応援コメント

第九章 赤い泪(終)」への応援コメント

  • 読ませていただきました。

    キャラと世界観は好みです。ヒロインの子も魅力的ですね。
    ただ、何点か?があります。何度か読み直したのですが……もし、きちんと書かれていたら、見過ごしです。申し訳ない。

    ・冒頭、この子達が相手にしている敵に対する、明確な描写なく、相手が誰だか分からない。紛争相手でしょうか? 
    ・紛争相手が各地にいるようですが、その理由が明示されていないのではないでしょうか? 圧政の為? それとも、資源戦争??
    ・軍が人材不足に陥り、高校生達が徴兵されている理由の明示が、作中ではないように思えます。学徒の動員は、あくまでも総力戦体制下で行われる話かと思うのです。むしろ、精鋭志願制かなぁ、と。少年、少女兵って、正規軍内に入れるのは相当危険な行為なので(まともにやると、その思考法、前大戦末期の旧軍やら独逸軍並認定になりますが、それは)。
    ・放課後に、ある意味、部活感覚で戦争、というのはそそられるテーマではあるのですが……つまり、相手ともそういう交戦規定を結んでいる、という理解でよいのでしょうか? 戦争なのに?? おそらく、ドレスビーストは金食い虫の筈です。それを多数長期運用しつつ、両国? 共に、この状況下で戦い続ける事の意味が今一つ理解出来ませんでした。何か理由があるのでしょうか? 取り合えず、戦時下の軍組織って、もっと冷徹に損得勘定すると思うのです。


    もう一度書きますが。キャラという、ロボといい、基本の世界観といい、かなり好きです。凄く光るモノがあると思っています。それ故に、どうしてもこの世界の事が気になってしまいました。内容としては、重いし堅めなので、そこら辺に設定が色々と走っていてほしい願望がこうですね……。

    いやまぁ、これこそ作者様の掌の上(例えば、全てはAI上の戦争ゲームの中とか)、という可能性もあるな……という予想もしたわけですが(苦笑)

    作者からの返信

    おお!
    読んで頂いて感激です!

    しかも、ご指摘まで有難うございます!

    設定に関しては……
    ふふふ……これからいろいろ明かされるんですよ……。

    と、言いたいところですが実は痛いところをつかれています。


    さて、物語の説明を、作者本人が物語の外でするのはカッコ悪いですが……。

    実はセンチュリア軍は旧軍や、独逸軍並なんです!

    センチュリア軍は志願制なのですが経済的な事情で入隊を余儀なくされたのが、マルクト高校の生徒たちです。それを「貧富の差が作り出した徴兵制」と、表現しています。就職先の無い地方で自衛隊に入隊するように、また米軍が奨学金制度で軍に勧誘するように、です。センチュリアの場合は更に意図的に貧富の差を作り出しています。その究極の形がシティとワイルドです。それでも仮想敵を作り出して国民を煽っているので選挙では勝てるのです。

    そして、ライトな戦争を謳って学生たちを部活気分で戦争に駆り出す、という図式を作りたかったのです。

    エスティ達は、軽い気持ちで軍隊に入り、本当の戦争を知って愕然とするという感じにしたかったのです。

    本当はドレスビーストも安価で子どもでも扱いやすいカラシニコフみたいな感じにしたかったのですが……そこはロボットをどうしても出したかったんですよね。普通に考えれば絶対無線航空機で爆撃したほうがいいですからね。

    敵は複数で意図もバラバラです。アルテア同盟は事実上の独立国家です。その他、テロリスト、軍閥、野盗みたいな連中もいます。放課後に来るわけじゃなくて学徒兵がいない時はセンチュリア本隊と戦っています。

    ここまで、説明してみて……ダサい。
    恥ずかしい。
    小説の中で説明できなきゃだめですよね。

    しかし、こんな細かいところまで気にして頂いて本当に有難うございます。
    小説書いてて良かった。
    ホントに。

    七野様の熱い情熱が伝わって来ました。

    指摘しながらも私のプライドを気にされて、優しい人柄も伝わって来ました。

    本当に有難うございます!!
    また、宜しくお願い致します。

    編集済
  • やはりリアルロボットが活躍する作品ですと、読んでいるこちら側も思わず興奮してしまいます。そしてスラスラと読み進めることが出来るのは、1話ごとの文字数は適度な改行、そして独特の世界観が演出されているからだと思います。

    作者からの返信

    有難うございます!
    前回とか長かったしちょっと不安になってたんですよ。

    やっぱり三千字は越えないようにと思っているのですが…。