありがとうございます。
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申し訳ありません。切りの良い所ということで今回非常に短いです。
次回は、土曜日で「俺の黒歴史」の内容の一部となります。
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