10月10日 イマドキの中学生
「おかえりーっ!」
外出先から事務所へ帰ると、元気な女の子の声が迎えてくれた。
ユウキちゃんだ。
「今日はたくさん来たよ」と言いながら、両手でハイタッチしてくる。
外に自転車が停まっていたから遊びに来ているのは分かっていたけれど――数えたら全員で八人かぁ。
この日は短縮の四時間で部活も無しになったので、大挙して遊びに来たらしい。
女子が二人いるとは言え、さすがに中学生が八人ともなると人口密度が高く感じる。
この状況で仕事をする気にもならないので(笑)、ネットを見ながら、みんなが遊んでいるのを眺めていた。
遊ぶと言っても各々がDSやら、スイッチやら、PSやら、PCやら、スマホやらでゲームをしている。
同時プレイをしていることもあるけれど、今日は一人プレイのみのようだ。
それなら、みんなで遊ばなくたって……と思うけれど、スピーカーから聞こえてくるボカロに合わせてみんなで歌ったり、ゲームをしながら会話もする。
その内、王様ゲームや人狼ゲームまで始めたけれど、各自のゲームも継続。
これがイマドキの中学生の遊び方かぁっ!(古いな)ってな感じでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます