　いつものように校門前の横断歩道で、旗を持ちながら「おはようございます」と声掛けしてると、いきなり男の子が「プレゼント見せてもらったんです！」と話しかけてきました。

　一瞬、何を言ってるのか分からなかったけれど「もう用意してくれてたんです」と興奮気味。

　どうやらXmasプレゼントを、今朝見せてもらったようです。

「よかったね。ちょっと早いけど」と答えると、

「中は見てないから。プレゼントの包みだけ」と言いながら、校門へ入って行きました。

　実は、彼のこと……知りません。(^^;)

　毎朝、二百人くらいの子どもたちと挨拶を交わすけれど、反応は様々。

「おはようございます」と声を掛けても何も言わずに通っていく子もいれば、挨拶しながら通り過ぎる子、こちらを見て「おはようございます」と頭を下げる子もいます。

　挨拶してくれる子は名前を知らなくても顔は覚えてるけれど、黙って通る子は分からないことも多くて。

　三、四年生らしい彼のことも覚えてなかった、ということは今まで挨拶してなかったはず。それなのに声を掛けてきたというのは、よほどうれしかったんだろうな。

　せっかくだから、明日からは挨拶もして欲しいけど。（笑）

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